ゴルフは哲学

ドライバーより 3番ウッド(スプーン)の方が飛ぶ | 2023年


2023/08/31 更新
ドライバーよりも3番ウッドの方が飛ぶ理由、飛距離、3番ウッドのメリットの紹介、打ち方のコツを紹介してます。

 

ドライバーより飛ぶフェアウェイウッド

ドライバーより飛ぶフェアウェイウッドを紹介しています。主には、ティーショットで使える3番ウッド(スプーン)を紹介しています。ドライバーと3番ウッド(スプーン)のシャフトの長さの比較、シャフトの長さの違いによる飛距離差なども計算して算出をしていますので、参考にしてください。中古でも飛び性能の高いフェアウェイウッドがあります。

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2023年(令和4年)の飛ぶスプーン

フェアウェイウッドも低重心で低スピンが打てるようになってきました。最近は、さらに低重心化が進んで、芝分の上からでもボールにコンタクトしやすくなってます。また、ソールを滑らせながら、ゴルフボールの下の方から拾い上げるようにインパクトできるので優しく高弾道が打てて、キャリーが出せます。

フェアウェイウッドは、ドライバーに比べるとバックスピン量が増えやすいので、低スピンで打てるフェアウェイウッド(スプーン)が主流になりつつあります。

3番ウッド(スプーン)の飛距離、どれくらい飛ぶ?

ヘッドスピード40m/s の場合、スプーンの飛距離は、概ね190~210ヤードくらいは飛ばせます。スプーンの飛距離はどれくらい飛ぶのかを簡易的に知るには、ドライバーの飛距離をベースにして考えます。ドライバー 45インチ HS40m/s 飛距離220ヤード だった場合を考えます。

シャフトの長さによる飛距離の違いを考えるというページで紹介した計算式を引っ張ってきます。

シャフトの長さによる飛距離差計算
  • シャフト1インチ = ヘッドスピード1m/s
  • ヘッドスピード1m/s = ボール初速1.45倍
  • 係数4 × ボール初速1.45倍 = 5.8ヤード

シャフト1インチ短くなると、概ね5.8ヤードくらいの飛距離差が出るということになります。3番ウッド(スプーン)の長さが 43.5インチだとしたら、ドライバーよりも 1.5インチ短いことになります。

1.5インチ × 5.8ヤード = 8.7ヤード
ドライバー飛距離 200ヤード ― 8.7ヤード = 191.3ヤード

3番ウッド(スプーン)の飛距離は、191.3ヤード となりますから、概ね190ヤードは飛ばせるということになります。ヘッドスピードが、もう少し速ければ、もっと飛ぶということになります。となると、5番ウッドの飛距離は、181.3ヤード前後くらいになるということですね。7番ウッドであれば、171.3ヤード前後くらいは飛ばせるということになります。

上述した計算は、あくまでも机上の計算ですし、ロフト角などは考慮してません。必ずしもこのようになるとは限りませんが、概ね近い数値となります。むしろ、3番ウッド(スプーン)の方が、シャフトが短くて振りやすいです。併せて、最近のスプーンは低スピンで高弾道が打ちやすくなってますから、真っ直ぐ打てればドライバーよりも飛ばせる可能性はあります。

3番ウッド(スプーン)の方が飛ぶ理由

3番ウッド(スプーン)とドライバーを比較すると、3番ウッド(スプーン)は、シャフトが短くて、ヘッドが小さい。実は、ここにドライバーよりも飛ぶというヒントがあるのだと思います。

シャフトが短ければ、ミート率が上がります。それは、きっとシャフトが短いのでスイングがアドレスの位置に戻りやすいことと、シャフトが短いので取り扱いやすさも手伝って、しっかりとフェース面をボールにヒットさせることが出来ているからです。これは3番ウッド(スプーン)の方がヘッドが小さいからということも手伝っています。

ドライバーよりもシャフトが短いので安心感がある

また、ドライバーよりもシャフトが短いので安心感があるのか、自信を持ってスイングすることができるので、その自信がナイスショットにつながっているように感じます。つまり、問題はクラブじゃないということかもしれないですね。

ミート率と簡単に言葉にしますが、フェース面の芯でしっかりとボールを打つということは難しいです。小さなボールに小さなフェースをものすごいスピードでヒットさせるのですから。ですが、3番ウッド(スプーン)は、そういったことがしやすいのだと思います。その理由はヘッドの形状、フェース面の形状にあります。3番ウッド(スプーン)はフェース面がシャローフェースとなっているモデルが多く、フェースが上下に薄くなっており、スイートスポット近くでボールを打つことが出来ます。これが番ウッド(スプーン)は飛ぶと感じる大きなポイントでしょうね。

また、ドライバーではない3番ウッド(スプーン)を持って構えているから、ドライバーを持って構えたときよりも安心感があるということがあります。安心感というのは、勝手な思い込みかもしれません。ドライバーが苦手だから、3番ウッド(スプーン)の方が打ちやすいと感じているのだろうと思います。

併せて、3番ウッド(スプーン)の方がドライバーと比べて重心距離が短いということもあり、ヘッドがアドレスしたときの位置に戻りやすいですし、操作もしやすい感じがします。

3番ウッド(スプーン)の場合、ドライバーに比べてFP(フェースプログレッション)が大きくなっています。つまり、出っ歯となっています。ですから、捉まりが良いですし、右へのすっぽ抜けを防げます。

最近の3番ウッド(スプーン)は、浅重心、低重心でスピン量が少なくなっており飛距離が出るとのことですが、私のヘッドスピードではあまり変化を感じることはありませんでした。スピン量が少ない分、ボールを上げるのが難しいように感じました。

3番ウッド(スプーン)の方が飛ぶというポイント

シャフトが短いから
ミートしやすい。打ちやすい。振りやすい
ヘッドが小さいから
ヘッドが返る・戻りやすい。フェース面をスクエアに戻しやすい
ドライバーよりも安心感がある
苦手意識を振り払って打つことが出来る
シャローだから
スプーンはフェアウェイウッドですからシャローとなっています。故にミートしやすいフェース面形状となっています
低重心・浅重心だから
基本的に低重心となっており、浅重心(前重心)で低スピンとなっています。最近はソールにスリットを設けて更に弾き感を増しているモデルもあります

上記のポイントが3番ウッド(スプーン)の打ちやすさを手助けしてくれているように感じます。

 

ドライバーが苦手なら・・・

ドライバーが苦手ならば、安心して打てる3番ウッド(スプーン)を使うということは良い考えだと思います。ただ、ドライバーもしっかりと打てるように練習をすることが大切です。ドライバーを使うと色々な問題が発生するので、不安があり使わないというか、使えなくなっているのだと思います。2番ユーティリティーでも良いし、3番ウッド(スプーン)でも良いのですが、ティーショットではある程度の距離が稼げるような自信を持って振ることができるクラブを作っておく(持っておく)ということは大切ですね。

ドライバーが苦手で、ユーティリティーなどでティーショットをしていた時期があった

私も以前はドライバーが苦手で、ユーティリティーなどでティーショットをしていた時期がありました。石川遼選手のZEROアイアンをリシャフトしてティーショット用として使っていた時期もありました。ドライバーの調子を戻すまでは、別のクラブでティーショットをしてスコアをまとめるということは良いことだと思います。時間短縮にもなりますからね。競技とかではOBだと打ち直しになったりしますからね。

自分がティーショットで、どういったショットをしたいのか目的を明確にすることが重要ですね。OBを減らしたい、飛距離を出したい、フェアウェイキープをしたい・・・などなど自分の思い通りのティーショットが出来るということは、大切なことですからね。

 

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テーラーメイドのフェアウェイウッド

 

テーラーメイド ステルス2 プラス フェアウェイウッド

とにかく飛びます。ティーショットでも十分に使えるフェアウェイウッドです。フェアウェイウッドですがソール側に50グラムのウェイトが取り付けられて重心位置を調整することができますし、フェースの弾きも良くなっており、ドライバーと同じような飛距離パフォーマンスを持ったフェアウェイウッドです。また、ヘッドが小ぶりとなっておりシャープに振りぬくことができます。

その他、ステルス2FW、ステルス2HD FW あります。

  • 純正シャフト:Diamana TM50
  • ヘッド体積:170cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ

 

テーラーメイド ステルス フェアウェイウッド

セール価格にて販売中

2022年モデルのフェアウェイウッドですが本当に良く飛びます。ステルス2シリーズが販売されたので、ステルスシリーズFWの値段が安くなって、購入しやすくなってますのでチェックしてみて下さい。

テーラーメイド ステルス フェアウェイウッド 購入

 

テーラーメイド SIM2 フェアウェイウッド

Vスチールが進化して、80グラムのソールウェイトが配置されていますので、超低重心なヘッドとなってます。前作と比較してヘッドが約10グラム軽くなっているので、振りやすくなってます。フェース面には、反発性能の高いZATECHチタンを採用しており、ドライバー並みの弾きとなってますので、フェアウェイから打つよりもティーショットで使った方が威力を発揮するような気がしました。

3番ウッドと5番ウッドが用意されてます。

  • 純正シャフト:TENSEI SILVER TM50(21)
  • ヘッド体積:170cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ
テーラーメイド SIM2 フェアウェイウッド 購入

 

テーラーメイド SIM2 MAX フェアウェイウッド

テーラーメイドのフェアウェイウッドのなかで、もっとも低重心なフェアウェイウッドです。かなりボールにコンタクトしやすく、高弾道が打ちやすい設計となってます。フェースには、C300マレージング鋼を使用しており、かなり弾きの良いフェース面となってます。

Vスチールソールが進化してインパクト時にヘッド全体が潜ろうとする挙動を防いで、とても抜けが良くなっており、振り切りやすくなってます。

前作のSIM MAX フェアウェイウッドよりも若干ですがヘッドが大きくなってます。

  • 純正シャフト:TENSEI BLUE TM50
  • ヘッド体積:190cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ
テーラーメイド SIM2 MAX フェアウェイウッド 購入

 

PING G425 MAX フェアウェイウッド

3番ウッドのロフト角15度が一般的ですが、G425 MAX 3番ウッドは、14.5度となっており少しだけロフトが立ってます。これは、低重心+深重心であるがために高弾道となってしまうので、ロフトを立ててるとのことです。ほんの少しロフトが立ってるのですが、ボールが前に飛ぶという印象が強く、従来のウッドよりもキャリーを出せます。

また、ヘッドが小ぶりで振り抜きやすいです。

  • 純正シャフト:ALTA J CB SLATE
  • ヘッド体積:176cm3
  • ロフト角:14.5度
  • 長さ:43インチ
PING G425 MAX フェアウェイウッド 購入

 

テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド 2020年モデル

テーラーメイド 2020年 最新モデルのウッドです。
超低重心となっており、芝生の上からでもボールにコンタクトしやすい設計となってます。低スピンで高弾道が打ちやすくなってるので、ティーショットで使う場合は、ティーアップを高くし過ぎると弾道が高すぎて飛ばせないこともあるので注意が必要です。

スピン量がとても少ないので左右の曲り幅も抑えられて、曲がらずに打てるという良いイメージを持ちやすいウッドです。ただ、低スピン過ぎてボールが上がり難いと感じる人も居るかもしれません。この場合、3番ウッドではなくて、5番ウッドを選択した方が賢明です。

そして、ビジュアル的なメリットとしては、ヘッドが大きいという点です。3番ウッド(スプーン)の場合、ヘッド体積が185ccとなっており、ちょっとしたミニドライバーのような感じです。

  • 純正シャフト:TENSEI BLUE TM50
  • ヘッド体積:185cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ
SIM MAX フェアウェイウッド 購入
Yahoo!ショップで購入

 

テーラーメイド M6 フェアウェイウッド

捻じれたフェース、ツイストフェースを搭載したフェアウェイウッドです。ヘッドにカーボン素材を使用していますが、ツイストフェースはチタン合金をしようしており、打感と打音が心地良いです。ツイストフェースの好影響からなのか、左への引っ掛けが減らせるけど、右にすっぽ抜けも減らすことができます。芝生の上からでもボールにコンタクトしやすく、高弾道が打ちやすいウッドです。

ヘッドサイズも大きくなっており、ノンストレスでゴルフボールにコンタクトできるイメージが湧いてきます。

  • 純正シャフト:FUBUKI TM5 2019
  • ヘッド体積:184cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ
テーラーメイド M6 FW 購入

 

テーラーメイド Mグローレ フェアウェイウッド

ボールが捕まって飛ばせるウッドです。M4ウッド、M6ウッドなどではイマイチ、ボールが捕まる感じがしないという人は、Mグローレのフェアウェイウッドがオススメです。軽量で振りやすくなっていますし、ドライバーと同じようにボールが捕まります。

飛ぶというよりは、ボールの捕まりがとても良いです。3番ウッドでも高弾道が打ちやすいですし、右にすっぽ抜けることがなく、しっかりとボールを捕まえて飛ばせます。

ゴルフ場に行くと、意外と使っている人が多いです。

  • 純正シャフト:Speeder EVOLUTION TM
  • ヘッド体積:175cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ
テーラーメイド Mグローレ FW

 

テーラーメイド M4 フェアウェイウッド(2018年)

貫通型スピードポケットを搭載して、今まで以上にスイートエリアが広がっており、打点がズレても強くボールを弾いてくれます。エアロバーナーに搭載されたスピードポケット、RBZの弾き感に近い感触があります。ソール幅が広くなっており、芝生の上からも打ちやすいヘッド形状となっています。ラフからは、引っかかりそうなイメージが強いです。当たりが悪くても、そこそこ飛んでくれるという寛容性が人気です。

  • 純正シャフト:FUBUKI TM5
  • ヘッド体積:176cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ

 

テーラーメイド M2 フェアウェイウッド(2017年)

新しいモデルの M2 フェアウェイウッドも飛びます。見た目には、前作モデルと変化が無さそうですが、低重心化が進んでおり、芝生の上からでもボールを拾いやすいです。低スピンで強いボールが打てます。フェース面にボールが乗っている感触がします。きっと、カーボン素材の影響だろうと思います。好きな感触です。

スピードポケット(ソールの溝)も進化しており、打点がズレてもボールを強く弾いてくれます。芯で打てると、ドライバー並に飛ばせます。

今のところ、安定して飛ばせるウッドとして人気があります。2018年モデルが登場したこともあり、価格が落ちてきて、新品で購入しやすい価格となっています。打ちやすさ、コスパ、飛距離性能、ティーショットで使えるという四拍子揃った飛ばせるフェアウェイウッドです。

  • 純正シャフト:TM1-217
  • ヘッド体積:175cm3
  • ロフト角:15度
  • 長さ:43.25インチ
  • テーラーメイド M2 FW(2017年)

     

    テーラーメイド グローレ F2 フェアウェイウッド

    ドライバーと同じで、とにかく捉まりが良くて、スライスを減らすことができます。打感が甲高い音に感じます。3番ウッドでも優しく高弾道が打てますし、安定した飛び性能を持っているフェアウェイウッドです。特長としては、一般的な3番ウッドに比べてロフト角が大きい16度となっています。シャフト長さも少し短めの43インチです。だけど、ヘッドは大きく見えて、安心感を持って打っていけます。

    • 純正シャフト:GL6600
    • ヘッド体積:180cm3
    • ロフト角:16度
    • 長さ:43インチ
    テーラーメイド グローレ F2 購入

     

    テーラーメイド エアロバーナー フェアウェイウッド(2015年)

    テーラーメイドの2015年モデルのフェアウェイウッドです。バーナーシリーズの流れを取り入れた、とても弾きの強いウッドです。ソール側のフェース寄りには溝が設けられており、フェースの弾きを強くしています。ボール離れがとても良いので、軽く振ってもボールスピードが速いです。最近の3番ウッドは、長さが43.5インチとなっていますが、エアロバーナーは、43インチとなっています。ほんの少しですが、短く感じます。

    • 純正シャフト:TM1-215
    • ヘッド体積:165cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43インチ
    エアロバーナー フェアウェイウッド 購入
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    テーラーメイド ロケットボールズ フェアウェイウッド

    元祖、ぶっ飛びスプーンです。ソール側にスリットが設けられており、ボールを強く弾いてくれます。2013年のモデルですが、中古ではリーズナブルに購入できますし、ティーショット用に向いています。標準装着シャフトは、RBZ RB-50です。軽くて、とても振り易いです。ナイスショットすると右へすっぽ抜けたような打感があり、不思議な感覚がします。ですが、よく飛びます。2017年今年も私は使ってます。スプーンで飛ばしたい人、入門? 的な感じです。中古であれば安いので、お試し感覚で打ってみると良いかもしれません。

    • 純正シャフト:RB-50
    • ヘッド体積:189cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43インチ
    ロケットボールズ フェアウェイウッド FW 購入

     

    キャロウェイのフェアウェイウッド

    キャロウェイも個性的で飛び性能の高いフェアウェイウッドが多いです。最近はフェースの弾きが強くなっており、ボールスピードを速くしているモデルが注目を浴びています。ドライバーのように飛ばせるウッドが増えています。

    キャロウェイ MAVRIK(マーベリック)フェアウェイウッド

    キャロウェイ 2020年モデルのフェアウェイウッドです。やっぱり、キャロウェイのウッドは飛ばせますね。300ヤード飛ばせるスプーンの名残を感じさせる飛び性能を搭載してます。とにかくフェースの弾きが良くて、低スピンで強いボールが打ちやすくなってます。MAVRIK(マーベリック)の場合、本当に低スピンなので、ある程度のヘッドスピードで打てなければ、ボールが上がり難く感じることがあるので注意が必要です。

    • 純正シャフト:Diamana 50 for Callaway
    • ヘッド体積:1743
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43.25インチ
    キャロウェイ MAVRIK(マーベリック)FW

     

    キャロウェイ EPIC FLASH STAR フェアウェイウッド

    ジェイルブレイクテクノロジーを搭載しており、とにかく弾きが良いウッドです。実際に打ってみると、軽くて振りやすさを感じます。ヘッドが大きく見えるので、とても安心感があります。独特な打感と打音がキャロウェイらしさを演出しています。基本的に低スピンなボールが打ちやすくなっており、ボール初速がとても早いウッドです。

    • 純正シャフト:Speeder EVOLUTION for CW
    • ヘッド体積:1713
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43.25インチ
    キャロウェイ EPIC FLASH STAR FW 購入

     

    キャロウェイ ローグ スター フェアウェイウッド(2018年)

    今年のキャロウェイのフェアウェイウッドは、ジェイルブレイクテクロノジーが搭載されまたことにより、弾きが強いウッドとなっています。また、構えると若干ですが、ヘッドが大きく見えます。それもそのはずで、3番ウッドのヘッド体積が、180ccとなっており、従来のヘッド体積よりも少し大きくなっています。従来のスプーンよりも、どことなく安心感を持って構えることができます。それだけでも、ゴルファーにとっても有利な作用となります。

    キャロウェイ ローグ スター フェアウェイウッドは、とても人気があります。その理由は、構えてみるとヘッドが大きく見えます。実際にフェース面積が広がっており、スイートエリアが拡大されています。打点ズレにつよくなっています。ジェイルブレイクテクノロジー(2本の柱)を搭載して、弾きが強くなっているからです。

    ドライバー並の弾きとヘッドが大きく見えることから、まるでミニドライバーのような存在です。マーク金井氏も「まるで小ぶりなドライバー」だと紹介してます。

    • 純正シャフト:Speeder Evolution for CW 50
    • ヘッド体積:180cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43.25インチ
    キャロウェイ ローグ スター FW 購入

     

    キャロウェイ GBB EPIC STAR フェアウェイウッド(2017年)

    カーボンを多く採用しており、軽量なヘッドとなっています。5番ウッドでも、かなり飛びますので、3番ウッド(スプーン)が苦手な人にも向いています。クラブ全体のバランスが良いからなのか、とても軽く感じますし、振り易いウッドです。USモデルのGBB EPIC フェアウェイウッドは、3番ウッドで13.5°というロフト角があるようです。13.5°だったらドライバー以上に飛ぶかもしれませんね。

    • 純正シャフト:Speeder Evolution for GBB
    • ヘッド体積:178cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43.25インチ
    キャロウェイ GBB EPIC STAR FW 購入

     

    キャロウェイ スティールヘッド XR フェアウェイウッド

    打ちやすさを考慮して、従来のフェアウェイウッドよりも少し短めのセッティングとなっています。短い方が振り易く、ミートさせやすいので、むしろ飛ばせるでしょう。

    • 純正シャフト:Speeder Evolution for XR
    • ヘッド体積:171cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:42.5インチ
    キャロウェイ スティールヘッド XR フェアウェイウッド FW 購入

     

    キャロウェイ XR 16 フェアウェイウッド

    低重心+浅重心のウッドです。ボール初速も速く、安定して飛ばせるウッドです。

    • 純正シャフト:XR オリジナル カーボン
    • ヘッド体積:175cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43インチ
    キャロウェイ XR 16 FW 購入

     

    キャロウェイ DIABLO Octane TOUR フェアウェイウッド

    キャロウェイの少し昔のウッドです。ヘンリク・ステンソンが使っているウッドです。彼は未だにこのウッドでティーショットしてます。TOURの方は中古市場では品数が少ないので、TOURじゃない方の従来の3wの方が品数が多いので、選択肢が広がります。このウッドは、フェースが出っ歯となっており、捉まりが良いです。

    • 純正シャフト:DIABLO Octane 55w
    キャロウェイ DIABLO Octane TOUR FW 購入

     

    キャロウェイ DIABLO Octane FW

    ステンソンが使ってるのはツアー。こちらは、ツアーじゃない従来のウッドです。少し出っ歯となっており、捉まりが良いです。低重心でボールを上げやすくなっています。強い弾道が簡単に打てるウッドです。中古では価格も安く5,000円前後となってます。安いし飛ぶしお買い得なスプーンです。

    • 純正シャフト:55w / 50w
    キャロウェイ DIABLO Octane FW 購入

     

    キャロウェイ X2 HOT フェアウェイウッド

    300ヤード飛ぶ!スプーンの2代目のウッドです。捉まりが良くて、本当によく飛びます。

    • 純正シャフト:X2 HOT オリジナル カーボン
    • ヘッド体積:175cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43インチ
    キャロウェイ X2 HOT フェアウェイウッド

     

    その他のフェアウェイウッド

     

    プロギア egg spoon BLACK

    登場しました!プロギアのドライバー並みに飛ぶスプーンです。過去モデルもぶっ飛び系スプーンで、異形ヘッドで人気がありました。
    ヘッド形状がとてもシンプルになっておりラフからでも抜けが良いですし、ソールが滑ってくれます。
    飛び性能も高いので、ティーショット用としても使えます。

    プロギア egg spoon BLACK 購入

     

    ブリジストン TOUR B JGR FW(2019)

    ドライバーと同じで、自然とヘッドローテーションしてくれるので、ボールが捕まります。ボールが捕まれば、フェースの反発力を活かすことができるので、ミートさせて飛ばせます。構えてみると、ヘッドが大きく見えますし、重心が深くて低いので芝生の上のボールに対してもしっかりとコンタクトして高弾道が打ちやすいです。

    • 純正シャフト:AiR Speeder JGR
    • ヘッド体積:180cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43.25インチ
    ブリジストン TOUR B JGR FW(2019)購入

     

    プロギア RS RED フェアウェイウッド

    プロギアーのフェアウェイウッドも捕まります。重心アングルが大きくて、ボールが捕まります。3番ウッド(スプーン)を打つと、スライスしやすいという人に使ってほしいウッドです。また、かなり軽量設計となっているので、振りやすくて、勢いよくインパクトして、ボールスピードを速くして飛ばせます。また、一般的な3番ウッドよりもヘッドが大きくて安心感を持って打っていけます。

    • 純正シャフト:Speeder EVOLUTION for PRGR
    • ヘッド体積:193cm3
    • ロフト角:15度
    • 長さ:43.25インチ
    プロギア RS RED フェアウェイウッド 購入

     

    オノフ フェアウェイアームズ KURO

    片山晋呉が優勝時に使用していたウッドです。フェースが肉薄化されており、とても弾きが強いウッドです。オノフは、マイナーなイメージがありますが、けっこう飛び指数の高いクラブを作ってます。ティーショット用にはピッタリなウッドです。

    純正シャフト:KURO SMOOTH KICK
    ヘッド体積:157cm3
    ロフト角:15度
    長さ:43.25インチ
    オノフ フェアウェイアームズ KURO 購入

     

    3番ウッドのロフト角

    3番ウッドのロフト角は、一般的に15度が多いです。USモデルの3番ウッドですと、3HLという表記で、ロフト角16.5度などもあります。HL は、HIGH LAUNCH を略した文字で、高い打ち出し角を意味します。従来の3番ウッドよりも高い内田閣で打てるという意味です。また、USモデルでは、3番ウッドでロフト角13.5度というモデルもあります。テーラーメイドの2019年モデルのフェアウェイウッドは、Rocket というネーミングでロフト角14度があります。既に飛ばせそうなイメージです。

    一般的な3番ウッド ロフト角15度
    3HL 16.5度
    ツアー向け、USモデル 13.5度

     

    3番ウッド(スプーン)の方が飛ぶ感じがする

    私もそのように感じることがあります。ただ、適切なスイングが出来ていれば、ドライバーの方が確実に飛距離は出ると思います。それが、難しいからティーショットでは3番ウッドをはじめとしたフェアウェイウッドの出番となるのですが。

    3番ウッド、またはフェアウェイウッドをティーショットで使ったときに、どうしてドライバーよりも飛ぶと感じるのかを、少しまとめてみました。

    よく耳にするのが、シャフトが短いからミートしやすい・・・つまりミート率が上がるということ。そして、ヘッドが小さいからということ。ヘッドが小さいと重心距離も短くなりますので、ヘッドが返りやすくてボールを捉まえやすいという意味だろうと思います。ただ、それだけではピンとこないというのが正直なところです。

    何故なれば、シャフトが短いよりも長い方が自然とヘッドスピードが上がってくれるので飛距離は伸びますし、ヘッドに関しても大きい方がインパクト時のエネルギーが強くなるからボールがよく飛ぶと言われています。ましてや、最近の460ccデカヘッドのドライバーはスイートエリアが広いので、フェイス面の真ん中にボールがヒットしなくても、それなりに飛んでくれます。

    3番ウッド (スプーン) の方が飛ぶと感じる理由を探ってみました。

    ボールが捕まった方が飛ぶ

    最近のドライバーはボールの捕まりを重要視してます。フェアウェイウッドの方もボールの捕まりを向上させてます。ボールが捕まった方が、フェースの反発力を活かして飛ばすことができるからです。

    優しく打てる理由、シャローフェース+シャローバックだから

    フェアウェイウッドは基本的にシャローフェースとなっています。芝生の上からでも打てるようにするための工夫のひとつとも言えます。そして、フェースの高さが低いというか厚みがありません。自ずと重心が低くなるのでボールが上がりやすくなります。シャローフェースの特長としては左右に広さがあるので、左右に打点がブレる場合にも有効的です。

    そして、シャローフェースの場合はフェースの高さが低いので、フェース上下の有効打点が狭いので、自然とフェースの真ん中、重心辺り(スイートスポット)で打つことが出来るというのも特徴的です。

    シャフトが短くて振り易い、シャローフェースでミートしやすいというのが、大きな特徴であると言えます。

    シャローフェースとなっていれば、自然とバック側はシャローバックになってきます。シャローバックはフェースの後方が薄くなっている形状です。これが、また低重心にさせてくれることを手伝っています。シャローバックだと重心が深くなるタイプが多いというイメージがあるのですが、最近は浅重心なタイプも増えてきています。というよりも浅重心で低スピンとなり、ボールが上がりにくいのを補うためにシャローバックという感じでしょうか。それこそ、ぶっ飛び系スプーンのRBZは、低重心で浅重心です。

     
    シャローなヘッドの特長としてはフェース面の高さがありません。フェース面が薄いです。ですから、スイートスポットの近く、スイートエリアでボールを打ちやすくなるということが言えます。スイートスポットの近くで打つことが出来れば、自然とミートさせることが出来ます。浅重心にして低スピンにする理由としてはスイートスポットの近くで打つとスピン量が増え過ぎるのを抑えるための工夫なのかもしれませんね。そして、基本的には低重心となっています。

    高弾道で飛ばせる理由、低重心で浅重心

    シャローフェース、シャローバックでボールは上がりやすくなるのだけど、スピン量が増えてくる。そのスピン量を押させるために浅重心になっている場合が多いですね。ボールが上がり過ぎないように抑制しているとも言えますね。そして、ボールは上がるエネルギーよりも前に飛ぶエネルギーが増えるので、理論としては飛ぶということになりますね。飛ぶというかボールが前に進むというイメージになります。浅重心とは、つまりはフェース側に重心が置かれる形になります。故にボールが上がりにくいという状況になってしまうこともあるので注意が必要ですね。テーラーメイドのRBZスプーンは低スピン過ぎてボールが上がり難かったというレビューが多いのも頷けますね。

    特に最近のフェアウェイウッドは、ヘッドにカーボンを多く採用していますから、さらに低重心となっており、芝生の上からでもボールにコンタクトしやすい構造となっており、ナイスショットの確率が高まります。キャロウェイのGBB EPIC 3w、テーラーメイドの M2 3w などは、本当によく飛びます。ティーショットでも活躍してくれます。

    シャフトが短いから

    シャフトが短いとミートしやすいというのはよく聞きます。その理由としては、シャフトが短い方が取り扱いが易しいので、クラブヘッドがアドレス時と同じ様なところに戻りやすいということが言えます。また、シャフトが短いのでスイング時のタイミングも取りやすいのだろうと想像できます。

    最近はドライバーもシャローなタイプが増えてきているように感じますね。重心は低くするのが基本なんでしょうね。重心を低くして、そこから重心を深くするのか、重心を浅くするのかということになるんでしょうね。結局はドライバーの方が飛ぶような気がするのですが、3番ウッド(スプーン)の方がよく飛ぶと感じるのは、ドライバーの苦手意識なのかもしれませんね。

    3番ウッドの打ち方

    3番ウッドの打ち方のコツを紹介します。ティーショットで打つ場合、芝生の上から打つ場合を紹介しますので、参考にしてください。

    フェアウェイウッドは打ち込まない

    最近の3番ウッドは、総じて低重心となっていますので、ゴルフボールに対して下方向からヒットすることができます。なので、昔から言われているような打ち込む必要はありません。もともと、低重心になているし、低スピンで高弾道なボールを打つことができるからです。

    ティーショットで打つとき

    3番ウッドでティーショットする場合は、ボールをほんの少しだけティーアップして打つと、高弾道が打ちやすくなります。ティーアップするといっても、5ミリくらいです。3番ウッドで打とうとしたときにダフリ難い状況を作ってあげると良いです。

    3番ウッドを芝生の上から打つとき

    芝生の上から3番ウッドを打つのは、かなり難しいです。ロフト角も少ないし、クラブ自体が長いので、ライが良いときでなければ、なかなかナイスショットが望めません。3番ウッドを芝生の上から打つ場合は、ボールの位置を少しだけ左足寄りに置いておき、腕のチカラを抜いて、クラブが加速するエネルギーを使って打つイメージです。慣れてくると、芝生の上からでも高弾道が打てるようになります。

    その他、飛ばせるクラブに関する記事がありますので併せて読んでみてください。

    ティーショット用のドライビングクラブ選びのヒントになればと思います。少しでもミスショットを軽減できるような、クラブを見つけられるヒントになれば幸いです。

    3番ウッドのヘッドの大きさ
    スプーンといえども、現代のスプーン(3番ウッド)は、昔に比べてヘッドが大きくなっています。昔のドライバーと、現代のスプーンを比べると、ヘッドの大きさがあまり変わりません。
    ドライバー抜いたセッティング
    ドライバーを抜いたセッティングの女子プロゴルファーも居ます。セッティングの参考になると思います。
    ティーショットで使えるクラブ
    他にも、ティーショットで飛ばせるドライバー、3番ウッド(スプーン)、ユーティリティの記事がありますので、併せて読んでみてください。ティーショットに最適なドライビングクラブを見つけてください。

    日々、精進
    がんばります

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