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シャフトの長さによる飛距離の違いを考える

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長尺ドライバーは飛ぶと言われています。その理由はシャフトが長いからですね。シャフトが長くなると飛距離が伸びるのは、シャフトが長い方がヘッドスピードが上がるからだと言われています。飛ぶと言われている最近のアイアンも密かにシャフトが0.5インチ長かったりもします。

 

シャフトの長さによる飛距離の違い

ミート率とか、スイングとか、実際のヘッドスピードなど細かなことは全く考えていません。理論的な数値としてはシャフトが1インチ長くなると、ヘッドスピードが1m/s上がると言われています。ヘッドスピードが1m/s上がると、ボールの初速が約1.45倍になると言われています。ボールの初速に係数4を乗算すると1.45×4=5.8となり、5.8ヤード飛距離が伸びるということになります。ということは、ヘッドスピード40m/sのゴルファーがシャフトを1インチ伸ばすことで、ヘッドスピードが41m/sになるという計算になり、飛距離は5.8ヤード伸びるという計算になります。

  • シャフト1インチ = ヘッドスピード1m/s
  • ヘッドスピード1m/s = ボール初速1.45倍
  • 係数4 × ボール初速1.45倍 = 5.8ヤード

スプーンとドライバーの飛距離差

ドライバーとスプーン(3番ウッド)を比べた場合には、ドライバーの方が飛距離が出ます。ヘッドの大きさ、シャフトの長さと、ロフト角の影響が大きいように感じます。ドライバーのヘッド体積460ccというデカヘッドだから慣性モーメントが高いという理由も加わって、ドライバーの方が飛ぶということです。

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ヘッドが大きいドライバーとヘッドが小さいドライバーは、どちらが飛ぶかというとヘッドが大きいドライバーの方が飛びます。ヘッドの大きいドライバーの方が飛ぶというか、飛ぶための要素が多くなるという言い方の方が適切かもしれませんね。ヘッドの大きさというのは、飛ぶ要素にはなるのですが、飛距離に影響を与える比率というのは、それほど大きくないのではないかと思っています。もちろんヘッドが大きくなれば慣性モーメントが高くなりますから、飛ぶということにつながってきます。

ドライバーと3番ウッドの飛距離
ドライバーと3番ウッドの飛距離差に関しては、飛ぶスプーンのページで紹介していますので、参考にしてみて下さい。

 

 

シャフトを短くした場合

シャフトを伸ばすのではなくて、短くした場合にはどうなるのだろうか。

2インチ短くした場合は、ヘッドスピードが2m/s落ちます。ヘッドスピード1m/s は ボール初速1.45m/sですから、2インチ×1.45=2.9となり、2.9×係数4=11.6となります。2インチ短くすると約11.6ヤード飛距離が落ちるということになりますね。

  • シャフト2インチ = ヘッドスピード2m/s
  • ヘッドスピード2m/s = ボール初速2.9倍
  • 係数4 × ボール初速2.9倍 = 11.6ヤード

45インチという長さのシャフトのクラブで200ヤードという飛距離が出る場合、43インチのシャフトであれば、188.4ヤードの飛距離になるという計算です。ヘッドスピードとか、フェース面の反発だとか、ミート率とか、スイングなど細かなことは全く加味していない、数字だけの計算でであれば、上述したような計算になります。

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シャフトが長くなれば、ヘッドスピードが早くなるということですね。飛距離アップをするには最も簡単な方法なのかもしれません。ただ、シャフトを長くすると振り難さが現れてきますし、打点がブレやすくなり、フェース面のスイートスポット(スイートエリア)で打つことが難しくなってきます。シャフトを長くするには、この辺りのバランスが必要になってきますし、クラブ全体のバランスも注意しなければいけませんね。

 

シャフトの長さの落とし穴

シャフトの長さが気になって、色々と追求をしていくと、落とし穴があることに気づきます。

シャフトを長くすれば飛距離アップが出来ます。ですが、シャフトの長さを46インチにしても46インチという長さのメリットを100%活かすことが出来ないということです。46インチのシャフトであったとしても、その46インチという長さのなかでグリップをしなければいけませんので、実際に有効的なシャフトというのは短くなるのでは・・・という落とし穴です。

つまり、45インチのシャフトを使っていたけど、46インチのシャフトにしたという場合には、実測としては1インチ長くなりますが、ゴルフクラブとしての性能を引き出せるシャフトとしての長さは46インチよりも短くなるということです。

また、シャフトの長さの計測方法いくつかあります。計測方法によってはシャフトの長さが異なる場合があります。

シャフト長さの測り方

各メーカーによってシャフト長さの測り方が異なります。最近は、ルールに適合となるよう、今まで以上にシビアな検査をクリアできるよう、各メーカー努めています。R&A 英国ゴルフ協会策定は、60度法を基準に長さを測っているメーカーが殆どと

60度法

60度という角度が付いた面にクラブのソールを当てて長さを測る方法です。R&A 英国ゴルフ協会策定は、60度法を基準にするようにと促しています。

60度法

ヒールエンド法

クラブヘッドのヒールエンドまでの長さを測る方法です。クラブヘッドの形状によってはヒールエンドの位置が異なるのでシャフト長さの数値も差異が出る。

ヒールエンド法

 
60度法とヒールエンド法ではシャフトの長さの測り方が異なりますので差異が発生します。シャフトの長さは確かに飛距離に影響を及ぼしますが、シャフトが長くなれば打点がズレる可能性も高まってきます。

現実的に考えると、やはりドライバーは45インチ前後が良いのかもしれないですね。シャフトが長ければヘッドスピードが上がって飛距離が伸びるということになりますが、適切なスイングで適切なインパクトが出来るようになることが、もっとも大切だということかもしれませんね。

 

ゴルフクラブの平均的な長さ

ドライバーの平均的な長さ

ドライバーの平均的な長さは、45インチ±1インチくらいとなっています。最近の新しいモデルは、シャフトが長くなってきています。45インチ以上の、45.75インチという長さとなっているドライバーが増えてきています。

フェアウェイウッド

フェアウェイウッドの3番ウッドの場合は、43インチ±1インチくらいとなっています。概ね、43インチ、43.5インチとなっている3番ウッドが多いです。

5番ウッド

5番ウッドの場合は、42インチ±1インチくらいとなっています。

7番ウッド

42インチが多いです。

※メーカーによって異なりますが、3番ウッドから、0.5インチ刻みとなっていることが多いです。

 

シャフトが長い方が飛ぶのか?

シャフトが長い方が飛ぶのか? 飛びます。明らかにヘッドスピードが速くなります。とくにドライバーは、シャフトを長くして、ヘッドに鉛などで錘を付けて、ハンマーバランスにすると、インパクトのエネルギーが強くなります。

この時に注意しなければいけないのが、シャフトの剛性です。シャフトを長くするだけではなく、自分のスイングパワーで、振り切れる程度の重さであることと、十分にシャフトが撓らせることができる程度のシャフトを選ぶと良いです。市販されている、ドライバーでシャフトが長めのモデルの殆どは、シャフト重量が軽くなっており、トルクも大きくなっています。しっかりと撓らせて、シャフトの撓りでヘッドを加速させるということを考えられたモデルが多いです。

シャフトが長いドライバーのデメリット

シャフトが長いドライバーのデメリットとしては、打点がズレやすくなるという点です。シャフトが長くなれば、トゥダウン現象も著しくなりますし、シャフトのトルクが大きいことが仇となり、打点がズレやすくなる傾向にあります。ですから、最近の新しいモデルのドライバーは、打点がズレても強い反発が得られるような構造になっているモデルが多いということには、頷けます。

簡単にヘッドスピードを速くしたい場合は、長尺ドライバーを使う

トレーニングをせずに、とりあえず直ぐにヘッドスピードを速くしたいのであれば、シャフトの長いドライバーを使うと良いです。最初は打ち難さを感じるかもしれませんが、ヘッドの加速が全く違うということを感じます。

とくに最近のドライバーは、普通に45.75インチとか、46インチくらいの長さが主流となってきています。これも、シャフトが長い方がヘッドスピードを速くすることができるからです。

飛び系のアイアンは、シャフトが長い

ストロングロフトで、弾きの良い、飛び系のアイアンの場合は、シャフトが長くなっているモデルが殆どです。飛距離を出すための構造を取り入れていますから、そのひとつとしてシャフトが長くなっています。

GBB EPIC STAR アイアン

  • ロフト角:26度
  • 7番アイアンの長さ:37.5インチ
昔のアイアン(8年くらい前)

  • ロフト角:30度くらい
  • 7番アイアンの長さ:37インチ

飛び系アイアンのGBB EPIC STAR アイアンの方が、シャフトが長いです。シャフトが長くなれば、ヘッドスピードは速くなりますので、飛距離を伸ばすことができます。併せて、飛ばすためにロフト角の数字が小さくなっています。番手としては、7番だけど、スペックとしては、昔の5番アイアンか6番アイアンくらいになっているということです。

アイアンのシャフト長さの関連記事
アイアンのシャフト長さの関連記事がありますので、併せて読んでみてください。

 

ドライバーは、飛ばすためにある程度のシャフト長さが必要

昨今、シャフトが短くなった、短尺ドライバーなどが人気だったりもします。プロゴルファーも使っているということもあり、短尺ドライバーの人気が高まってきています。ただ、アマチュアゴルファーの場合は、もともとスイングパワーがある訳ではないので、ゴルフクラブの性能に頼って飛距離を伸ばすということを考えた方が賢明です。ですから、シャフトが長い方が、無理せずにヘッドスピードを速くすることができます、飛距離アップができるということです。

シャフトが長いドライバーは、構え難くて、打ち難さを感じるかもしれませんが、慣れてくると強い武器となります。

 

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