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インサイドヒットで打つ | タンジェント・スイング

現代のゴルフスイング理論は色々とあります。どれが良いのか悪いのかなんて、一概には言い切れません。ただ、ゴルフスイングというのは過去と現代を比較してみると、課題としている点は、殆ど変化がありません。なんと初版が昭和49年の書籍です。登場する人物は、中村寅吉さんとかジャンボ尾崎さんが登場します。そのなかにタンジェント・スイングというのが登場します。さて、タンジェント・スイングとは何か?

 

タンジェント・スイング


はじめて耳にする言葉でした。

タンジェント・スイングの理論というか考え方は、円運動をするゴルフクラブによってボールが打ち飛ばされたとき、ボールは必ず接線の方向に真っ直ぐ飛ぶというものです。これは、現代でも変わりません。

円運動の接点において、半径と直角の方向に飛ぶ。

すなわち、インサイドイン軌道の打ち方のことです。

ゴルフスイングは円運動

ゴルフスイングは円運動であり、描かれる円弧と飛球線が交わるのは1点のみであるとし、それが理想であると紹介してします。

そう考えると、現代でいうところのインサイドアウト、アウトサイドインというのは適切ではないとなってしまいますし、実際に、この書籍にはそのように紹介されています。昭和49年の考え方ですし、当時はゴルフスイングを分析する機器もなかったということから、一瞬の動作であるゴルフスイングを体系だったものにするのが大変だったことが伺えます。

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インサイドヒットを意識する

書籍にはこのように書いています。プロゴルファーは、インサイドからボールを打つが、必ずしもインサイドアウト、インサイドインを意識している訳ではない。なので、ゴルフボールをインサイドから打つという、インサイドヒットを意識した方が良いと書かれています。

インサイドから打って、アウトサイドに抜くとかではなくて、インサイドからゴルフボールを打つ。
すなわち、ゴルフクラブが抜ける方向は気にしなくても良い? ということになります。

フォロースルーは関係ないとは書かれていませんが、フォロースルーが重要視されてないように感じます。実際のところフォロースルーというのは、インパクト後の動作となりますので、ゴルフクラブがゴルフボールにヒットする前とヒットする軌道を重要視していたのだろうと思います。

 

タンジェント・スイング

飛球線から外に出ないように、内側からゴルフクラブが入って、内側に抜けていくという軌道となります。つまり、飛球線を跨ぐことがなく、ゴルフボールは飛球線に向けて飛ばせる。

 

インサイドアウト

インサイドアウト軌道というのは、内側からゴルフクラブが入ってきて、飛球線よりも外側に抜けて、また戻ってくるという軌道になります。円運動の接点において、半径と直角の方向に飛ぶという理論から考えると、飛球線を2回跨ぐことになり、ゴルフボールは飛球線に向かって飛ばない。フック回転が発生してボールは曲がる。

 

アウトサイドイン

アウトサイドイン軌道というのは、ゴルフクラブが飛球線の外側からゴルフクラブが入ってきて、飛球線よりも打ち側に抜けるという軌道になります。円運動の接点において、半径と直角の方向に飛ぶという理論から考えると、飛球線を2回跨ぐことになり、ゴルフボールは飛球線に向かって飛ばない。スライス回転が発生してボールは曲がる。

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タンジェント・スイングまとめ

タンジェント・スイングというのはゴルフボールをインサイドヒットするという考え方であり理論です。タンジェント・スイング理論というのは、とても古い考え方のようですが、現代のゴルフスイングにも精通しますし、スクエアに構えて、スクエアに打つ、真っ直ぐボールを飛ばすための考え方の原点のように感じます。

現代ではスイングプレーンを重要視しており、それに加えてドローボールの打ちかた、フェードボールの打ち方など、逆に難しことばかりにベクトルが向いているようにも感じますが、タンジェント・スイングは真っ直ぐ飛ばすことに重きを置いているように感じました。

ただ、イメージ図などでは優しく打てなそうな軌道に見えるのですが、実際は意外と難しかったりします。やはり必要なのは、下半身リードでインサイドから打つということが必須です。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
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