ドライバーで右足を引いてクローズスタンスで打つ効果
2023/10/07更新
クローズスタンスで打つ効果とメリット
右脚を少し引いて、ターゲット(飛球線)に対してクローズスタンスにすることで、ボールを捕まえて、フック系のボール(ドローボール)が打ちやすくなるというメリットがあります。スライスが多い人にお勧めです。自然とインサイドアウトで打ちやすくなり、ボールが捕まりやすい打ち方になります。
つまりクローズスタンスにして身体の向きを閉じることでカット軌道(アウトサイドイン)がインサイド軌道に変更できるということです。そして、捕まったボールが打てるしスライスを減らせるということです。
つまり、クローズスタンスにすることで意図的にスイング軌道をカット軌道からインサイドにするということができます。スライスを減らすための練習、インサイドから打つためのトレーニングなどでも使用される方法です。
逆にデメリットとしては、フックが強く入りすぎてしまって、チーピン(フック系のミス)が増える可能性があるという点です。
クローズスタンスとは
クローズスタンスとは、従来のアドレスよし右足を少し引いたアドレスのことです。飛球線方向に対して、左足が少し前に出て、右足が引かれたアドレスです。クローズスタンスは、捉まったドローボールを打つための古典的な打法です。スライスが多い人が試す場合もありますし、飛球線に対して身体の向きに角度を付けることで、捉まったボールを打つことができます。
クローズスタンスで打つときのコツ
従来のアドレスと比較して、少しだけ右足を引くアドレスとなりますが、肩と腰は真っ直ぐの状態にしておきます。よくある間違いとしては、右足を引いたことで、身体が右を向きやすくなり、肩と腰も右方向に向いてしまうと、打ち出し方向は右方向となってしまいますので、そのままプッシュアウトなスライスとなり、余計にミスショットが増えます。
打ち方は、従来通りの打ち方です。
クローズスタンスで打った場合の弾道
ボールは少しだけ右方向に飛び出して、フック回転して、左方向に戻ってくるという弾道です。すなわち、ドローボールとなります。なので、スライスが多い人は、クローズスタンスで打つことで、スライスを減らして、ドローボールが打てるようになります。
クローズスタンスは背中で打ちやすい
クローズスタンスというのはネーミングのスタンスをクローズにします。すると、身体も閉じやすくなりますので右肩が突っ込んだり、右肩が早く入ってしまうことを予防することができます。
テイクバックして、トップスイングを作ったときに、胸を飛球線とは逆方向に向けて、背中を飛球線に向けた状態でダウンスイングに移行しやすくなり、身体の開きを抑えることで、ドライバーのフェースの開きを抑えることもできます。
クローズスタンスで打つ効果
スライスが多い人が捉まったボールを打つのに効果的です。クローズスタンスで打つ効果としては、スライスを抑えて、捉まったボールが打ちやすくなります。場合によっては、フックが強く入ることもあります。
右足を引いているので、ゴルフクラブをインサイドからアウトサイドに振りやすくなります。また、ダウンスイングで腕(ゴルフクラブ)を下ろしてくる空間が広く使えるので、窮屈感がありません。懐を広く使えるという言葉で表現することもあります。左足が右足よりも少し前に出ているスタンスとなるので、左足に荷重し易くなり、左の壁を作りやすくなります。
スライスが多くて悩んでる場合は、クローズスタンスを試してみると良いです
クローズスタンスに向いている人
クローズスタンスに向いている人は、適切なスイング、打ち方、感覚を養いたいと考えている人に向いています。クローズスタンスにすることで、ゴルフクラブをインサイドからアウトサイドに向けて振る感覚を養うことができますし、強い左の壁を作ることを覚えることもできます。スライサーからドローヒッターに変身するには、クローズスタンスが手っ取り早いです。
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