ティーショット用ミニドライバー、スプーンの紹介
更新:2022/06/05
ティーショット用のミニドライバー、フェアウェイウッドの紹介です。飛ばせるけど、ドライバーよりもコントロールしやすい、ドライビングクラブです。
ミニドライバーのメリット
ミニドライバーのメリットとしては、シャフトが短い(全長が短い)ので振りやすいという点です。フェアウェイウッドのように打っていけるので、振り抜きやすく、ミート率が高くなりますし、ミスショットを減らせます。
今は私のドライバーが調子悪いものですから、飛ぶスプーン、フェアウェイウッド、ミニドライバーにとても興味を持っています。思い切ってドライバーを変えるというのもありますが・・・なかなか勇気が出ないんですよね。ドライバーを変更したり、シャフトを変更するというのは、それなりのコストが発生します。ですが、本当に結果オーライになるかどうは判りませんからね。
ドライバーでもしっかりとショットが出来ないと、スプーンだろうとミニドライバーだろうと、どんなクラブでもナイスショットは打てないとは思うのですが。ドライバーを替えたとしても、シャフトを変えたとしても、スイングを修正したとしても、直ぐにドライバーでナイスショットが出るわけではありませんからね。それなりに時間を要するはずです。
それまでの代替クラブとして、飛ぶスプーン、ミニドライバーと呼ばれるクラブを使いたいなと考えています。今までに使ったことのあるミニドライバーやティーショットに適したスプーンの少しまとめを自分なりにしてみました。
ミニドライバーとは?
ミニドライバーとは、ネーミング通り、小さいドライバーです。もう少し掘り下げて説明をすると、1番ウッド(ドライバー)と3番ウッド(スプーン)の中間のクラブとされており、2番ウッド(ブラッシー)であると言われています。
ドライバーよりも、ヘッドが小さくて、シャフトが短めとなっています。ですが、3番ウッドよりはヘッドが少し大きいというのが、ミニドライバーです。ロフト角は、12度、14度、16度などがあり、シャフトが短くて、ヘッドが小さいというだけで、クラブ全体の構造としては、ドライビングクラブそのものです。
ミニドライバーというネーミングなのですが、一応はフェアウェイウッドに分類されるらしく、芝生の上からでも打てるような構造となっているモデルが多いです。
ミニドライバーは、ドライバーよりもヘッド体積が小さくて、シャフトが短い。だけど、3番ウッドよりはヘッドが大きくて、少しだけシャフトが長い。だけど、ロフト角はドライバーに近いイメージという、特殊なクラブです。
ドライバー、3番ウッド、ミニドライバーの比較
番手 | 長さ | ヘッド体積 | ロフト角 |
ドライバー | 45~45.75インチ | 460cc | 10.5~14度前後 |
3番ウッド | 42.5~43.5インチ | 180cc | 15度前後 |
ミニドライバー | 43~44インチ | 250cc | 12~16度 |
テーラーメイド 300 ミニドライバー
ヘッド体積 307ccという小さなヘッドで3番ウッドよりも長めの設定となったミニドライバーです。
けっこうボールが捕まえられますし、低スピンなボールが打てます。ドライバーが苦手な人向けというよりは、コントロールしたい
人向けのドライビングクラブです。
テーラーメイド ORIGINAL ONE MINI ドライバー
テーラーメイドからオリジナルワンミニドライバーが発売されました。USモデルとなりますが、とても人気のあるミニドライバーです。テーラーメイドの最新モデルのドライバーに採用されているツイストフェース(捻じれたフェース)も取り入れており、飛び性能が高いミニドライバーとなっています。
SLDR MINI ドライバー
ミニドライバーの火付け役?となったクラブと言えますね。もちろん、SLDR MINI ドライバーが登場する前からドライバーの替わりになるようなクラブ(フェアウェイウッド)はいくつかありました。
ですが、SLDR MINI ドライバーが登場してからは、さらにミニドライバーの注目度が高くなったように感じますね。日本仕様のSLDR MINI ドライバーも販売されていたとのことですが、完売となっており購入することができませんでした。私が購入したのはUSモデルでした。シャフトが硬すぎて扱えませんでした。リシャフトを考えたのですが・・・結局はコスト面を考えて断念しました。
ともかく SLDR MINI ドライバーは、ミニドライバーと呼ばれるクラブ、ドライビングフェアウェイウッドと呼ばれるクラブの中でも人気の高いクラブだと思います。
中古の場合は、装着されているシャフトをよく確認されると良いです。USモデルで純正シャフトは、硬くて重いので振れません。フレックスXくらいの硬度です。なかには、リシャフトされているモデルがありますので、自分のスイングパワーに合っている中古を探すと良いです。
最近は、中古市場でも見かけるようになりました。
- ヘッド体積:260cc
- シャフト長さ:43(43.25)
- ロフト:12 / 14 / 16
Aero Burner Mini Driver(エアロバーナー ミニドライバー)
テーラーメイドのエアロバーナー フェアウェイウッドの延長線上にあるようなクラブのようです。とても興味のあるクラブです。シャフトの長さが43.5インチということで、3番ウッドよりも少しだけ長めの設定にされていると言うことは、やはりブラッシー(2番ウッド)に近いのかもしれませんね。こちらも中古市場で多く見かけるようになりました。
- ヘッド体積:253
- シャフト長さ:43.5
- ロフト:12.0 / 14.0 / 16.0
Callaway Big Bertha Mini 1.5
キャロウェイのミニドライバーです。ラインナップとしてはフェアウェイウッドのシリーズに含まれることから、芝生の上からでも打つということを想定しているみたいです。こちらもUSモデルしか無いようですが、とても興味のあるクラブです。キャロウェイがミニドライバーのようなクラブを登場させてきた背景としては、やはりフィル・ミケルソンがティーショットでスプーンを多用していた影響からでしょうか。現在は中古市場でも品薄となっており、殆ど見かけませんので、幻のミニドライバー? そんな存在となりました。
中古市場で、たまに見かけますが、翌日には売り切れとなっています。それくらいのスピード感で売れていきます。
- ヘッド体積:235
- シャフト長さ:44
- ロフト:12° or 14°
ミニドライバーに関する まとめ
もともとスプーン(3番ウッド)を持っているという人は、それを利用すれば良いと思います。ですが、現代的なスプーンは明らかに飛びますから、飛距離を求めるのであれば新しいスプーンの方が良いかもしれないですね。スプーン(3番ウッド)すら苦手で、それでもスライスが出るという場合にはクリーク(5番ウッド)を選択するという方法もありますが、ティーショットで飛ばせる距離が短くなってしまいます。
ということで、ドライバーに悩んでいるとドライバーの替わりとなるクラブを探してしまうんですよね。もちろんドライバーでナイスショットが出るための練習やトレーニングは継続していきます。ひとまずは、スプーン、ミニドライバーなどでティーショットを凌いでいかないと大変なスコアになってしまいますから・・・頑張ります。
ティーショット用 の ミニドライバー とか スプーンとか 少しまとめという記事も読んでみてください。ティーショット用のドライビングクラブ選びのヒントになればと思います。少しでもミスショットを軽減できるような、クラブを見つけられるヒントになれば幸いです。
スプーンといえども、現代のスプーン(3番ウッド)は、昔に比べてヘッドが大きくなっています。RBZ STAGE2 スプーン と 昔のドライバーを比較 直ドラになる? という記事も参考にしてみてください。昔のドライバーと、現代のスプーンを比べると、ヘッドの大きさがあまり変わりません。
日々、精進
がんばります