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Aスイング推奨のグリップとローリー・マキロイのスイング

 

Aスイングで推奨しているグリップ(握り方)

レッドベターのAスイングを読み返していたところ新しい気付きがありました。Aスイングで推奨しているグリップ(握り方)は、左手がストロンググリップ(フックグリップ)、右手がウィークグリップで握ると紹介されています。

Aスイングのグリップといえば、お祈りグリップです。

Aスイングのグリップは、右手がウィークグリップになるほど被せるというよりは、右手はスクエアグリップなんじゃないのかなと思います。ウィークに近いスクエアグリップ?

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ベン・ホーガンのグリップ(握り方)

ベン・ホーガンが推奨しているグリップ(握り方)とは、まったく異なります。これは、昔のドライバーと現代のドライバーとでは、構造が異なるからです。昔のドライバーは、ヘッドが小さくて、重心距離が短くて、ヘッドが返りやすかったので、ウィークグリップにしてフック系のミスを減らすという考えがありました。
ベン・ホーガンのウィークグリップ 握り方

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現代的なグリップ(握り方)

現代のドライバーは、ヘッド体積が460ccというデカヘッドとなり、重心距離が長くなり、ヘッドが返り難く、捉まりが悪くなりましたので、ストロンググリップ(フックグリップ)で握ることで、ヘッドをスクエアに返して、ボールを捉まえることができます。この違いがあります。
ウィークグリップ、フックグリップとドライバーの相性

Aスイングで推奨しているグリップ(握り方)

Aスイングのグリップ(握り方)は、お祈りグリップと名付けられています。左手はフックグリップ(ストロンググリップ)、右手はウィークグリップにすることでナチュラルでニュートラルなポジションになると紹介されています。実際のところ左手をフックグリップ(ストロンググリップ)にすることでテークバックからは手首のコックが入れやすくなります。右手をウィークグリップにすることで、ゴルフクラブを握りやすくなり、ボールの前で構えやすくなります。

  • 左手=ストロンググリップ(フックグリップ)
  • 右手=ウィークグリップ(スクエアグリップ)

左手がストロング、右手はスクエアのプロゴルファー

左手がストロンググリップ(フックグリップ)、右手はスクエアグリップの有名選手はタイガー・ウッズが居ます。あとは、ローリー・マキロイが有名です。松山英樹もそうですね。

 

Aスイングとマキロイのスイング

ローリー・マキロイは、Aスイング(レッドベター)ではありません。マイケル・バノンです。ですが、レッドベターのAスイングを読み返しながら、ローリー・マキロイのスイングを思い出していました。マキロイは、左手がストロンググリップ(フックグリップ)、右手はスクエアグリップでゴルフクラブを握り、フェース面をシャット(閉じながら)にしてテイクバックをします。

シャットに上げて、スイングプレーンをなぞるようにゴルフクラブを下してきます。この打ち方が、レッド・ベターのAスイングに近いイメージがあります。ですが、よく見ると、ほんの少しですが、ゴルフクラブを上げた軌道よりも少しだけ、ゴルフクラブが後方へ入ってから、下りてきます。

よく見ないと判らないレベルです。ほんの少しでもゴルフクラブが後方へ入っているのであれば、それって、ループスイングになるのではないだろうかと思った次第です。上げた軌道と下りる軌道がズレているので、ループスイングだという勝手なこじつけです。が、ループスイングと言い切るには不適切かもしれません。俗にいうところの、レイドオフであるという方が、一般的なのかもしれません。

  • Aスイング = ループスイング
  • マキロイ = レイドオフ
レイドオフ = LAID OFF
トップスイングにてゴルフクラブのシャフトが、寝てしまって、飛球線方向にから外れるという意味です。

ローリー・マキロイのスイング

ループスイングとレイドオフの目的関数

ループスイング、レイドオフ、どちらも目的は、トップスイングで、クロストップにならないための予防策ともいえます。トップスイングで、少しでも違和感があったり、クラブが下りてくるときに違和感がある場合は、クロストップになっているかもしれません。

 

THE BASIC(ザ・ベーシック)それが、マキロイのスイング

どちらにしろ、ローリー・マキロイは、左手がストロング+右手がウィーク or スクエアで、ボディーターンで自然とボールを捉まえて飛ばせるスイングとなっています。この打ち方というのは、私たちアマチュアゴルファーでも真似しやすいですし、真似するべきスイングです。ヘッド体積460cc+重心距離長めのドライバーでもボールを捉まえて飛ばせるスイングです。

そもそも、マキロイは、ミラクルショットやスーパーショットを繰り出すような選手ではありません。やっていることは、ベーシックで、難しいことはしていません。ヘッド体積460cc+重心距離長めのドライバーを適切に振るための、基本中の基本ができているというのが、マキロイです。なので、曲がらず、ストレートで、狙ったところにボールが運べるし、強いんだと思います。

ドロー打つとか、フェード打つとかじゃなくて、真っ直ぐに飛ばす。狙ったところに飛ばすというのが、マキロイの真骨頂のように感じます。マキロイのスイングパワーを真似することはできませんが、グリップ(握り方)とボディーターンでボールを捉まえて飛ばすという打ち方は、真似すべき打ち方だと感じました。クラブをどうやって振るのかということを課題にするのではなくて、左手がストロング+右手がウィークorスクエアで、ボディーターンをすれば、自然とヘッドが返ってくるということです。

 

どんな打ち方が良いのか?

色々なゴルフスイング技術書があります。どれが良いのかというよりは、自分が理解できるのかどうかという点が重要だと思います。また、ゴルフを長く続けている人は、自分独自の打ち方や考え方があり、ゴルフ技術書などで紹介されないような打ち方をしていることもあります。

だけど、それでスコアを出せるのであれば、それが正解だと思います。あれが良い、これが良い、新しい理論の打ち方など、色々あります。最も良いのは、自分ができる打ち方であり、良いスコアが出せる打ち方だと思います。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
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