ゴルフスコアの70%は120ヤード以内のショットで打たれる
ゴルフスコアの70%は120ヤード以内のショットで打たれる
スコアーの70%は120ヤード以内で打たれる。だから、アプローチとパットを重点的に練習すること。ジャック・ニクラスの言葉ですね。今年、2015年マスターズの開幕前日では恒例となっているパー3コンテストでは、ホールインワン獲ったりという何歳になっても凄いですね。もともと、スター性があるというか、何かしら凡人が持っていない能力を持っているように感じます。
ジャック・ニクラスの言葉で思い出すのが、アプローチショットばっかりを練習していた日々のことと、自分のスコアを分析のことです。それらをまとめてみました。
ショートアイアンやウェッジは難しい
120ヤード以内のアプローチショットというのは、距離が短いので簡単そうなイメージがありますが、意外と難しいです。その理由は、深い前傾姿勢を保つ必要があるからです。ドライバーなどの長いクラブの場合、前傾姿勢が浅くなるので、意外と身体への負担が少なくて打ちやすいです。ショートアイアン、ウェッジの場合、クラブ自体が短いので深い前傾をしなければなりません。また、深い前傾を保つのが、かなりの負担となります。ショートアイアンやウェッジが難しいのは、深い前傾姿勢を維持しなければならないからです。
ゴルフレッスンを通い始めた時期
ゴルフレッスンに通い始めた時には、アプローチショットの練習ばかりをしている時期がありました。自分の心の中では、こんなことをしなくても、もっと長いクラブで飛ばす練習とかしたいのにな?と思っていたりもしました。それなりにドライバー打てるのに、4番アイアンだって芝生の上から打てるのに、何か違うんだよなと思っていました。
5番アイアンで転がす
最初は5番アイアインでパターのように転がすアプローチ、そして7番アイアンで転がすアプローチ、ピッチングウェッジ、ロフトの大きいウェッジでのアプローチを順番に練習していましたね。ボールを上げないアプローチというか、5番アイアンだったら大きくボールが上がることはありませんので、基本的には転がすことを考えるという練習でした。
9番アイアンのアプローチ
ですが、9番アイアンでのアプローチは5番アイアンよりはボールが少し上がります。それは、9番アイアンの方がロフトが大きいからですね。番手なりのボールの上がり方と転がり方の勉強ということですね。でも、練習そのものは、とても退屈でしたね。とても退屈だなと当時は思っていました。
100ヤード前後のアプローチショット
その後は、100ヤード圏内のショットの練習が多かったですね。ピッチングウェッジで80ヤード?100ヤードを打ち分けるとか、9番アイアンで110ヤード前後のショットを打つという練習が多かったですね。フィル・ミケルソンもスイング作りにはウェッジを使ったスイング作りをするというようなことを言っていたので、短いクラブで適切なスイングを作ることはとても重要なんだろうなという気持ちが少しありました。
ですが、最近では何故あのような練習をする必要性があったのか、判るようになってきました。
100ヤード前後のアプローチは難しい?
ピンまで約100ヤードくらいの距離を得意としているゴルファーは、かなり多いです。短い距離のアプローチよりも、100ヤードくらいを打って行った方が、ベタピンにつけられるという人は多いです。私もそういったタイプです。短い距離のアプローチでは、ザックリしたり、トップしたりすることがあるので、わざわざとピンまで100ヤード前後を残すという人も居ます。
ピンまで100ヤード前後という距離というのは、ピッチングウェッジで普通にスイングすれば、100ヤードくらい飛ばせる距離なので、迷いが無いのと、クラブがそこそこ重くて、手打ちがかき消されて、ナイスショットしやすいです。それを自分の得意にすることで、スコアをまとめやすくなります。
自分のゴルフスコアを分析するとジャック・ニクラスの言葉の意味がわかる
自分のゴルフスコアを分析すると、ジャック・ニクラスの言葉の意味がとても良く判ります。
例えば私のスコアが91だったとして、パット数が42だったとします。91-42=49となります。この、49というのはパット数が含まれていない打数となりますので、ティーショット、セカンドショット、アプローチなどが含まれるショットとなります。
49打を18ホールで割ると・・・49÷18=2.7222 という数字となります。
1ホール概ね3打でグリーンに乗せているということになります。
パット数を考える
もちろん、2打でグリーンに乗せることもあるけど、2.7222とう数字からは明らかに3打でグリーンオンしている方が多いということになります。ほんの少しグリーンを外して、アプローチで寄せたとか、ショートして3打目でグリーンに乗せたとか、そういった状況が窺えます。
そして、パット数42を18ホールで割ると・・・42÷18=2.333 という数字となります。1ホール2パット以上しているということですね。2パットでおさまることもあるけど、3パットもあるというこですね。
出来る限り2パットでおさめたいのであれば、パット数42を18ホールで割った数字、42÷18=2.333 の 2.333-2=0.333。 0.333×18=5.994という数字になります。 5.994という数字からパット数を5打前後は少なくしなければいけないということですね。91というスコアからパット数を5つ差し引いたら、86というスコアになりますからね。 ですので、まだまだパットに関しては勉強が必要のようです。
スコア91 / パット数42 の場合
91-42=49 【 グリーンまでの打数 】
49÷18=2.7222 【 グリーンまでの1ホール平均打数 】
42÷18=2.333 【 平均パット数 】
(2.333-2) × 18=5.994 【 減らすことができるパット数(目標)】
というように自分のスコアを細かく分析していくと、パット数を減らすことが出来る可能性があるというのが見えてきます。そして、パット数を減らすにはしっかりと寄せてワンパットまたは、2パットで確実におさめられるようにすることが重要だと言うことですね。ワンパット、2パットで確実におさめるためには、ワンパット、2パットでおさめられるための精度の高いアプローチが必要となってきます。
ゴルフレッスンの先生への相談もあり上述した感じでスコアを分析しています。ですが、スコア分析は色々な方法がありますし、最近ではアプリなどもありますので、もっと分析しやすい方法があると思います。
これこそ、ジャック・ニクラスの言葉にある ゴルフスコアの70%は120ヤード以内のショットで打たれる。アプローチとパットを重点的に練習をするということの意味なんだと思います。
もちろん、レギュレーション通りPAR4は2打でグリーンに乗せる、PAR5は3打でグリーンに乗せられるような飛距離アップを目指すという考え方もありますが、身体的能力アップが必要となるために、時間を要しますし、年齢的に限界があると思います。諦めではありません。
日々、精進
がんばります