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飛ばせるスイングとドライバーの長さ

2023/07/28 更新

色々なゴルフスイングを研究していくと、ゴルフクラブの進化と共にゴルフスイングも進化していることに気付きます。また、シャフト長さが短い(クラブ全長が短い)ドライバーを使ってるPGAツアー選手が多いです。

 

PGAツアー選手のドライバーは短い

マシュー・ウルフのスイング、リッキー・ファウラーのスイングを分析していて気付いたのですが、PGAツアー選手のドライバーは短いです。ゴルフスイングばかりに目がいきますが、US PGAツアー選手の多くは使ってるドライバーの長さが短いです。大方、45インチ前後が多いです。

 

短いドライバーを使ってる選手

よく知られてるのは、リッキー・ファウラー、ジミー・ウォーカーはドライバーのシャフトが短いです。リッキー・ファウラーは、43.5~44.5インチです。少し長さを変更したり、スイング調整しながら合わせているようです。

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変則的スイング+飛ばせるスイングで優勝したマシュー・ウルフもドライバーの長さが短いです。ドライバーの長さ45インチです。45インチといっても、マシューの身長は183センチなので、高身長の割には意外とドライバーの長さが短いことが判ります。身長が高いので、ドライバーなのに、5番ウッドに見えてしまうこともあります(笑)

 

変則的スイングと短尺ドライバー

ドライバーの長さが短い方が取り回しが良いからなのか変則的なスイングで飛ばせるスイング打てるとも言えます。小柄だけど飛ばせるスイングで人気にがあるリッキー・ファウラーも短尺ドライバーを使ってますが、身長が175センチです。ドライバー長さは、43.5~44.5インチで調整をしてるようです。

短いドライバーを使うと取り回しが良いのでミート率が高くなると言われることが多いです。たしかに、短い方が有利ですし、打点が安定しますので、平均ミート率は高くなるはずです。また、短い方が速く振れるというメリットがあります。これは、アイアンでも同じなのですが、シャフト長さが短いクラブの方が速く振ることができます。速く振れるということは、ヘッドスピードが速くなりますし、ボールスピードも速くなります。

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マシュー・ウルフとリッキー・ファウラーの共通点

マシュー・ウルフとリッキー・ファウラーのには微妙に共通点があります。それは、トリッキーなスイングをするという点です。他選手とは異なるスイング軌道を描いたり、シャフトを寝かせたり、起こしたりという動作を取り入れてます。トリッキーなスイングをするには、シャフトが短いドライバーの方が振りやすいのかもしれません。

バッバ・ワトソンも身長が高いのですが、短めのシャフトを使ってます。

 

身長とドライバーの長さ

以下は,PGAツアー選手の身長とドライバーの長さ一覧となります。ですが、常に模索して変更してる可能性がありますので、シャフト長さは変更されてる可能性がありますので、注意してください。あくまでもドライバーの長さだけをピックアップしてます。長さに、シャフトの重さ、トルクなどが相まって振りやすさなどが調整されますので、長さだけで判断するのは注意してください。

マキロイの身長とドライバーの長さというのは、かなり日本人体型に近いイメージがありますので、とても参考になります。マキロイのスイングも参考にできる点が多いです。

以下の表から気付く点としては、ドライバーの長さは45インチまで、45インチ以下が多いということに気付きます。

選手名 身長(cm) ドライバー長さ(インチ)
マシュー・ウルフ 183 45
リッキー・ファウラー 175 44.5
バッバ・ワトソン 191 44.5
アダム・スコット 183 44.5
タイガー・ウッズ 185 44.5
ローリー・マキロイ 175 45

 

インチをセンチメートルに変換

そもそも43インチ、45インチといってますが、実際は何センチなのか判りにくいので、インチをセンチメートルに換算しました。
以下の表を参考にしてください。

43インチ 109.22センチ
43.5インチ 110.49センチ
43.75インチ 111.125センチ
44インチ 111.76センチ
44.5インチ 113.03センチ
44.75インチ 113.665センチ
45インチ 114.3センチ

 

一般的に市販されてるドライバー

一般的に市販されてるドライバーの多くは、45インチ以上の長さとなってきました。45.75インチのモデルが増えてきてます。昔であれば、長尺ドライバーに分類される長さです。なので、一般的に市販されてるドライバーの長さ(シャフト長さ)で本当に良いのかどうかというのは、自分で打ってみて判断すことが大切です。

 

身長とドライバー長さの関係

フィッティングなどをしたことのある人は、身長とドライバーの長さ(ゴルフクラブの長さ)とライ角の重要性を知ってるはずです。身長が低いのに長目のシャフトのドライバーを使っても、思うように振り回すのは難しいです。

昔から言われてることは、直立した状態から手首から床までの長さを測ってゴルフクラブの長さを決定するというフィッティングです。今でも採用されてます。

ただ、現代はスイング分析マシンなど高精度なマシンによりスイングを数値化して自分の身長、スイング特性に合ったゴルフクラブ長さをチョイスすることができるようになってます。

ミズノオプティマイザー、プロギアサイエンスフィットなどが有名です。身長からドライバーの長さ(シャフト長さ)を決めて、データを抽出して、長さや装着されるシャフトなどを決定していくケースが多いです。

以下は、ざっくりと身長からドライバーの長さ(クラブ長さ)を当て嵌めた表となりますので、参考にしてください。

身長に適合するドライバー長さ(シャフト長さ)

以下の表は慎重に適合するドライバー長さ(シャフト長さ)のデータとなります。これが全てではありませんが、参考にしてください。

身長(cm) クラブ長さ(インチ)
~150 44.25
~155 44.75
~160 45.00
~165 45.25
~170 45.50
~175 45.50以上

 

シャフトが長い方が飛ぶ

ただ、シャフトが長い方がヘッドスピードが速くなりますので飛距離アップできます。シャフトが短い場合、ヘッドスピードが遅くなりますから飛距離が落ちるものの安定したスイング軌道で打てますので、ティーショットが安定します。

 

シャフトの長さの違いによる影響

シャフトが長い場合、短い場合、どのような影響があるのかを紹介します。

シャフトが長いドライバー

  • ヘッドスピードが速くなる
  • 飛距離アップできる
  • 打点と方向性がバラ付きやすくなる
シャフトが短いドライバー

  • ヘッドスピードが遅くなる
  • 飛距離がやや落ちる
  • 打点と方向性が安定する

 

安定したティーショットを求める

ティーショットに不安があり、安定したショットができない場合は、シャフトを短くして、飛距離よりも安定したティーショットを求めるのもアリです。ティーショットは、そのホールの1打目です。1打目ですからミスしていたらスコアをまとめることはできません。

フジクラのSLKシリーズのシャフトは短尺用となってますので、そういった短尺用のシャフトを装着してみるのもアリです。

 

46インチを超えるゴルフクラブは使用禁止

46 インチを超える長さのクラブの使用を禁止する

ゴルフルールによりゴルフクラブの長さが46インチを超えてはならないと定められました。これにより46インチ以上の長尺ドライバーが使用できなくなり、46インチまで、46インチ以下のドライバーが使用できるということになりました。

ですので、46インチ以上の長尺にして飛距離アップすることは出来ません。

ですのでカタログ表記では、46インチとなっているドライバーでも実際は45.75インチくらいとなってます。

以下は、最近のモデルで46インチという長さのドライバーです

PING G430 HL MAX ドライバー、PING G430 HL SFT ドライバーなどは長さが46インチとなってますのでルールギリギリの長さ(長尺)となります。また、テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー FUJIKURA SPEEDER NX for TM装着モデルは長さが46インチとなります。その他、リョーマゴルフのドライバーも46インチです。

PING G430 SFT HL ドライバー
軽量ヘッド+長尺(46インチ)仕様で飛距離アップできる飛ぶドライバーです。
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テーラーメイド ステルスグローレ ドライバー
フェース面の弾きが良くて想像以上に低スピンで飛びます。テクノロジーの進化を感じさせてくれる飛ぶドライバーです。
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リョーマ MAXIMA Ⅱ TYPE-D ドライバー
ドローバイアスが入っており、今までのリョーマのドライバーの中でもボールの捕まりが良くなっており、低スピンで棒球が打てます。
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日々、精進
がんばります

 

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