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周辺視力のパッティング

 

ゴルフと視力

ゴルフをするうえで視力のことを知っておくと、色々な場面で役に立つことがあります。とくに周辺視野は、ゴルフスイング、パッティングには大切です。ゴルフというスポーツだけではなく、他のスポーツでも視力というのは、とても大切です。見えなければ人間は動作をすることが困難になりますから。

私、自身がパッティングに悩まされていますので、周辺視力というものをパッティングに活かせるような勉強をしましたので、シェアをしたいと思います。

 

周辺視野とは

真っ直ぐ見ていても、ぼんやりと周りの景色、隣の景色などが視界に入ってきます。ぼんやりとした周辺の視界のことを周辺視野と呼びます。速読のひとつの方法として取上げられていることもあります。目標の一点を見ているのだけど、その目標以外の周りのことが見えるという視力というか能力のことで、周辺視力と呼ばれています。

ゴルフというスポーツでも周辺視野が活きてきます。ゴルフスイングをしているとき、ショットをするときにはボールを見ていることが多いですが、テイクバックをするときには、ボールを見ているのですが、クラブヘッドが引っ張られていくのが見えるはずです。それも周辺視野で見ているということです。

視野、視力から得られることも情報です。ゴルフは、少しでも多くの情報を得られた者が勝つとも言われています。

周辺視野とは

 

通常のパッティング

通常のパッティングは、アドレスを決めて、カップを見て、ラインを見て(読んで)、ボールとパターのフェイス面を見ながらパットをするはずです。頭を動かさないようにパットします。これが、通常のパッティングであるかどうかは、何とも言えませんが・・・一般的なパッティングというか、ボールとパターを見るパッティングとも言えます。

通常のパッティングであれば、自分の足元(ボールとパターを見ている)を見ているので、カップが見えない、カップを見ないパッティングであると言えます。

ですが、考え方を少し変えると、自分の足元のボール、パターのフェイス面(ヘッド)を見ていたとしても、視界の中にはカップが見えていることがあります。それは、はっきりと見えるわけではなく、なんとなく、ぼんやりと見えます。事前にグリーンのラインを読んだからこそ、カップの方向を見なくても、パッティングが出来ます。

その、ぼんやりとカップが見えるという視界のことが周辺視野であり、それを見る能力が周辺視力です。知らずうちに、かなり特殊な見かたをしているのです。人間の能力ってすごいですね。

通常のパッティング

 

周辺視力のパッティング

周辺視力のパッティングは、グリーンのラインを読んで、どのようなラインなのか、タッチの強弱を思い浮かべながらアドレスをします。

アドレスが決まったら、自分の足元のボール、パターのフェイス面(ヘッド)を見ません。狙っているカップ、またはカップ近くのラインを見ています。見るというか、カップの方向、狙っている方向に顔を向けます。

ですので、ボールにパターのフェイスが真っ直ぐコンタクトできているのか、どうかは感覚になってしまうかもしれません。でも、練習ラウンドをしている時などは、残りの距離が数十センチくらいになるとOK!とかいってボールを拾い上げたりすることがあるじゃないですか。時には、OKと言われてもパットして入れる時もあります。その、OK!と言われてパットするとけっこうな確率で入るじゃないですか。ぼんやりと見ていることで、あのリラックスした感覚が生まれてくるのかもしれませんね。

周辺視力のパッティング

 

ボールとパターは直接見ていないけど、周辺視野に入ってくることで、ぼんやりと見ることが出来ます。この視界を保つことで、カップとラインとボールとパターを同時に見ることが出来るとも言えます。人間の能力って凄いですね?!

 

ジョーダン・スピースのパター

実は、ジョーダン・スピースはボールを見ずにパッティングをします。

パットでボールを見ることなくカップを見てパッティングをしています。
周辺視力でのゴルフをしているのだろうかと感じさせてくれます。

カップを見ているのだけど、視界の中にはボールも見えている、だけど見つめているのはカップで、その状態でパットをする。

ジョーダン・スピース パター

▲ジョーダン・スピース パターでのアドレス。
この時は下を向いてボール、パターを見ています。

ジョーダン・スピース パター

▲顔を少し左に向けて、カップを見ながらパットをするところです。
明らかにボール、パターを見ずにパットをします。

ジョーダン・スピースは明らかにボール、パターを見ずにカップの方向に顔を向けて(カップを見て)パットをしています。

自分の足元のボールを見続けていたら、パターのフェイスがボールにコンタクトする瞬間に手で操作をしてしまうかもしれないとか、そういった目で視えた情報から反射的に身体が動くことを抑制しているように思います。または、カップの位置と自分の足元のボールとパターのフェイス面(ヘッド)両方を見ているのかもしれないですね。

周辺視力を活かしたゴルフが出来れば、色々な場面でスコアをまとめるための手助けになってくれそうですね。

ドライバー、アイアンなどは練習をすれば何とかなります。パターだけは練習をしても、なかなか思い通りにいきませんからね。技術も必要だけど、心の中の迷いなども影響しますし、微妙な身体の動きがパッティングを狂わせてしまいます。

周辺視力(周辺視野)のことを、もう少し取り入れてパッティング練習に励んでみようと思います。

日々、精進
がんばります

 

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