ドライバーの苦手意識を克服する
ドライバーの自信喪失が原因
ドライバーの苦手意識というのは、技術的な問題ではなく、メンタル的な問題です。ラウンド中に悩み過ぎると、負のスパイラルに飲み込まれてしまって、ドライバーが大暴れしてしまうこともあります。
ドライバーで、スライスしてOBをしてしまってスコアを大きく崩してしまうと、そのミスショットが脳裏に焼き付いてしまって、苦手意識となってしまうことがあります。
苦手意識というのは、ドライバーだけに限ららず、他のクラブ、他のショットにも通じる面があるのですが、これは技術的な問題ではありません。メンタル的な問題です。自信を喪失してしまっている状態です。
練習場では打てるけど、ゴルフ場では打てない
練習場では、ナイスショットが打てていて、芯で打てて、確実に240ヤードくらいは飛んでいるだろうというドライバーショットを連発できていても、ゴルフ場では全く打てないというのは、自信喪失しているからです。それが、苦手意識によって、打てなくなっているという状態です。
ドライバーショットの空振り
ドライバーショットの空振りというのは、チカラが入ってしまって、ドライバーを腕力だけでおもいっきり振ろうとしたときに空振りしたりします。この場合、ドライバーをはやく振っているだけであって、ゴルフスイングになってないということです。
ドライバーショットの空振りの原因
空振りの原因はゴルフスイングになってないからです。もう少し細かくいうと、テイクバックからトップスイング、そしてダウンスイングからインパクト、フォロースルーとなるのですが、ドライバーを持ち上げてボール目がけて振り回しているだけです。腕のチカラで振っても、思ったところを狙って振ることが難しいので空振りしてしまいます。
苦手意識を克服する
練習場で、徹底的にボールを打って、自信を取り戻すしかありません。
練習場で、ドライバーをハーフスイングで打ってみたり、おもいっきりフルスイングをしてみたり、手打ちで打ってみたりして、色々な打ち方をして、大きなミスに至らない打ち方を自分なりに見つけることが大切です。闇雲に打つのではありません。自信が無くても、緊張していて、身体がスムーズに動かすことができなくても、フェアウェイキープができるような打ち方を見つけることが大切です。
技術向上のためではなく、自信回復の練習をする
苦手意識が芽生えてしまった場合、ゴルフ練習場では技術向上の練習をするという考えではなく、自信回復の練習をするということを考えましょう。多少、ショットが左右に散らばっていても、これくらいの曲り幅なら、ゴルフ場ではOBにならないだろうと、実際のゴルフ場でティーショットをしていることを想定してボールを打つ練習をすると良いです。飛ばなくても良いです。飛ばせなくても良いです。曲がっても良いです。自信回復を目的とした練習をすることが大切です。
深く考えないこと
また、ミスショットするかもしれない、またOBするかもしれないと考えれば考えるほどに、身体はスムーズに動かなくなります。練習場で打っている通り、何も考えずに、普通に、いつも通りにスイングをすることを心掛けると良いです。
打てないのは、メンタル的な問題
練習場で打てて、ゴルフ場で打てないのは、メンタル的な問題です。不安なので、腕のチカラだけでドライバーを持ち上げてしまって、捻転もできてないのに、ボールを狙ってドライバーを振り回すと、空振りをすることもあります。いつも通り、ドライバーの重さを感じて、バックスイングして、振ると良いです。
ミスショットするときは、焦っていることが多くないか?
ゴルフ場でOBしたり、アイアンショットでダフったりしているときっていうのは、焦っていることが多くありませんか?または、飛ばしたいという気持ちが強くて、ゴルフクラブを速く振ろうとしていませんか?気持ちが焦ると、急いで打ってしまいます。打ち急ぎってやつです。これは、悪い結果しか出ない打ち方です。心を落ち着かせて、ゆっくり振ることが大切です。ゆっくり振るといっても、スローモーションで打つのではなくて、いつも通りのゴルフスイングをして、ゴルフクラブなりのスイングスピードで、打つという意味です。必要以上に速く振ろうとする動作は必要ないということです。
何があっても焦るな
ミスショットすると、気持ちがあせります。一瞬、顔が火照ってくるという人もいますし、動悸が激しくなるという人も居ます。焦っても何も良い事はありません。焦れば、焦るほど、ミスショットを誘発します。ミスショットしたときこそ落ち着いて、冷静に判断で次のショットを打ちましょう。
ミスショットは忘れろ
ミスショットは忘れた方が良いです。ミスショットというのは、悪い結果ですから、意外にも脳裏に焼き付きやすいですし、ミスショットしたことの方が覚えていることが多いです。ミスショットを悔やんでいたり、どうしてミスしたのか悩んだり、考えていると、気持ちを切り替えることができません。とくに、パターでミスをするとドライバーショットのミスにつながりやすいです。パターとドライバーって、全く関係性が無さそうに思われますが、とても関係性が深いです。
ミスパットとドライバーショットをミスする関係性
例えば、3パットしてしまってボギーだった。どうして、入れパー(入れたらパーのパッティング)が入らなかったんだろうなと、ミスパットのことを考えながらも訪れるのは、次のホールのティーショットです。前ホールのミスパットのことを考えながら、ティーボックスに入って、ドライバーを打とうとしても、ナイスショットが打てる確率は低くなります。ですから、パターとドライバーショットのミスというのは、意外にも関係性が深かったりもします。
ティーショットがナイスショットだとセカンドショットもナイスショット!
このようなことってありませんか?ドライバーショットでナイスショットが打てると、次のショット(セカンドショット)もナイスショットということありませんか?ティーショットが良いと次のショットも良いと感じている人は少なくないはずです。これって、良い循環でゴルフができてるということです。ゴルフ技術の問題ではありません。ゴルフが上手いとか下手とか、そういった問題ではないということです。ゴルファーとしての気持ち、ポジティブシンキングがナイスショットをさせているのです。ですから、ミスショットは忘れた方が良いです。深く考えずに、いつも通りに打てば、いつも通りにナイスショットできるはずです。誰もが、そういったセンスを持っているのです。
ドライバーじゃないクラブでティーショットする
ドライバーの苦手意識がどうしても克服できない場合は、ドライバーではない別のクラブでティーショットするということを考えることも必要です。ティーショットは、絶対にドライバーで打たなければいけないという訳ではありませんし、そのようなルールはありません。3番ウッド、5番ウッドなどでティーショットをして凌ぐことを考えることも大切です。とくに、月例などの場合、急にドライバーが不調になってしまった場合などは、なんとかスコアをまとめたいので、3番ウッドでティーショットをして凌いだりすることもあります。
ドライバーの苦手意識を克服する まとめ
- 大きなミスにならない打ち方を模索する
- ゴルフ練習場では、自信回復のための練習をする
- ラウンド中は、ミスを忘れること
- ミスショットがミスショットを呼び寄せる
- ナイスショットがナイスショットを呼び寄せる
- 気持ちを切り替えること
- ボジティブシンキングのゴルフを心掛けること