飛ぶドライバー ランキング 2024年
飛ぶドライバーとは、ヘッドスピードが遅くても、フェース面の反発力により、ボールスピード(ボール初速)を速くして、平均飛距離アップできるドライバーこそが、飛ぶドライバーです。ヘッドスピードの遅いゴルファーが、自分の最高飛距離を超える飛ぶドライバーの紹介です。ヘッドスピード36m/s~40m/sくらいで飛距離アップできる飛ぶドライバーを紹介してます。
飛ぶドライバーとは
飛ぶドライバーとは、ヘッドスピードが遅くても、フェース面の反発力により、ボールスピード(ボール初速)を速くして、平均飛距離アップできるドライバーこそが、飛ぶドライバーです。
特徴としては、(1)ヘッドスピードが遅い+(2)当たりが悪い+(3)曲がる=(A)飛ばない という問題を解消できるのが飛ぶドライバーです。シャフトスペック、フレックスとロフト角の選択、重心角(重心アングル)の選択が間違ってなければ、ヘッドスピードが遅いゴルファーでも、プラス10~15ヤードは飛ばせます。
特に、重心角(重心アングル)が大きいドライバーは、ボールの捕まりが良くて、フェース面の反発力を使って、飛ばせます。
一般的な体力のゴルファーが打って飛ぶドライバー
一般的な体力のゴルファーが打って飛ぶドライバーとしては、以下の数値に当て嵌まるパフォーマンスが出せれば飛ぶドライバーだと言えます。つまり、パワーが無くても、ヘッドスピードが遅くても、それなりのドライビングパフォーマンスが発揮できるドライバーこそが、飛ぶドライバーだと言えます。
下の表からは、ヘッドスピード38m/sくらいのゴルファーは、概ねボールスピード(ボール初速)が58m/s前後くらいでキャリー195ヤードくらいは飛ばせるということになります。
ヘッドスピード | ボールスピード(初速) | キャリー | トータル飛距離 |
40m/s | 60m/s | 210 | 240 |
38m/s | 57m/s | 195 | 228 |
36m/s | 54m/s | 180 | 216 |
飛ぶドライバーの多くは、ミスヒットして打点がズレてもボールスピード(ボール初速)が出せますし、それなりの飛距離で飛ばせます。
ヘッドスピード36~40m/sくらいで飛ぶドライバー
常に考えてるのは、ヘッドスピード36~40m/sくらいで1番飛ぶドライバーです。よくありがちな、ヘッドスピードが速いゴルファー、プロゴルファーが打ってみて飛ぶのは、あまり意味が無いと考えてます。もともと体力があってヘッドスピードが速いゴルファーや、プロゴルファーが打てば、どんなドライバーでも飛ばせますから。ヘッドスピード45~48m/sくらいの人が試打して、「飛ぶ!ドライバー!」は、飛ぶに決まってます笑
普通の一般的な体力のサラリーマンゴルファー、ヘッドスピード36~40m/sくらいで飛ばせてこそ、本当の飛ぶドライバーであると考えてます。飛ばすためには、ドライバーヘッドの構造だけではなく、シャフトの特性なども加味した、飛ぶドライバー選びが必要です。
ボールがドロップしてしまうギリギリのバックスピン量(2000~2400回転)で、高い打ち出し角度で打てれば、棒球でキャリーが出せますし、ボールがランディングしてからもランが出るので、トータル飛距離が伸びます。この様に、パワーで飛ばすのではなくて、ドライバーヘッドの性能、構造を活かして飛距離アップすることを考えると良いです。
2024年 飛ぶドライバーの特徴
2024年のトレンドは慣性モーメントです。高慣性で打点がズレてもヘッドがブレ難いドライバーが人気です。
低重心+低スピンは、当たり前となりつつあります。また、フェース面の反発力に関しても、使用する素材を工夫しながら、かなり反発力が高くなってます。併せて、空気抵抗が減らせるヘッド形状となってる飛ぶドライバーが増えてます。総じて、ボールスピード(ボール初速)を速くするための工夫やテクノロジーが取り入れられてます。
明らかにヘッドスピードが遅いゴルファーが打っても、ボールスピード(ボール初速)が速くなり、低スピンで高弾道が打てる設計になってるドライバーが増えてます。
ボールスピード(ボール初速)に関して
最近の飛ぶドライバーは、フェース面に使用する素材に関しても工夫してます。反発力の高い素材や高反発モデルに使用した素材などを使用しており、今まで以上に弾きの良いドライバーとなっており、ボールスピード(ボール初速)を高めて飛距離アップが狙えます。
ドローバイアスの有用性
また、ドローバイアスが入ったドライバーが増えており、ボールをつかまえてフック系の球筋が打てるようになってます。フェース面で滑ってスライスボールばかり打ってる状態では、フェース面の反発力が活かせませんし、ミート率が下がります。ドローバイアスを入れることで、ボールを捕まえて、フェース面の反発力を活かして飛ばすことができます。そして、スライスを減らすことにもつながります。
(1) 軽量で速く振れる
(2) ドローバイアスが入ってる
(3) フェース面の弾きが良い
(4) 慣性モーメントが高い
つまるところ、軽くて速く振れて、ボールを捕まえて、フェースの弾きを活かして飛ばすという構造になってるドライバーが多いです。
飛ぶドライバーの紹介
飛ぶドライバーに共通していえるのは、低スピンでバックスピンが減らせることと、ボールのつかまりの良さです。重心角(重心アングル)を大きくし、自然とフェース面の反発の高さから得られるボールスピード(ボール初速)で飛ばせる構造となってます。どんなにフェースの反発力を高めても、ボールの捕まりが悪くては反発力が活かせません。
テーラーメイド Qi10 ドライバー
ネリー・コルダーがQi10 MAX ドライバーを使用して2024年は6勝してますが、テーラーメイド Qi10 ドライバーの方がQi10 MAX と比べて、ヘッドが小ぶりとなっており、慣性モーメント値は8420g・cm2です。振り抜きやすいヘッドサイズです。ヘッドを走らせやすいですし、フェース面の弾きも良い感じですし、初速が速くなってスピン少な目でキャリーアップできます。
Qi10 MAX ドライバーではどうしてもヘッドが戻ってこない、ハーフウェイダウンからヘッドが走る感じがしないという人は、テーラーメイド Qi10 ドライバーの方が
お勧めできます。装着シャフトの方はやや硬めでトルク少な目の方が適度に叩けて良い感じです。
テーラーメイド Qi10 ドライバー 特徴
特長 | (1) 捕まり過ぎない (2) 適度に叩ける (3) 初速アップ・低スピン |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 叩いてフェード打っても吹け上がらないボールが打ちたい中級~上級者向け |
テーラーメイド Qi10 ドライバー 購入
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PING G430 MAX 10K ドライバー
PINGの慣性モーメントの高いドライバーです。ヘッド体積は460ccのままですが投影面積が大きくなっており、かなりシャローで、平たくて大きいフェアウェイウッドのような感じでした。もともとPINGは慣性モーメントに強い拘りを持っており、PING G430 10K ドライバーは本当に高慣性で打点がズレてもヘッドがブレ難くなってますし、ボールが打ち出される方向性のバラ付きがかなり抑えられていますので、直進性アップできます。
PING G430 MAX 10K ドライバー 特徴
特長 | (1) 高慣性でヘッドがブレない (2) 直進性が高い (3) 超高弾道が打てる |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 初級~上級者 |
PING G430 MAX 10K ドライバー 購入
テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
値段が安くなって購入しやすくなりました
ステルス グローレ ドライバーを打ちましたが、ハッキリ言って飛びますね。フェース面の弾きが良いし、スピン量が少ないけど、それなりの弾道高さを維持してくれます。イメージとしては、ボールが上がりきったところから、もう少し前に伸びる感じの弾道です。こんなに飛ぶとは思いませんでした。弾道調整機能無しのモデルを打ちましたが、シャフトがソフトスペック過ぎてヘッド挙動が安定しないと思ったのですが、意外と思ったところにヘッドが戻ってきてくれます。
フェースもカーボン素材を使ってるということもあり、かなりの軽量ヘッドで軽量ドライバーとなってますから、とても振り心地が良いです。深重心ドライバーにありがちなインパクト後にヘッドが後方が垂れてしまって無駄にアッパーになり過ぎるということもありません。レベルにヘッドを送り込んでいけます。
本当にテクノロジーの進化を感じさせてくれるドライバーです。
ボールの捕まりは良いと思いますが、捕まり過ぎるという感じではありません。打ち方が悪ければスライスは出ます。スライス出ますが、低スピンなので曲がり幅が少なくてOBリスクは減らせる感じです。
テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー 特徴
特長 | (1) 超低スピン・棒球 (2) 超高弾道が打てる (3) スイートエリアが広い |
フェースの弾き感 | かなり弾く |
弾道の高さ | 超高弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | レベルを問わず扱える飛ぶドライバー |
テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー 購入
PING G430 HL SFT ドライバー
PINGの軽量ドライバーです。ヘッドが軽くて、シャフトが長い(46インチ)モデルです。ちなみに今回はボールが捕まりやすいSFT HL を打ちました。シャフトが長いのでヘッドスピードが速くなるし、しっかりとボールが捕まるので明らかに従来のドライバーよりも飛距離アップできます。軽量ドライバーというとスイングスピードが遅い人向けな感じがしますが、PING G430 HL SFT ドライバーは意外としっかりと振れないと飛ばせない気がしました。
PING G430 HL SFT ドライバー 特徴
特長 | (1) 長尺でヘッドスピード速くなる (2) 長尺で飛距離アップする (3) SFTなのでボール捕まる |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 超高弾道 |
捕まりやすさ | とても捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | 飛距離アップしたい中級者向け |
PING G430 HL SFT ドライバー 購入
楽天、ヤフーショップなどで購入できます。中古もありますのでチェックしてみて下さい。
ワンサイダー Ji ドライバー
つるやゴルフのオリジナルブランドの短尺ドライバーです。ぶっ飛び系ではありませんが、短尺であることから従来のドライバーよりも振りやすく、常にミートさせやすいドライバーです。しかも、大きく重心角(重心アングル)が入っており、ヘッドが返りやすく、ボールが捕まりやすい設計となってます。
シャフトが短い分、軌道がブレ難くなるし、曲がっても曲がり幅が抑えられるし、OBリスクを軽減してくれます。ティーショットのミスを減らしてくれるので、平均飛距離アップが望めます。
人気ドライバーを使っていてもOBばかり、スライスばかりでは、まったく飛ばせてることにはなりません。ワンサイダー Ji ドライバーの様な常に安定して打てるドライバーこそが平均飛距離アップしてくれる飛ぶドライバーだと言えます。
ワンサイダー Ji ドライバー 特徴
特長 | (1) 短尺で振りやすい (2) 打点と軌道が安定しやすい (3) ティーショットもミスが減る |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | 捕まりが良い |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | 初心者向けの短尺ドライバー |
ワンサイダー Ji ドライバー 購入
つるやゴルフのオンラインショップで購入できます。
PING G430 MAX ドライバー
PINGの最新モデルのドライバーです。打ってみた感想としては、前作 G425よりもヘッドが少しだけ軽くなりましたので、振りやすくなりました。
また、かなり低スピンなボールが打てるようになったことと、空力が効いているからなのかハーフウェイダウンからヘッドが加速してくれます。つまり速く振れるし、ヘッドが加速して、ボールスピードが速くなります。高慣性でブレずに打てるというキャッチは前作と同じで、実際にヘッドがスクエアに戻りやすいですし、打点がズレても強いインパクト打ちぬくことができます。これによりスイングが安定しないゴルファーでも毎回球筋が不安定であっても致命的なミスを減らすことができます。
前作 G425 MAX ドライバーは、超高弾道が打てましたが、PING G430 MAX ドライバーは少し弾道が高さが抑えられて、ボールが上がり過ぎという感じが無くなりました。中弾道くらいで打っていけますので、ボールが前に行く(飛ぶ)という感覚に進化しました。
打音と打感は良くなったと言われてるようですが、個人的には前作の方が打音も打感も良かった気がします。
どうしてもスライスが多いという人は、PING G430 SFT ドライバーの方がお勧めします。が、G430 MAX ドライバーでもウェイトの位置をドローにすれば、かなりボールの捕まりが良くなりますし、スライスを減らせます。
総合的に、安定したショットが打てるドライバーといえます。
PING G430 MAX ドライバー 特徴
特長 | (1) 高慣性で直進性が高い・曲がらない (2) 前作より低スピンなボールが打てる (3) ハーフウェイダウンからヘッドが加速する |
フェースの弾き感 | かなり弾く |
弾道の高さ | 超高弾道 |
捕まりやすさ | 捕まりが良い |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | レベルを問わず扱える飛ぶドライバー |
PING G430 MAX ドライバー購入
PING G425 MAX ドライバー
2020年に発売されたドライバーですが、やっぱり飛びます! 飛ぶというか、曲がらないし、安定したティーショットが望めます。
PING G425 MAXドライバーは、もっとも高慣性のヘッドとなってます。とにかく、高慣性ということで、インパクトに向けてヘッドがスクエアにインパクトしてくれます。かなり重心深度が深いので、ヘッドが後方に倒れやすくて、超高弾道が打てます。ただし、バックスピン量が増えやすくなる傾向はあります。
なので、バックスピン量を減らしたいというよりは、高弾道+低スピンでキャリーとランをかせぎたいゴルファーに向いてます。また、いつも弾道が低いゴルファーにも向いてます。最近のドライバーは、とりあえず高弾道を打てた方がキャリーをかせげる傾向にあります。
空気抵抗を抑えるタービュレーターを搭載しており、ハーフウェイダウンからヘッドが加速してくれます。PINGオリジナルシャフトが充実しており、いつもよりワンフレックス上を試してみると良いです。
PING G425 MAX ドライバー 特徴
特長 | (1) 高慣性で直進性が高い・曲がらない (2) 高弾道が打てる (3) ハーフウェイダウンからヘッドが加速する |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | 捕まりが良い |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | レベルを問わず扱える飛ぶドライバー |
PING G425 MAX ドライバーに合うシャフト
ALTA J CB SLATE が標準的シャフトとなります。が、PING TOUR 173シリーズの方がオススメです。
長さ45.25インチで、トルクも少な目で、中元調子で打てます。
ALTA J CB SLATEを装着するのであれば、ヘッドスピード40m/sくらいのゴルファーであれば、フレックスXがオススメです。
- PING TOUR 173-55
- PING TOUR 173-65
- ALTA J CB SLATE
PING G425 MAX ドライバー購入
PING G425 LST ドライバー
今更ながらですが、G425 LST ドライバーを試打したところ想像以上に飛ばせてましたのでリストアップしました。
G425 MAX よりも軽めのウェイトが取り付けられており、低スピンなボールが打てるヘッドとなってますし、インパクトにかけてヘッドが後ろに倒れる感触がないので、アッパー過ぎない軌道で打てることも好影響を与えてくれてるようです。
ちなみに、ウェイトに関しては、G425 MAX(19グラム)、G425 LST(17グラム)となってます。
本当にスピン量が少ないボールが打てるので、ボールが上がり難くなることがあり、ロフト角は10.5度がお勧めです。かなり強く叩ける人は、9.5度でもボールが上がるかと思います。打感は硬い感じで打音は、G425 MAX よりは良い音ですが微妙な独特な音となってます。
スイートエリアが広いし、当たり負けせずにい振り切ることで、ボールをよく弾いてくれますし、ボール初速が速いです。ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーでも扱えますが、しっかりとアッパーで打てないと、ボールが上がり難く感じることがあるので注意が必要です。G425 MAX と比較しても、明らかにスピンが少なくて、強い棒球が打てます。
G425 MAX ドライバー程ではありませんが、こちらのヘッドも高慣性なヘッドとなっており、直進性が高いですし、当たり負けし難いヘッドとなっており、強いインパクトで打っていけます。
PING G425 LST ドライバー 特徴
特長 | (1) 低スピンなボールが打てる (2) フェードでもスピン量が少ない (3) 高慣性で直進性が高い |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | やや捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 低スピンなボールが打ちたい人 スピンが少ないフェードが打ちたい人 G425 MAX ではスピンが多かった人 |
PING G425 LST ドライバーに合うシャフト
PINGの標準シャフトは ALTA J CB SLATE ですが、かなりソフトスペックなのであまりお勧めできません。PING G425 LST ドライバーに合うのは、引き締まったシャフト、叩けるシャフトとなります。
TOUR173-55(S)シャフトは、50グラム台で軽いのですが、振動数が高め(カルカタ)のシャフトです。
- 173-55(S)
- 173-65(S)
PING G425 LST ドライバーの購入
本間ゴルフ TW757 TYPE-D ドライバー
飛ぶというよりは、安定したボールの捕まりにより、無駄なスピンを減らして安定したキャリーで打っていけるドライバーです。
カーボン素材を多く使用しており、ソール側のフェース面近くのスリット(カーボンスロット)にもカーボン素材が使用されており、カーボンの撓みと復元力による反発力を活かしてボール初速アップが狙えます。カーボン素材が多く使われているからなのか、打感は柔らかくフェースに食いついてる感触がありますし、ボール初速も速く感じますし、球離れが速いです。
TYPE-Dドライバーの特徴としては、トゥ側に3グラムのウェイト、ヒール側に9グラムのウェイトが取り付けられており重心距離が短くなるドローバイアスなウェイトポジション(重心設計)となってます。ヘッドが返りやすくなっており、適度にボールが捕まりやすくなってます。
また、本間ゴルフからは幾つか専用シャフトが用意されており、ドライバーヘッドとの相性が良いシャフトばかりです。
シャフト選びに悩んでる人でも、自分のスイングに合ったシャフトが見つけられます。
本間ゴルフ TW757 TYPE-D ドライバー 特徴
特長 | (1) カーボンスロットで打点ズレに強い (2) 適度なドローバイアスでボールが捕まる (3) 独特な低スピンで棒球が打てる |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | 低スピンなボールが打ちたい人 ボールを捕まえたいけど叩きたい人 叩いてもスピンが少な目 |
本間ゴルフ TW757 TYPE-D ドライバーに合うシャフト
標準で装着されてるシャフトは、TW757 TYPE-D (50グラム台・中調子)となります。
クセの無いシャフトです。
TW757 TYPE-D ドライバーは、もともとボールが捕まりやすいので、手元調子のシャフトで捕まりを抑えつつも叩けるシャフトの方が合ってました。
- VIZARD MP(手元調子)
- VIZARD FZ(手元調子)
本間ゴルフ TW757 TYPE-D ドライバー 購入
PXG 0311 XF GEN5 ドライバー
PXGの新しいドライバーです。0311 GEN5 ドライバーは2種類のヘッドがありますが、優しく打てるタイプのヘッド 0311 XF GEN5 を紹介します。PXGのドライバーは飛ばないと言われてましたが、5世代目(GEN5)からは飛ぶドライバーとなりました。全体的に厳選された素材を使用して、丁寧な作り込みがされており、重心設計が適切で振りやすいヘッドとなってます。
高慣性なヘッドとなり、適度な重心深度で打ち出し角度も適切となりました。スイングエネルギーの伝達が効率良くなった気がします。明らかに今までのPXGのドライバーの中では、飛ぶドライバーと言えます。
PXG 0311 XF GEN5 ドライバー 特徴
特長 | (1) 高慣性で直進性が高い・曲がらない (2) 低スピンなボールが打てる (3) 適度にボールが捕まってくれる |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 今までのPXGのドライバーを使ってた人 優しく飛ばしたい人 |
PXG 0311 XF GEN5 ドライバーに合うシャフト
ヘッドに3つのウェイトがあり重量調整(重心調整)が可能となってますので、自分のスイングに合わせたシャフトを装着することが可能です。基本的には、低スピンなボールが打てるヘッドなので、元調子、中元調子のシャフトでヘッド性能を活かせると良いかと思います。
PXG 0311 XF GEN5 ドライバー購入
ネクスジェン NS210 ドライバー
ゴルフパートナーのプライベートブランド、ネクスジェンの新しいドライバー、NS210ドライバーです。オリジナルのEI-Fシャフトを装着して腕力で引っ張ってきてもタメが作れるという設計になってます。ドライバーヘッドの方は、カーボン素材を使用して軽量化が図れていることと、適度に重心角が大きく入っておりヘッドローテーションしやすい構造となってます。
そして、フェース面には、高反発モデルにも使用することのある、ZAT158チタンを使用して、今まで以上の反発力で飛ばせるドライバーとなりました。
ネクスジェン NS210 ドライバー 特徴
特長 | (1) 長目のシャフトだけど振りやすい (2) 手打ちになっても軌道がブレ難い (3) シャフトとヘッドの相性抜群 |
フェースの弾き感 | とても弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | シャフト性能に頼って飛ばしたい人 確実に飛距離アップしたい人 |
ネクスジェン NS210 ドライバーに合うシャフト
標準装着可能シャフトは2種類用意されており、どちらも高性能なシャフトとなってます。注意すべき点としては、シャフトの長さが異なるので、それぞれバランスが異なってきますし、振り心地も違ってきます。試打して決めると良いです。
- EI-F NS210-D(46インチ)
- DIAMANA Exclusively for NEXGEN(45.75インチ)
ネクスジェン NS210 ドライバー購入
マジェスティ コンクエスト ドライバー
マジェスティのアスリート向けドライバー、コンクエスト ドライバーの紹介です。マジェスティというと非力なゴルファー向けの高反発モデルのイメージがありますが、コンクエストはアスリート向けとなっており、そこそこ打てる人じゃないと難しいかもしれません。
ヒール側にウェイトが取り付けられているのか、重心距離が短いからなのか、ネック軸回転がしやすくてヘッドローテーションしやすいです。つまり、ボールが捕まってくれますので、フェース面の反発力も十分に活かすことができます。
ですが、本当に高性能でよく飛ぶドライバーです。よく飛ぶというか、全体的に丁寧に作られており、有名な地クラブメーカーを凌ぐ性能かと思います。無駄なスピンを減らして、独特な棒球で飛ばせるし、適度にボールが捕まって、右のすっぽ抜けを防ぐこともできます。叩けば叩くほど初速が速くなる印象でした。気になることはお値段が少々お高めです。
マジェスティ コンクエスト ドライバー 特徴
特長 | (1) 低スピンなボールが打てる (2) ヘッドを加速させやすい (3) 適度にボールが捕まる |
フェースの弾き感 | とても弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | 捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | 低スピンなボールが打ちたい人 お金を気にしない人 |
マジェスティ コンクエスト ドライバーに合うシャフト
標準装着可能シャフトは、オリジナルのスピーダー NX HV340が装着可能です。
マジェスティ コンクエスト ドライバー購入
ミズノゴルフ ST-G 220 ドライバー
ミズノゴルフの可変式ウェイト搭載のドライバーです。ST-X、ST-Zよりも上位なモデルらしいです。養老工場で試打しましたが、ウェイト位置を調整(重心位置の調整)することで、ドロー、フェードなどの弾道調整が可能です。もともとは海外モデルとして販売されていたらしいです。
基本的にはボール初速が速いですし、かなり低スピンなボールが打てますので、キャリーアップよりもランが出てトータル飛距離アップが望めるドライバーです。それとフェードを打ってもスピンが少ないので、曲がらないフェードを打ちたい人にも向いてます。
かなりの低スピンなボールが打てるのでロフト角の選択には注意してください。ドロップしてしまって逆にキャリーし難くなってしまう可能性があります。
ミズノゴルフ ST-G 220 ドライバー 特徴
特長 | (1) ボール初速が速い (2) 低スピンなボールが打てる (3) 弾道調整可能 |
フェースの弾き感 | とても弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | あまり捕まらない |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 超低スピンが打ちたい人 弾道調整がしたい人 初速アップしたい人 |
ミズノゴルフ ST-G 220 ドライバーに合うシャフト
標準装着可能シャフトは、ミズノゴルフのオリジナル TOUR AD GM-200 D となります。
その他、カスタムシャフトの装着も可能です。
ミズノゴルフ ST-G 220 ドライバー購入
リョーマ MAXIMA Ⅱ TYPE-D ドライバー
忖度無しで、最近打たせてもらったドライバーの中でも最も飛ばせてました。というよりも、本当に低スピンで棒球が打てるので、キャリーとランが伸びました。
リョーマゴルフの最新モデルのドライバーです。もともと、低スピンで棒球が打てるということで、人気がありました。スイートエリアが広がり、さらに弾くようになり、今まで以上に低スピンで打てます。専用シャフトが良いされており、ヘッドの性能を最大限に引き出してくれます。
リョーマゴルフの今までのドライバーの中でも、かなりボールのつかまりが良くなっており、スライスが減らせますし、ドローが打ちやすくなってます。ヘッド性能を最大限に引き出してくれる専用シャフトが用意されてます。
リョーマ MAXIMA Ⅱ TYPE-D ドライバー 特徴
特長 | (1) 低スピン (2) ドローバイアス (3) ドローボールが打てる |
フェースの弾き感 | 弾きが良い |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | 捕まりが良い |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | レベルを問わず扱える飛ぶドライバー 100切りゴルファーでも扱える |
リョーマ MAXIMA Ⅱ TYPE-D ドライバー に合うシャフト
専用シャフトがベストマッチです。46インチで飛ばしたい場合、BEYOND POWER Ⅱ または BEYOND POWER Ⅱ PLUS を選ぶと良いです。
- TourAD RM-2
- BEYOND POWER Ⅱ
- BEYOND POWER Ⅱ PLUS
リョーマ MAXIMA Ⅱ TYPE-D ドライバー 購入
タイトリスト TSi1 ドライバー
タイトリストのドローバイアスが入った、軽量ドライバーです。標準装着シャフトも軽くて、トルクが大きくなってます。ヘッド自体はドローバイアスが入っており、ボールがつかまりやすくなっており、深重心で高弾道が打てる設計となってます。フェース面には、ATI425チタンフェースを採用しており、反発力の高い、弾くフェースとなってます。本当によく弾いてくれるので、ボール初速が速くなるのを実感します。
軽くて速く振れるし、ボールが捕まるし、フェースの反発力で初速アップして、トータル飛距離アップできるドライバーです。
タイトリスト TSi1 ドライバ― 特徴
特長 | (1) ドローバイアスが入ってる (2) スライスを減らせる (3) フェースの弾きが良い |
フェースの弾き感 | とても弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | 捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | ヘッドスピードが遅いゴルファー レベルを問わず扱える飛ぶドライバー |
タイトリスト TSi1 ドライバ―に合うシャフト
標準装着シャフト TSP013 45(中調子)となってますが、ヘッド自体がドローバイアスが入っており、ボールがつかまるので、中元調子・手元調子の叩けるシャフトでも合うと思います。
- TSP013 45(標準装着シャフト)(中調子)
タイトリスト TSi1 ドライバー購入
タイトリスト TSi1 ドライバー 試打
ブリヂストン B3 DD ドライバー
ブリヂストンの軽量でドローバイアスの入ったドライバーです。かなり軽量化が図られており、総重量280グラムです。軽い方が速く振れるし、適度にボールを捕まえることができます。実際にドローバイアスが強めに入ってるので、カット軌道でもボールが捕まりますし、ドローボールが打ちやすいドライバーです。
完全にスライスを減らして、直進性を高めたいゴルファーと相性の良いドライバーと言えます。過去モデルのJGRに近いボールの捕まりの良さがありますのでスライスを減らしたい人、ティーショットの直進性を高めたい人にお勧めです!
ブリヂストン B3 DD ドライバー 特徴
特長 | (1) ボールが捕まる (2) 軽くて振りやすい (3) 高弾道が打ちやすい |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | とても捕まらない |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | 初心者でも扱える飛ぶドライバー |
ブリヂストン B3 DD ドライバーに合うシャフト
標準装着可能シャフトは、ブリヂストンのオリジナルのTENSEIが装着されます。かなりトルクが多いので、それだけでスピンが増えてしまう可能性があります。
ですので、VANQUISH5(トルク4.2)のシャフトもありますので、そちらもお勧めです。
ブリヂストン B3 DD ドライバー購入
ミズノゴルフ ST-X 220 ドライバー
ヒール側に13グラムのウェイトが配置されたドローバイアス設計となってます。ドローバイアスが入ってるからといって、スライスが減らせる程にボールが捕まるという感じはありません。どちらかというと叩いてもフック系のミスを減らせるけど、適度にボールが捕まる、スッポ抜けないヘッドです。
カーボン素材が多く使われており、独特な打音と柔らかい打感となっており、スピン量が少な目の強い棒球が打てます。
高反発モデルに使用されることのあるフォージドβチタンフェースをフェース面に使用しており、弾きの良い、球離れの良いフェースとなってます。ミズノゴルフの最近のモデルの中でもスイートエリアが広くなっており、打点がズレても著しく反発力が落ちることを防いでくれてます。ST200Xドライバー(2020年モデル)から、少しずつ改良と進化をしてきたドライバーです。
ミズノゴルフ ST-X 220 ドライバー 特徴
特長 | (1) スイートエリアが広がった (2) ドローバイアスでボールが捕まる (3) フォージドβチタンフェースで弾きが良い |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 適度にボールを捕まえて叩きたい人 フェードでもスピン少な目で打ちたい人 強い棒球が打ちたい人 |
ミズノゴルフ ST-X 220 ドライバーに合うシャフト
標準装着シャフトは、MFUSION D カーボンシャフトとなりますが、かなりソフトスペックで撓りやすいシャフトなので、あまりお勧めできません。シャフトの撓りを活かしてボールを捕まえたいならば、50グラム台のTOUR AD GM D カーボンシャフトがクセが無くてお勧めです。
叩いてスピン少な目のフェードが打ちたい人は、60グラム台 Diamana MM D カーボンシャフト がお勧めです。
- TOUR AD GM D カーボンシャフト
- Diamana MM D カーボンシャフト
ミズノゴルフ ST-X 220 ドライバー 購入
テーラーメイド ステルス ドライバー
フェース面にカーボン素材を使用したドライバーです。従来のチタン合金よりも確かに弾きが良くなってますし、無駄なスピンを減らせてます。打点がズレてミスヒットかと思っても、想像してるよりも曲がり幅が狭く、直進性が高いです。飛ぶというよりは、曲がり幅が狭くなって、直進性が高くなったことでキャリーが伸ばせるようになったという印象が強いです。
確実にスピン量が少なくなっており、テーラーメイド歴代ドライバーの中でも低スピンで棒球が打てます。シビアなことを言えば、ボールが上がり難く感じることもあります。
テーラーメイド公式ネットショップにてセール価格にて販売中です
39,820円(税込・送料無料)
テーラーメイド ステルス ドライバー 特徴
特長 | (1) フェース面にカーボン使用 (2) 空気抵抗を減らしてスピードが速くなる (3) 低スピンで棒球が打てる |
フェースの弾き感 | 弾く |
弾道の高さ | 中弾道 |
捕まりやすさ | 適度に捕まる |
スライス減らせるか? | スライス減らせない |
扱えるゴルファー | 低スピンなボールが打ちたい人 叩いてフェードで飛ばしたい人 |
テーラーメイド ステルス ドライバーに合うシャフト
標準装着シャフト TENSEI RED TM50 (22)(中調子)となってます。
- SPEEDER NX 60
- Diamana PD 60
テーラーメイド ステルス ドライバー 購入
プロギア egg EXTREME ドライバー
プロギアの強烈なドローバイアスが入ったドライバーです。とてもボールが捕まりやすく、高弾道が打てます。本当にボールが捕まりやすく、フェース面でボールが滑らないので、しっかりとフェースで弾くことができます。オリジナルシャフトが装着されますが、トルクが大きくて、ややバックスピン量が増えやすい傾向にありますが、捕まった高弾道が打ちやすいです。
FP(フェイスプログレッション)が小さくて、グースネックぽくなっており、誰が打ってもボールが捕まりやすい構造となってます。構えるとはじめは違和感があるものの慣れてきます。
スライス回転を減らすことができるので、スライスに悩んでるゴルファーに向いてます。
プロギア egg EXTREME ドライバー 特徴
特長 | 高慣性でドローバイアスが入っており、スライスを減らして、捕まったボールが打てる。とにかくスライスが減らせます。 |
フェースの弾き感 | とても弾く |
弾道の高さ | 高弾道 |
捕まりやすさ | とても捕まりが良い |
スライス減らせるか? | スライス減らせる |
扱えるゴルファー | スライスが多いゴルファーにオススメ |
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最新の飛ぶドライバーの要素
飛ぶドライバーの要素といえば、(1)スピン量、(2)打ち出し角度、(3)初速の3つです。が、2020年(令和2年)に入ってからは、空気抵抗を減らしてヘッドスピードを速くする、空力も取り入れるようになってきました。
最近の飛ぶドライバーは、(1)重心角(重心アングル)、(2)フェースの反発力、(3)ドライバーヘッド形状(空気抵抗)により飛び性能が決定されています。クラウンにカーボン素材を採用して、当たり前のように低重心化が図られて、当たり前のように低スピンで打てる時代となりました。
(1)重心角(重心アングル)
最近の飛ぶドライバーの特徴としては、重心角(重心アングル)を大きくして、ボールのつかまりを向上させ、フック系のボールが打てるようなドライバーが増えてます。つまり、インパクトでフェースローテーションしてくれて、フェース面上で滑らない、スライスしないドライバーです。
少し前までは、ボールのつかまり具合、スライスし難い要素としては、重心距離を気にする傾向が強かったのですが、最近は重心角(重心アングル)の方を重要視します。最近のドライバーは、体積が460cc・大きなサイズなので自ずと重心距離が長くなるからです。
重心角(重心アングル)の場合、ドライバーを自然な状態で置いた場合、自然とフェースが閉じる方向に傾く角度です。閉じる角度が大きい方が、インパクトでもフェースが閉じやすくなり、スライスを減らして、フックが打ちやすくなります。
(2)フェースの反発力
最近、重心角(重心アングル)が大きいドライバーが増えてきてますが、これには理由があります。フェースが開いたときに打ち放たれるスライスは、フェース面の反発力が活かせてないからです。
ウェッジでフェースを開いて打つと同じようになります。ウェッジの場合、フェースを開くとボールの打ち出されるスピードを抑えて、スピンを増やして、高弾道を打って、止めようとします。フェースが開くと、スピン量が増えるし、初速が遅くなるし、飛ばせません。
フェースが開いたままインパクトするとドライバーでも似た現象が起きてます。なので、重心角(重心アングル)を大きくして、つかまるように打って、フェース面の反発力を活かしたいわけです。その方が、ボールスピード(ボール初速)を速くできますし、結果的に飛距離アップができます。これこそが、最近の飛ぶドライバーの特徴であり、最新情報です。
(3)ドライバーヘッド形状
あまり注目されてないのですが、空気抵抗が減らせる形状により、ヘッドスピード約2m/s前後速くなります。最近は、計測データも細かく抽出できようになりました。空気抵抗が減らせるドライバーも登場しつつあります。
本当に空気抵抗が減らせると良いのか疑問が湧きますが、空気抵抗が減らせるとヘッドスピードが少しだけ速くなります。
といっても、1~2m/sくらいです。数値は小さいですが、飛距離にすると約5~8ヤードくらいと言われてますので、軽視できません。
ヘッド形状が横長のシャローで異形に感じるようなドライバーもありますが、実は空気抵抗を減らせられるデザインですし、それだけでも飛距離アップに貢献をしてます。
(4) 低スピン
最新モデルの飛ぶドライバーの多くは、バックスピン量が少ない、低スピンで打てます。
バックスピン量を減らすだけでも飛距離アップできます。特に、ヘッドスピード38~40m/sくらいまでのゴルファーの場合、バックスピン量を減らすだけでも10~20ヤードくらい飛距離アップできる可能性があります。
一般的なアマチュアゴルファーの場合、インパクト時にフェースが開いてることが多いので、バックスピン量が増えやすくなります。場合によっては、バックスピン量が3000回転、3500回転となってしまう人も居ます。この場合、完全にバックスピン量が多すぎて飛ばせなくなってます。
打ち出し角度14~18度、バックスピン量2800回転くらいまでが適正となります。打ち出し角度が高くて、バックスピン量が多い場合は、吹け上がってしまって、無駄に高弾道となり、飛距離をロスしてしまいます。バックスピン量を減らせれば、それだけで飛距離アップが望めます。そして、2020年(令和2年)の最新モデルのドライバーの殆どは低スピンで飛ばせます。
飛ぶドライバーとシャフト
どんなに低スピンで、反発力のある飛ぶドライバーヘッドだったとしても、装着シャフトとの相性が悪ければ飛ばせません。
最近、人気があるのは先調子、先中調子など、シャフトの先端が走るシャフトです。先端が走るシャフトは、ヘッドが動き過ぎてしまったり、打点がズレやすくなったり、スライスや引っ掛けの原因になるのは事実です。が、先調子、先中調子のシャフトはボールがつかまりますし、ヘッドスピードが速くなります。
飛ぶドライバーとシャフトの調子
低スピンなボールが打てるドライバーヘッドには、先調子、先中調子のシャフトが合います。シャフト運動で打ち出し角度を高くしたり、ボールをつかまえて初速アップが狙えるからです。
シャフトの特徴である調子(キックポイント)、撓り、トルク(捻じれ)などのシャフト運動を活かして飛ばすことが大切です。
シャフトの調子 | 特徴 | 打ち出し角度 | バックスピン量 |
先調子 | ヘッドが走る ボールがつかまる |
高弾道・高い | やや多い |
中調子 | クセが無い 万人向け |
中弾道・中くらい | 適度な量 |
元調子 | タメがつくれる ハンドファーストで打てる |
中弾道 | 少ない |
飛ぶドライバーとシャフトフレックス
どんなに飛ぶドライバーであっても、シャフトが自分に合ってなければ、飛ばせません。ゴルフクラブの良し悪しを決定づけるのは、シャフトであると言えるほどに、シャフトは重要です。自分のスイングとシャフトがマッチングしているのかどうかによって、打ちやすさ、振りやすさが変わってきます。
フレックスS | ヘッドスピード 42m/s~45m/s |
フレックスSR | ヘッドスピード 38m/s~42m/sくらいまで |
フレックスR | ヘッドスピード 37m/s~40m/sくらいまで |
フレックスX | ヘッドスピード 46m/s以上 |
シャフトは、フレックスだけで選ぶのではく、実際に振ってみるのが大切です。基本的にシャフトは、軽くなると柔らかくなり、重くなると硬くなります。ですが、柔らかくて重いシャフトが合うゴルファーも居ますし、硬くて軽い方が良いゴルファーも居ます。一般的なヘッドスピード40m/sくらいのゴルファーが扱える程度に長くて、軽くて、トルクが大きいシャフトを装着した飛ぶドライバーが増えてきました。
飛ぶドライバー 選び方まとめ
飛ぶドライバーとは、ドライバーヘッドの構造だけではなく、装着されるシャフトとのマッチングを意識することが大切です。シャフトの長さ、重さ、トルク、調子(キックポイント)を把握して、自分が求めてる弾道が打てるドライバーを選ぶと良いです。
ヘッドスピードが遅い人は、打ち方が悪かったり、打点がズレると大きく飛距離を落としてしまいます。飛ぶドライバーで人気があってもアスリート向けのドライバーだったりします。ヘッドスピードが速い人が使えば飛ぶけど、ヘッドスピードが遅い人は全く飛ばないです。この辺りの錯誤を排除できればと考えております。
ヘッドスピードが速ければ飛ぶに決まってる
ヘッドスピードが速いゴルファーが打って、飛びますレビューは、よくあります。ヘッドスピードが速ければ飛ばせて当たり前です。うちのサイトでは、ヘッドスピードが遅くても、飛ぶドライバーを紹介していきます。買ってみたら重くて振れないとか、スライスが増えたという話しは、よく聞きます。最新モデルのドライバーをアベレージ向け、セミアスリート向け、アスリート向けに分類してみましたので、ドライバー選びの参考にしてください。
アベレージ向け ヘッドスピード35~38m/s |
タイトリスト TSi1 ドライバー タイトリスト TS1 ドライバー ミズノ ST-X ドライバー ミズノ ST200X ドライバー |
セミアスリート向け ヘッドスピード38m/s~42m/s |
PING G425 MAX ドライバー テーラーメイド SIM MAX ドライバー キャロウェイ マーベリック ドライバー ブリジストン TOUR B JGR ドライバー(2020) |
アスリート向け ヘッドスピード43m/s以上 |
ブリヂストン TOUR B X ドライバー テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー キャロウェイ EPIC SPEED ドライバー |