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ブルックス・ケプカのスイング

2019年 マスターズでは2位となっており、2019年 全米プロ選手権で優勝をしました。これにより、世界ランキングは1位となりました。2020年(令和2年)に入っても、ブルックス・ケプカは世界ランキング1位です。

 

ブルックス・ケプカのスイング

ブルックス・ケプカは、基本的にはフェードを打っていくタイプのゴルファーです。そして、もともとパワーがあるので、上半身と下半身の捻転差を大きくして、インサイドから強く打てます。故にフック系のミスが増えやすくなります。そのようなことから、フック系のミスを減らすための打ち方を模索しながら形成されたスイングのようです。

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拮抗筋が強い

ブルックス・ケプカは見た通り、鍛えられた上半身により、拮抗筋が発達してます。つまり、腕を伸ばしたり縮めたりするパワーが強く、スピードもあるということです。脚力も大切ですが、腕を速く振ることができなければ、ヘッドスピードを速くすることができません。

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ブルックス・ケプカの強さは、パワフルなスイングから繰り出される飛距離と繊細なパッティングにあります。スイングが綺麗だとか、正しい動きをしているというのは、また別の話となります。ブルックス・ケプカはとにかくパワーで飛ばしてくる選手です。といても、パワーだけではなく身体の柔軟性もありますし、しなやかな筋肉により瞬発力の高いスイングです。

ブルックス・ケプカの屈筋と伸筋を使ったスイング

この動画を見ていただくとケプカのスイングの詳細が理解できるかと思います。バンプ、ダンプ、ターンがスムーズに行えており、上半身の強い筋力を活かしたスイングとなってます。

鍛えられた上半身

しっかりと鍛えられた上半身により、強い捻じれのパワー、瞬発力をうみだしてます。とくに背筋、肩の筋肉(三角筋)、上腕筋群が相当に鍛えられており、ゴルファーというよりは格闘家のような筋肉となってます。

日本ではゴルフスイングは下半身が重要で上半身や腕はあまり使わないというイメージがあります。だからか、ウェイトトレーニングをして筋肉隆々なプロゴルファーはあまり見かけません。

実際は上半身の筋肉や腕力を使います。海外ではゴルファーでも、しっかりとトレーニングをして、しなやかで強い筋肉をつけてきます。

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ブルックス・ケプカは上半身のパワーを使う

ブルックス・ケプカもどちらかというと、下半身のパワーよりも、上半身のパワーの方が強いタイプのゴルファーです。といっても腕力だけを使ってスイングをしてるわけではありません。ヘッドスピードを速くするには、発達した背筋、肩の筋肉(三角筋)、上腕筋群が必要となりますし、瞬発力が必要となります。

下半身を止めて叩く

ブルックス・ケプカのスイングで特徴的なのはダウンスイングを開始するためにバンプ(腰の平行移動)を行ってから、トップスイングをつくっている左肘が少し曲がります。トップスイングからダウンスイングに移行するときにタメが作られ、この瞬間に左肘の緊張を解いて、緩く、柔らかくしているのだろうと思います。

そして、この状態になったときというのは、ゴルフクラブが宙に浮いているような感じとなっており、本人はあまりゴルフクラブの重さを感じてない、切り返しの状態にあります。そして、瞬間的にダウンスイングに移行して、ゴルフクラブを引き下ろしてきます。

左足を踏み込んで、股関節を回旋していきますので、腰は殆ど回転してません。むしろ、下半身の動きを完全に止めてます。下半身を止めたまま、肩の筋肉、上腕筋群のパワーを活かして、振り下ろしてます。

日本では体幹を重視する?

日本の場合、体幹を鍛えるとか言いますが、体幹を鍛えてもヘッドスピードは速くなりませんし、飛ばせません。もちろん、ゴルフスイングという運動をするには、体幹は必要ですが、それはアドレス時の姿勢を維持するのに必要となります。つまり、スイング軸がブレないようにするために体幹が必要です。なんのために体幹を鍛えるのかということを事前に知っておくことが大切です。

ケプカはフェードヒッター

ブルックス・ケプカはフェードヒッターです。かなり、パワーのあるスイングをしますので、自然と腕とゴルフクラブが身体に巻き付いて、強烈にインサイドから打ちやすくなります。なので、チーピンが出やすくなります。テイクバックはやや外側に向けて引いて、アウトサイドから打って、フェードを打とうとします。といっても、極端にフェードさせるよりは、フェードを打って、真っ直ぐ飛ぶくらいのフェードヒッターです。大きく曲げてしまうこともありますが。

 

ブルックス・ケプカのドライバーショットのスイング 動画

グリップ(握り方)

グリップ(握り方)に関しては、左手ストロンググリップ、右手もストロンググリップとなっています。アドレスは、やや左方向を向いて、外側にゴルフクラブを引いて、外側からゴルフクラブを入れるというアウトサイドイン軌道をイメージしており、フェードを打つタイプのゴルファーです。

 

ドライバーショット時のアドレス

少し広目のスタンス。ワイドスタンスとなっています。重心を低くして、伸び上がらないようにしています。左足踵近くにボールを置いており、それよし少し手前がスイングの最下点となるイメージを持っているようです。真っ直ぐに構えるというよりは、ボールの置いてある位置に腕、クラブ、顔を向けています。

 

ドライバーショット時のテイクバック

右側に体重をシフトしながら、肩でテイクバックを開始します。腰は、ほとんど回転してません。股関節を回旋させているので、腰は回転してませんが、これにより上半身と下半身の捻転を大きくすることができます。右の股関節に体重を乗せるというよりは、右の太ももの内側で体重を受け止めている感じとなります。

このあたりは、タイガー・ウッズのスイングに似てます。

 

ドライバーショット時のトップスイング

不動の下半身です。左足に関しては、アドレス時から殆ど動いてない状態です。左足側にスイング軸を置いているのだろうと思います。アドレス時からトップスイングまで、左足の位置は殆ど変化しません。

上半身と下半身の捻転差が大きいトップスイングとなっています。

股関節の回旋を使ってる

股関節の回旋を使っているので、腰が殆ど回転してないように見えます。タイガー・ウッズのスイングにイメージが近いです。腰の回転が少ないけど、上半身は捻転しますので、腰の小さな回転(股関節の回旋)で上半身との捻転差を大きくできるというメリットがあります。これこそがスイングパワーとなります。

 

ドライバーショット時のトップからの切り返し

ブルックス・ケプカのスイングで特徴的な点のひとつが強いバンプです。トップスイングからは、右脚を蹴りながら腰を飛球線方向にスライド(バンプ)させていきます。この時に、強い捻じれ戻りが発生します。右肘は身体に引き付けられて、驚くほど内側を通過しようとしますし、右手のコックのタメも強くなります。

右脚で蹴りながら、バンプさせて、腰を少し上方向にスライドさせてます。

そして、ケプカはアドレス時から左足の位置が殆ど動きません。左足側にスイング軸を置いているようです。

トップではタメができる

トップスイングからダウンスイングに移行する瞬間、腕の力が緩みます。なので、左肘が少しだけ曲がります。バンプしながら腕の力を抜くような感じとなります。本人はゴルフクラブのヘッドの重さを感じているかもしれません。肘から下だけを脱力させて柔らかく振る準備をしてます。

 

ドライバーショット時のダウンスイング

右の股関節に体重を移動させながらダウンスイングを開始します。右肘の引き付けがとても強烈です。そして、右手のコックも強く維持されており、右手の強い押し込みができる状態となっています。腰を飛球線に向けてスライド(バンプ)させていきますが、左足の位置は殆ど変化がありません。

ダウンスイングからは、肩を縦に回転するイメージとなりドライバーもアイアンもアップライトでダウンブローで打っています。

腕の力を使う

肘から下を脱力した腕を肩の筋肉(三角筋)、上腕の筋肉(上腕二頭筋・上腕三頭筋)を使って、強いダウンスイングを実現してます。

 

ドライバーショット時のインパクト

右手で強く押し込むことになるので、左肘が曲がっており、左肘を抜くようなスイングとなります。これによりフック系のミス(左への引っ掛け)を抑えることができます。

 

ドライバーショット時のフォロースルー

肩を縦に回転させているので、自然と両腕が高く上がるフォロースルーとなります。

 

ドライバーショット時のフィニッシュ

左足側に体重が完全にのっており、左足だけで立ち上がれる状態となっています。

 

ブルックス・ケプカのヘッドスピード、飛距離、ミート率

ブルックス・ケプカのドライビングパフォーマンスは以下の通りとなります。ミート率がやや低い感じがしますが、ボールスピードは79m/sくらいあり、やっぱり飛ばせる選手であることが伺えます。

  • DRIVING DISTANCE:308.7
  • CLUB HEAD SPEED:122.03
  • SMASH FACTOR:1.462
  • ドライビングディスタンス平均:308.7ヤード
  • ヘッドスピード:54.55m/s
  • ミート率平均:1.462
  • ボールスピード:79.75m/s

ブルックス・ケプカの今後の活躍が楽しみです。

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