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インパクトで止めてヘッドスピードを速くするコツ(2重振り子)

2023/03/31 更新
ヘッドスピードを速くするには、様々な方法があります。ゴルフトレーニング、筋トレすることも大切です。が、瞬間的にスイングを止めると慣性の法則が働いて、クラブヘッドが加速して、ヘッドスピードが速くなります。そのコツを紹介します。最近では、2重振り子としてYouTubeなどで紹介されてることが多いです。

 

インパクトで止めてヘッドスピードを速くするコツ

ゴルフスイングを途中で止めることはできません。インパクトで止めるというのは、慣性の法則を利用するという意味です。手元を減速させようとすることで手首のコックとヒンジをリリースさせることができ、ヘッドだけが走ってくれて加速してくれます。それがヘッドスピードとなります。

慣性の法則

慣性の法則を説明すると、等速直線運動のことも説明する必要性がありますのが、まず先に結論から、慣性の法則を利用してヘッドスピードを速くするコツから紹介しますので、参考にしてください。

左脚を踏ん張る・左脚で地面を蹴る

簡単に説明をすると、ダウンスイングからインパクトにかけて、左脚を踏ん張る・左脚で地面を蹴るという動作を入れることです。ダウンスイングでは右脚で蹴りながら、体重移動をしつつ、左脚で踏ん張る・左脚で蹴るという動作を入れると、スイングが瞬間的に止められます。急ブレーキをかけるイメージです。すると、ゴルフクラブと腕が加速して、ヘッドスピードが速くなります。決して腕で振るワケではありません。下半身を使う、脚を使うという意味にもシンクロしてきます。

上図のスイングは、ブルックス・ケプカのスイングです。

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急ブレーキをかけると、どうしてヘッドスピードが速くなるのか?

腕とゴルフクラブが下りてくる速さ、身体の捻じれ戻りは、同じ速度で動き出します。が、左脚を踏ん張るって急ブレーキをかけると、自分の身体(腕の動き・身体の捻じれ戻り)を止めることはできますが、ゴルフクラブは止められません。止められないどころか、飛球線に向けてさらに加速してます。それが、慣性の法則であり、等速直線運動だからです。この辺りは、下の項目で詳しく解説します。

変な打ち方だな、変わったスイングだなと思っても、強いインパクトで飛ばせるゴルファーは多いです。トップスイングまでは個性的な動きをしていても、実はゴルフクラブを加速させることが上手なゴルファーだったりもします。だから、飛ばせます。

左脚を踏ん張る・左脚で地面を蹴るという動作を入れることで、左の壁を作ることができますので、身体が飛球線方向にスウェーして、スイングエネルギーが逃げるのを防ぐことができます。

イメージが大切

イメージとしては、インパクトに向けて腕とゴルフクラブが回旋しながら下りてくる、身体は捻じれ戻ってくるところを左脚を踏ん張る・左脚で地面を蹴ることで動きを止めます。動きを止めるというのは、スイングを途中で止めるワケではありません。飛球線方向に向けてスイングエネルギーを出力するので、身体が流れないように止めるけど、急ブレーキをかけたので、ゴルフクラブだけが加速するというイメージです。

腕を速く振るのがヘッドスピードではありません。ゴルフクラブ(クラブヘッド)が加速してこそヘッドスピードです。

2重振り子の動作

インパクトに向けて手元を減速させると、クラブヘッドだけが加速して、手元を追い越していきます。最近、YouTubeでよく紹介されてる2重振り子の動作となります。クラブヘッドを加速させることが大切であり、手元を速く振る必要はありません。インパクトでは、ゴルフボールを打って飛ばすには、手元を減速させて、ヒンジを使って右手で平手打ちするかのようにクラブヘッドを加速させることが必要となります。

 

慣れてきたら右脚のキックも使う

右脚のキックというのは、右脚の蹴りを活かして、ダウンスイングを始動するという意味です。右脚のキックを使って、左脚で踏ん張って止められると、強烈な慣性を作り出すことができるので、ゴルフクラブが加速して、ヘッドスピードが速くなります。

ゴルフクラブと引っ張り合う

もうひとつ慣れてきたら取りれると良いこととしては、ゴルフクラブが加速したインパクト前後では、ゴルフクラブの重さを強く感じます。ゴルフクラブに勢いがありますので、引っ張られるのを感じるはずです。その瞬間、自分とゴルフクラブと引っ張り合う、釣り合うようにすると今以上に強いインパクトで打つことができるようになります。

ゴルフスイングでパワーを出せるのは、押す力ではなくて、引く力です。

 

こんなゴルファーにオススメです

慣性の法則を活かして、左脚を踏ん張る・左脚で地面を蹴るという動作を入れた方が良いゴルファーは、以下の通りです。

  • ヘッドスピードが遅いゴルファー
  • ダフリやトップが多いゴルファー
  • 当たり損ないが多いゴルファー
  • クラブが加速しないゴルファー
  • スウェーするゴルファー

左脚を踏ん張る・左脚で地面を蹴ることで飛球線方向へのスウェーを予防することができますし、スイング軸を安定させることができますので、様々なスイングエラーに対処できます。そして、強いインパクで打てるようになります。というよりも、左脚で踏ん張って止める(左の壁を作る)のは、ゴルフスイングの基礎(基本)と言えます。

アプローチショットにも有効的です。

 

慣性の法則とは

慣性の法則とは、動いてる物体は力を加えない限りは、今の速度で動き続けるという物理の基礎となります。もう少し詳しく説明すると、電車に乗って走ると、電車に乗ってる人も同じ速度で移動します。

電車が急ブレーキで止まろうとすると、電車に乗ってる人は、等速直線運動が働いて、今までのスピードで進もうとします。この法則がゴルフスイングにも活かすことができます。というか、ゴルフスイングとゴルフクラブの関係自体がそのような法則で成り立ってます。

慣性の法則とゴルフスイングは、関係無さそうに思いますが、かなり深い関係にあります。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
読むゴルフを目指してブログを書いています。