ヘッドスピード36m/sで飛ぶドライバー
2024/01/24 更新
ヘッドスピード 36m/s ~ 38m/s くらいでも飛ばせるドライバーの紹介です。最近は、重心角を大きくして、捉まりを向上させながら、フェース面の反発力を活かして飛ばせるドライバーが増えてきました。捉まらなければフェースの反発力を活かせないからです。軽量ドライバーの紹介は、軽量ゴルフドライバーのメリットを読んでみて下さい。
ヘッドスピード36m/s で打った時の飛距離
ヘッドスピード36m/sくらいのゴルファーが求める飛距離としては、190~210ヤードくらいです。200ヤード以上は飛ばせるようになると良いです。最近のドライバーは、フェース面の反発力が高くなってますし、シャフトも長目となっているので、飛距離アップしやすいです。ヘッドスピードが遅くても、飛距離アップを諦めずに頑張りましょう。
ヘッドスピード36m/s 飛距離計算
ヘッドスピード36m/sのゴルファーがドライバーショット時の飛距離を計算すると以下のようになります。キャリーとランを含めた飛距離を求めたいと思いますので、係数5.5を利用します。
ヘッドスピード36m/s × 係数5.5 = 198ヤード
ヘッドスピード36m/sのゴルファーのドライバー飛距離は、198ヤードとなります。当たらずとも遠からずな感じではないでしょうか? そこに少しでもスライスが入ってしまうと、飛距離は約180ヤードくらいになってしまうことも多いです。これが現実でしょう。
ヘッドスピード35m/s~38m/sに合うドライバー
ヘッドスピードが38m/s以下のゴルファーの場合は、クラブ総重量が軽いドライバーを選ぶことが大切です。クラブ総重量が軽いということは、シャフトも軽量となっており、45グラム前後のシャフトが装着されているドライバーが多いです。
ヘッドスピード35m/s~38m/sのゴルファーが飛ばせるのは、クラブ総重量が軽くて、捉まりが良くて、弾きの良いドライバーです。アスリート向けドライバーよりは、アベレージ向けドライバーに分類されるモデルがオススメです。アベレージ向けドライバーの方が優しく打てますし、簡単に高弾道が打てます。ゴルフコースでもナイスショットの確率が高くなります。
ヘッドスピード35m/s~38m/sに合うドライバーの特長は以下の通りとなります。
クラブ総重量 | 270~280グラム前後 |
シャフト重さ | 45~48グラム前後 |
シャフトのトルク | 4.5~5.5 |
スイングバランス | D1~D3 |
捉まり | 重心角が大きい方が良い 捉まり重視がオススメ |
弾きの良さ | 打点がズレても弾くモデルが良い 弾きの良いフェースがオススメ |
シャフトは長い方が有利
ドライバーのシャフトは長い方がヘッドスピードを速くできるので有利です。ヘッドスピードが遅いゴルファーが飛ばせるのは、46インチなどの長尺ドライバーです。大きく、ゆったりと、振っていくことで、ヘッドを走らせて強いインパクトで打つことができます。
フェースの反発力で飛ばせるドライバー
最近のドライバーの殆どはルール適合内でフェースの反発力を高くしていますし、打点がズレても強い反発力で飛ばすことができます。反発が高いということは、ボール初速が速くなるということであり、飛距離アップに繋がる重要な要素です。
低スピンで打てる
低スピンで打てることも重要ですが、あまりにも低スピンな場合、ボールが上がらなくなってしまって、ドロップボールになってしまうこともありますので、注意してください。
テーラーメイド Qi10 MAX ドライバー
テーラーメイド 2024年最新モデルです!
慣性モーメントの高いヘッドによりスイートエリアを外してインパクトしてもヘッドがブレ難く、打ち出されるボールもバラ付きが抑えられる優しく打てるドライバーです。ヘッドが大きくて重心深度が深いのでインパクトに向けてヘッドがスクエアに戻りやすいのでスイングが不安定な人、ヘッドスピードが遅くてスイング軌道が安定しない人に向いてます。
Diamana BLUE TM50
フレックス | S | SR | R |
シャフト重さ | 58 | 56 | 54 |
トルク | 4.3 | 4.6 | 4.9 |
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テーラーメイド ステルス HD ドライバー
ステルス ドライバーを紹介しましたが、ステルス HD ドライバーの方がボールが捕まるし、スピン少な目の高弾道が打ちやすかったので、紹介リストに追加します。2022年モデルなので値段も安くなってますし、かなりお勧めです。2022年モデルとなりますが飛び性能は衰えてません。カーボンフェースはやっぱり弾きが良いですし、ヘッドが軽くなってるので振りやすさもあります。
ロフト角は10.5度の方が良いかと思います。けっこうスピン少な目なのでドロップしてしまってボールに揚力を与えられない可能性もあります。
TENSEI RED TM50 シャフト
標準装着シャフトです。けっこう重さもしっかりとありますが、トルクは大きいです。
フレックス | S | SR | R |
シャフト重さ | 57 | 55 | 52 |
トルク | 4.3 | 4.7 | 5.0 |
テーラーメイド ステルス HD ドライバー 購入
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テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
ヘッドもフェースもカーボン素材を多く使用しており、想像以上に軽量なヘッドとなってます。標準装着シャフトはややソフトスペックな感がありますが、しっかりと撓り戻りを活かせます。基本的にかなりスピン量が少ないボールが打てますし、カーボンフェースだからなのかミート率が高くなり、ボールスピードが速くなります。結果的には飛距離アップします。ヘッドスピード 35m/sくらいの人でも打てるかと思いますので、パワーのある女性ゴルファーでも十分に扱えるドライバーです。
実際に私が試打しましたが、1発打ってみて飛ばせてることを実感しました。打ち方というよりはドライバーの進化、テクノロジーの進化が大きく影響してるのだろうと
思います。
FUJIKURA SPEEDER NX for TM シャフト
シャフトは軽量で長さは46インチです。フレックスのシャフトを装着したとしても総重量が278グラムとなっており、超軽量ドライバーと言えます。
フレックス | S | SR | R |
総重量 | 278 | 275 | 272 |
シャフト重さ | 48 | 45 | 43 |
トルク | 6.7 | 7.0 | 7.2 |
テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー 購入
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PING G430 HL SFT ドライバー
PING G430 HL SFT ドライバーを実際に打たせて貰いましたが、本当に飛距離アップできます。PINGの軽量ドライバーです。全てにおいて軽量化が図られており、ストレスなく振り抜けるドライバーです。シャフトに関しては、FUJIKURA SPEEDER NX 35(38グラム)、FUJIKURA SPEEDER NX 45(45グラム)が用意されてます。
シャフト長さが46インチとなってますが、ヘッドが効き過ぎて振り難いということがありませんし、46インチだからこそヘッドスピードが速くなります。また、かなりの高弾道が打てますので、弾道高さとスピード(速く振る)で飛距離アップできるドライバーです。
FUJIKURA SPEEDER NX 35
- 先調子
- ワンフレックス
シャフト重さ | トルク | 総重量 | バランス |
38グラム | 6.3 | 268 | D0 |
FUJIKURA SPEEDER NX 45
- 先中調子
- ワンフレックス
シャフト重さ | トルク | 総重量 | バランス |
46グラム | 6.3 | 274 | D1 |
PING G430 SFT ドライバー
HLという軽量ドライバーもありますが、一般的な男性の場合は、こちらの PING G430 SFT ドライバーの方が良いです。ヘッドスピード36~38m/sくらいの人でもボールを捕まえられる設計となってます。ウェイト位置がドローポジションとなってますので、スイングでボールを捕まえられない人、インサイドから打てない人でもボールを捕まえてストレートボールが打ちやすくなります。スライスを減らすだけでも平均飛距離アップが目指せます。
標準装着シャフトは、ALTA J CB BLACKとなりますが長さが45.75インチ、フレックスSで58グラムありますので、しっかりとしたシャフトです。やや長くて重さを感じるかもしれませんので、PING TOUR 2.0 CHROME 65 フレックスRがお勧めです。
PING TOUR 2.0 CHROME 65 スペック
長さ:45.25インチ
キックポイント:中調子
フレックス | R |
シャフト重さ | 55 |
トルク | 4.4 |
タイトリスト TSi1 ドライバー
実際に打ってみましたが、ヘッドスピードが遅いゴルファーが飛距離アップできるドライバーだと思いました。ボールは捕まるし、フック系のボールが打てるし、低スピンで高弾道が打てます。キャリーもランも出しやすいドライバーです。タイトリスト VG3 ドライバーの後継モデルと考えると判りやすいかと思います。
タイトリスト TSi1 ドライバー 試打
ネリー・コルダが使ってることでも注目を浴びてるドライバーです。
タイトリストの軽量ドライバーです。標準装着シャフトのフレックスSでも、クラブ総重量が273グラムです。ドローバイアスが入っており、ボールの捕まりが良くなってますし、フェースの弾きも良いです。ヘッドスピードが遅くても、優しく高弾道が打てます。長さ45.75インチですがヘッドが軽量なので、バランスが軽くなっており D2.0となってます。無駄にヘッドが効いてないので振りやすいです。
オリジナルシャフトとヘッドの相性が良くて、インパクトにかけてヘッドが返ってくれますし、ボールを捕まえて、強いインパクトでボールを弾き飛ばしてくれます。
ヘッドスピードが遅いゴルファー、スライスが多いゴルファーに向いてるドライバーです。
標準装着シャフト TSP013 45
フレックスS | 273グラム |
フレックスSR | 271グラム |
フレックスR | 269グラム |
長さ | 45.75インチ |
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タイトリスト TSi1 ドライバー 試打
ゼクシオ エックス ドライバー
注目すべき点としては、ゼクシオ初のアジャスタブルホーゼル、シャフトの着脱が可能なモデルです。ヘッド後方にアクティブウィングという空力をコントロールするための小さな突起(ウィング)が取り付けられており、ダウンスイングでのヘッドの動きを安定させて、無駄な動きを抑えることで、打点が安定して、毎回同じ打点でインパクトできるという設計となってます。
ぶっ飛び系ではありませんが、安定したティーショットで平均飛距離アップが狙えます。
今現在はアウトレット価格で販売されてます。新品だけど型落ちとなり値段が安くなってますので、コスパ良いです!
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リョーマゴルフ マキシマⅡ TYPE-D ドライバー
リョーマゴルフのマキシマⅡ TYPE-Dドライバーのシャフトが、BEYOND POWERⅡ装着モデルは、軽量ドライバーとなります。かなりスピン量が少ないボールが打てます。リョーマゴルフ独特の棒球でキャリーを出すことができます。ただ、純正シャフトに装着されてるグリップがやや細くて握り難いのが難点です。
シャフトのフレックスはワンフレックスで∞となってます。対象ヘッドスピードは、32~42m/sとなってます。
長さが46インチなので、長くて振り難さを感じることもあるかもしれませんので、注意してください。
装着シャフト BEYOND POWER Ⅱ
- ロフト角:10.5度(11.5度)
- フレックス∞:クラブ総重量272グラム / C9
- 長さ:46インチ
テーラーメイド SIM2 MAX-D ドライバー
テーラーメイドのドローバイアスの入ったドライバーです。以前からD-TYPEのドライバーはありましたが、SIM2 MAX-D になってからは、かなりボールが捕まりやすくなり、多くのゴルファーが扱える優しく打てるドライバーとなりました。
やはりスライスが減らせることと、直進性が高くなったことでティーショットのミスが減らせます。
テーラーメイド SIMグローレ ドライバー
前作のMグローレ ドライバーよりも、シャフトが軽いので、クラブ総重量も軽くなっており、ヘッドスピードが遅くてパワーの無いゴルファーでも十分に扱えます。フェース面には、ZATEC(ゼイテック)という軽くて強いチタンを使用しており、かなり弾きが良くなっており、ヘッドスピードが遅くてもボールスピードを速くすることができます。飛距離性能は、かなり期待できるドライバーです。
標準装着シャフト Air Speeder TM
- フレックスS:278グラム
- フレックスSR:275グラム
- フレックスR:272グラム
- 長さ:46インチグラム
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テーラーメイド Mグローレ ドライバー
やっぱり、ダントツにつかまって飛ばせるのは、Mグローレドライバーだと思います。少し軽すぎる感じはありますが。Mシリーズのツイストフェースとハンマーヘッドを取り入れたグローレです。今までのグローレとは、全く別のグローレにアップグレードされました。クラブ総重量が軽くて、捉まりが良くて、飛ばせるドライバーです。
最近、実際にゴルフコースで使ってみて飛ばせたのが、テーラーメイドMグローレドライバーです。ドローバイアスが強く入っているので、自然とヘッドローテーションしてくれてスライスを減らせます。そして、高弾道が打ちやすいです。ゴルファーが打ちたいと思っている、憧れのハイドローが打てるドライバーです。ドロー回転が掛かっているとランも出るので、自分が思っているよりも飛距離が出てることが多いドライバーです。つまり、平均飛距離アップできるドライバーです。
プロギア RS5+ ドライバー
RS5シリーズのヘッドは3種類ありますが、RS5+は、クラブ長さが長目となっており、やや軽く作られてます。
装着シャフト Speeder Evolution for PRGR
- ロフト角:10.5度、11.5度
- フレックスSR:クラブ総重量294グラム / D1
- フレックスR:クラブ総重量289グラム / D.5
- 長さ:45.75インチ
プロギア RS5シリーズのドライバー試打
タイトリスト TS1 ドライバー
クラブ総重量270グラム台という軽量ドライバーに仕上がっており、ヘッドスピードが遅いゴルファーでも勢いよく振れるし、タイトリスト独自のスピードシャーシによりボールスピードを速くすることができます。結果的に飛距離アップが望めるドライバーです。
プロギア RS RED ドライバー
2019年4月発売予定のプロギアの最新モデルのドライバーです。46インチという長尺でありながら、重心角31.5度という捕まり重視のドローバイアスが入ったドライバーです。純正装着シャフトのフレックスSでもクラブ総重量が280グラム以下という軽量となっており、かなり振りやすいです。そして、プロギアお馴染みのフェースの反発性能により、かなり安定して飛ばせるドライバーとなっています。
試打動画もありますので、参考にして下さい。
テーラーメイド グローレ F2 ドライバー
Mグローレが発売されるということもあり、価格が安くなってるグローレF2ドライバーもオススメです。全体的にバランスの良いドライバーです。スピードポケットというソールの溝により、弾きが良くなっています。また、重心角(重心アングル)が大きく入っていますので、捉まりが良くて、スライスを減らすことができます。
スイートエリアが拡大されており、フェース面のどこで打っても、強い弾きで飛ばせます。スイングが安定しない人、ヘッドスピードが遅い人にピッタリなドライバーです。
ヘッドが洋ナシ形状となっており、やや小ぶりに見えますので、少し難しさを感じるかもしれません。ですが、フェースの弾き、振りやすさはとても良いです。
テーラーメイド グローレ ドライバー比較
ルーツゴルフ Suiドライバー
ルーツゴルフは、京都の地クラブメーカーです。チタンよりも強くて高度なスーパーアーメットという特殊な素材をフェース面に使用しています。フェースにボールが乗る感触と強く弾く感覚が融合したドライバーです。非力なゴルファーでも飛ばせる設計となっています。
一般的に市販されているドライバーとは、一線を画する弾きの良さを感じることができます。
ドライバーだけではなく、アイアンもあります。どちらも、簡単に高弾道が打てます。
ルーツゴルフ Suiドライバー&アイアン