ゴルフの捻転は、どこまで捻って、どこがトップか
どこまで捻転したらトップなのか迷ったら
トップスイングをつくったときに肩が十分に回転して、腰の回転は肩の半分くらいになっており、捻転差ができていることが大切です。
ジム・マクリーンの書籍では、肩の回転は80~110度くらい。
腰は、40~70度くらいになると良いとしています。
レッド・ベターの言うトップスイング
レッド・ベターはトップスイングは、10時くらいまでの高さにすると良いと書籍に描いています。コンパクトで、小さなスイングをすることで常に同じリズムで打つことができるということを念頭に置きつつ、オーバースイングにならず、捻転し過ぎないトップスイングは、10時までが良いと書いています。
ゴルフクラブが飛球線方向に対して平行になる
また、トップスイングで持ち上がったゴルフクラブが飛球線方向に対して平行になっていることも確認すると良いです。
フェースは完全に開く
トップスイングでゴルフクラブが飛球線方向に対して平行になるということは、ゴルフクラブのフェースは完全に開いている状態となり、トップスイングではフェースが開いている状態が正しいです。
トップの位置が決められない
自分のトップスイングの位置が決められない、どれくらい捻転すれば良いのか判らない、ゴルフクラブをどれくらい高く上げるのか判らないという場合は、簡単な方法があります。
ゴルフクラブを持って、普通に立って、自分の胸の前でゴルフクラブを垂直に立てます。そのまま、捻転をすれば、トップスイングが作られます。これが、無理していない状態のトップスイングとなります。
無理してゴルフクラブを高く上げる必要はない
ゴルフスイングのトップの位置が判らなくなると、無理してゴルフクラブを高く上げたりしまいがちです。無理して上げると、オーバースイング気味となってしまい、身体に余計な負担が掛かってしまい、バランスを崩しやすくなります。
といっても、オーバースイングで打つプロゴルファーはけっこう多いものです。
捻転の深さを確認する
ゴルフスイングの捻転の深さを確認するには、左肩が顎下に入っているかどうかと、右肩が後頭部側までまわっているかどうかを確認するという方法もあります。一般的には、左肩が顎下に入っていることだけを重要視しますが、右肩もしっかりと回転していることを確認してみると良いです。左肩ばかり意識して、右肩はあまり気にしてない場合、ダウンスイングからインパクトにかけて、右肩がはやく戻ってしまって、身体が開きやすくなり、スライスが増える傾向があります。
ゴルフスイングで肩を回転させるコツ
考え過ぎるとスイングできなくなる
あまり考えすぎると、腕(クラブ)が上がらなくなってきますから、考えすぎは良くありませんね。というよりも、考えてはいけない内容だと思います。どこまでがトップか・・・それは、トップスイングがつくられたところが、トップだから・・・考える必要は無いというのは分かっているのですが、考えてしまいます。
捻転できなくなるほどに身体を捻ってしまうと、逆に身体が我慢できなくなってしまって、バランスを崩してしまって、立っていられなくなってしまうでしょうね。バランスを崩して立っていられない状態でスイングをすれば、スイング軸はズレてきますから、ミスショットをしてしまう可能性が高くなります。
左肩が顎下に入ってるかをチェック
トップの位置というのは・・・左肩がアゴの下に入ってくるくらいの捻転がちょうど良いのかもしれません。左肩がアゴに入って、さらに捻転していくようであれば、捻転し過ぎなのかもしれません。あまりにも捻転し過ぎると、戻すことが出来なくなってしまいそうですね。つまり、トップの位置とかクラブをどれくらい上げるかというのは、あまり気にしない方が良いのかもしれません。トップの位置を気にするよりは、左肩の入り肩を気にした方が良いのかもしれませんね。
トップの位置を気にし過ぎるとおかしくなる
あまりにもトップの位置というか高さを気にすると、トップの位置を調整しようとして腕で上げたりしてしまいますから、余計な動作が入ってしまうことがあります。トップというのは腕を上げるというよりは、上がるというか上がってくるという感覚が適切な表現なのだろうと思います。また、トップの位置を高くするとアップライトになってしまう傾向がありますし、トップの位置を低くしようとすると、フラットになる傾向があります。
つまり、トップの位置というのはスイングプレーンに大きく関わってくるでしょうし、フォロースルーにも影響してきます。捻転を深くするというよりは、如何にクラブヘッドが走るようなスイングをするのかがポイントになるのだろうと感じています。この辺りは、練習をしながら自分の体格や膂力に合ったスイングを見つけるしか無さそうですね。
日々、精進
がんばります