2023/07/28更新
スライスしないドライバー、スライスを減らせるドライバーの紹介です。スライスが減れば、ボールが曲がらないので飛距離アップできますし、OBの回数も減るので、スコアが良くなります。
ドローバイアスとは
ドローバイアスとは、ネック軸近くにウェイトなどを配置して、ゴルフクラブのヘッド(フェース面)が、インパクトで閉じるような動きをする構造のことです。ドローバイアスが入ってることで、多くのゴルファーの悩みであるスライスを減らすことができますし、ボールが捕まるので、フェースの反発力を活かして飛ばせるようになります。
スライスしないドライバーが人気
真っ直ぐ飛ぶドライバー、捉まり重視のドライバーが増えてきたように感じます。やっぱり、ぶっ飛び系のドライバーよりも、直進性の高いドライバーの方が、実際のラウンドでは、安心感をもたらしてくれますし、平均飛距離アップにもつながると思います。
低重心、低スピン、フェース面の反発の強さ、バルジとロールを最適化などの様々な工夫が取り入れられたきましたが、今年は捉まり重視のモデルが目立っているように感じます。ぶっちゃけ、デカヘッドのドライバーの場合は、自然と重心距離が長くなりますから、インパクト瞬間にフェースが開くような挙動となってしまうことが殆どです。すると、スライス回転が発するということになります。
安定したティーショットを求めているゴルファーにとっては、スライス回転は天敵です。スライスしないドライバー、曲がらないドライバーを使うことで、安定したティーショットが望めます。
ドローボールが打てるドライバー
もともと、従来のドライバーでストレートボールか少しフック系の弾道が打てる人が、捉まりやすいドライバーを使うことで、簡単にドローが打てるようになります。重心角・重心アングルが大きいドライバーは、誰が打ってもスライスを減らすことができますし、ドローが打ちやすいドライバーです。
ボールがつかまるドライバー
最近のドライバーは、フェース面の反発力が高くなっています。フェース面の反発力を最大限に活かすためには、捉まったボールを打つことが必要となります。フェース面にボールを乗せて、飛球線方向に向けて弾き飛ばすことが必要となります。捉まりが悪くて、フェース面上で滑ってしまいスライスが出る場合には、フェース面の反発力を活かすことができます。
どんなにフェース面の反発力が高くても、捉まったボールが打てなければ意味がありません。
捉まるドライバーでスライスを減らす
捉まるドライバーを使うことで、スライスを減らすことができます。スライスが減るということは、OBを減らすことにもつながり、スコアをまとめやすくなります。また、スライスを減らして、直進性の高いボールを打つことで、飛距離アップすることもできます。ティーショットというのは、そのホールの第一打目です。第一打目からミスショットしていては、スコアをまとめられません。安定したティーショットが打てるドライバーを使うことが大切です。
安定したティーショットでベストスコアを目指す
ティーショットというのは、そのホールの第一打目となります。ですから、ティーショットでOBしてしまうと、はじめからスコアを崩してしまうことになります。また、一度でもOBしてしまうと、メンタル的なダメージが強くて、ミスショットしてしまったというのを引きずってしまって、OBを連発してしまうこともあります。ティーショットは、とても重要です。パター、アプローチも大切ですが、安定したティーショットは大切です。安定したティーショットを実現するには、捉まりの良いスライスしないドライバーを使うと良いです。
スライスしないドライバーの打ち方
スライスしないドライバーの打ち方は、従来のドライバーの打ち方と同じです。特別、打ち方を変える必要はありません。ただし、スライスしないドライバーの場合、捉まりが良くなっているので、いつも通りに打ってもボールが左方向に飛ぶ場合があります。その場合は、アーリーリリースで打つ方法を試すと良いです。
PING G430 HL SFT ドライバー
PINGのHLシリーズのSFTドライバーです。従来のモデルよりも軽量に作られてますし、少しシャフトが長くなってますのでヘッドスピードが速くなって飛距離アップできます。ヘッドはボールの捕まりが良いSFTでスライス知らずで直性が高くなって飛ばせます。
装着シャフトもFUJIKURA SPEEDER NX 45という40グラム台のシャフトが用意されてますし、30グラム台のシャフトもあります。
PING G430 SFT ドライバー
PINGのドローバイアスの入ったモデルです。かなりヘッドが返りやすくなっており、誰が打ってもフック系のボールが打てます。併せて、高弾道が打ちやすくなってますので、ハイドローが打てます。実際に打ちましたが、スライスが全く打てないくらいにボールが捕まりますので、誰が打ってもフック系のボール、ドローボールが打てます。
但し、フックボールばかりだと、フック系の球筋のコントロールが難しくなってくる可能性があります。
少しフェースが開いてインパクトしても、ストレートボールが打てるくらいにボールが捕まります。スイングでボールを捕まえられる人は、フックしか打てないというくらいにボールが捕まってくれます。スライスを減らすことができるので、ドライバーショットに不安を持ってる人にお勧めできます!
PING G430 HL SFT ドライバーもドローバイアスが入っており軽量で振りやすくてお勧めです!
テーラーメイド ステルス2 HD ドライバー
セール価格で安くなってます!
テーラーメイド 2023年モデル ドローバイアスの入ったドライバーです。前作のステルス HD ドライバーよりもボールが上がりやすくなりました。クラブ全体が少し軽くなりましたので、速く振れるようになりました、バックスピン量も減りました。しっかりとボールが捕まるし、高弾道が打ちやすくなってます。ドローバイアスが入ってるといっても左に巻くようなボールはあまり出ません。
テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
過去モデルから人気の高いグローレシリーズの最新モデルです。やっぱりボールが捕まりやすくて、スライスを減らすことができます。
テーラーメイド ステルス HD ドライバー
テーラーメイドのハイドロー(HD)が打てるドライバーです。
他モデルよりは、ヘッド内部のウェイト位置がヒール寄りになっており、明らかに重心距離が短いドローバイアスが入ったモデルです。
また、重心深度が深くなっており、ヘッドスピードが遅いゴルファーが打っても高弾道が打てる設計となってます。明らかに高弾道でフック系の球筋が打てるドライバーです。ネーミング通りハイドローが打てます。
タイトリスト TSi1 ドライバー
タイトリストのドライバーの中でも、かなりドローバイアスが入ってるモデルです。スライスが多い人でも、スライスが減らせるくらいにヘッドが返って、ボールを捕まえてくれます。ボールを捕まえることで、フォース面の反発力を活かすことができますし、ボール初速アップ、飛距離アップにつながります。
オノフ AKA ドライバー 2022年モデル
グローブライド ONOFF(オノフ)の新しいモデルです。とても洗練されたヘッド・デザインとなっており、ビジュアル的に映える綺麗なヘッドです。標準でヒール側に6グラム、ヘッド後方に2グラムのウェイトが取り付けられており、重心距離が短くなっており、ドローバイアスが入ったドライバーです。自然とヘッドが返ってくれるのでボールが捕まるし、スライスを減らせます。
ブリヂストン B3 DD ドライバー
ブリヂストンのドローバイアスの入ったドライバーです。前作以上にカーボン素材を多く使用しており、ヘッドが軽量化されて余剰重量を活かしてヒール加重となるウェイトを配置してます。これにより重心角(重心アングル)が大きく入ってヘッドローテーションしやすい、ボールが捕まるドライバーとなりました。
ブリヂストン B2 ドライバー
ブリヂストンのドローバイアスの入ったドライバーです。捕まり過ぎずに、適度なヘッドローテーションでスライスを減らして飛ばせるドライバーです。
ミズノゴルフ ST-X ドライバー
前作 ST200Xドライバ―よりもボールの捕まりが抑えられてると言われてますが、それでもボールが捕まりやすくなってます。とても、スライスし難いドライバーです。
テーラーメイド Mグローレ ドライバー
SIMグローレドライバ―よりもボールが捕まる感じてますので、引き続き紹介します。
2018年に発売されたドライバーですが、今でもやっぱりスライスしないドライバーということで人気があります。新品でも価格が安くなってますので、お勧めです。標準装着シャフトが、かなりソフトスペックでバックスピン量が増えやすいかもしれませんが、スライスは減らせます。
ヘッドスピードが遅いゴルファーでも、捉まって、ドローが打てるドライバーです。簡単に言ってしまえば、スライスが打てません。それくらいに、捉まりが良いです。スライスに悩んでいる人は、いちど試してみると良いです。
シャフトフレックスSでもクラブ総重量が280グラムくらいとなっており、軽量で振りやすいドライバーとなっています。非力なゴルファーでも、速く振ることができます。
リョーマゴルフ MAXIMA Ⅱ TYPE-D ドライバー
リョーマゴルフ フラッグシップモデルのドライバーです。低スピン+ドローバイアスで、ボールを捕まえてスライス回転を減らして飛ばせます。専用シャフトにより、ヘッド性能を引き出してくれます。重心角(重心アングル)は、公表されてませんが、かなりボールが捕まる設計となってます。
リョーマゴルフといえば、高反発モデルのイメージが強いですが、SLEルール適合モデルでも飛び性能の高いドライバーを開発してます。
ミズノ ST200X ドライバー
地味なイメージがありますが、かなりボールが捕まりますし、低スピンで、弾きの良いドライバーです。意図的にロフトを立てて、ボールを捕まえようとすると、低スピンの影響で弾道が低くなりがちなので、注意が必要です。それでも、ミズノの歴代ドライバーの中でも、かなり強いドローバイアスが入ったドライバーと言えます。
テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー USモデル
日本未発売のD-TYPEドライバーは、従来のM2ドライバーに比べて、重心角(重心アングル)が大きくなっており、ヒール側にウェイトが配置されていますので、ヘッドローテーションがしやすくて、捉まったボールが打てるドライバーです。
2017年モデルなので、既に中古でしか入手ができません。また、USモデルに装着されるシャフトは硬くて重くて、それはまるでフレックスエックスに近いシャフトです。
中古で入手するときには装着されているシャフトに留意されると良いです。
テーラーメイド M4 D-TYPE ドライバー USモデル
M4ドライバーのD-TYPEです。ウェイト位置がネック軸近くに移動しており、ネック軸周り慣性を高めて、ヘッドが返りやすくなっているモデルです。スライスを減らして、直進性を高めるだけでも、飛距離アップすることができます。ストレートに打つことの大切を再認識できるドライバーです。純正装着されているシャフトが硬くて重いので注意して下さい。
もともと叩ける人、ヘッドスピードが速い人、右腕を押し込んでいくタイプの人は、チーピンが出やすくなるかもしれません。打ってみると、意外とボールが左方向に飛び出しやすい感じがするかもしれません。
テーラーメイド グローレ F2 ドライバー
とにかく、捉まります。スライスを減らすことができる程に捉まります。重心角が大きく入ってますし、ライ角が60度となっており、アップライトです。完全に捉まり重視のドライバーです。頑固なスライスをやっつけてくれる、スライスバスターなドライバーです。スピードポケット(ソールの溝)によりフェースの弾きも良くなっています。今まで、スライスで悩んでいた人は、真っ直ぐ飛ばせる確率が高くなり、それだけで平均飛距離アップを実感するはずです。
グローレF2ドライバーは、今現在使っているドライバーです。2016年に発売されたドライバーですが、捉まるし、弾くし、飛ばせるドライバーです。Mグローレドライバーが発売されるにあたって、価格が安くなっているので、オススメです。
プロギア RS5 ドライバー
2020年 プロギアの最新モデルです。重心角(重心アングル)が大きく入っており、かなりボールがつかまりやすくなってます。ヘッド形状もシャローとなており、深重心で高弾道が打ちやすく、ヘッドの直進性も良くなってます。
実際に試打した感触としては、カスタムシャフト Speeder EVOLUTION Ⅵ を装着したモデルが好感触でした。シャフトが撓り過ぎないし、ヘッドはドローバイアスが入って捕まるので、極端な挙動が抑えられて、強く叩いて飛ばせます。
長さ45.75インチのRS5+ドライバーもボールがつかまります。
プロギア RS5シリーズのドライバー試打