ジョーダン・スピース の ヘッドスピード ・ 飛距離 ・ ミート率など
2024/02/11更新
2017年 ジョーダン・スピースのヘッドスピード、飛距離など
スピースは、やっぱり飛距離アップしています。トレーニングをなどを積み重ねて、ヘッドスピードが速くなっています。ヘッドスピードが速くなるだけではなく、ミート率も若干ですが上がっています。
- DRIVING DISTANCE:295.6
- CLUB HEAD SPEED:113.11
- Smash Factor:1.496
- ドライビングディスタンス平均:295.6ヤード
- ヘッドスピード:50.56m/s
- ミート率平均:1.496
- ボールスピード:75.63776m/s
ジョーダン・スピースのヘッドスピード・飛距離・ミート率
PGATOUR.COM の サイトには 外国人選手のヘッドスピード、ミート率、ドライビングディスタンスなどの STATSが記載されております。この数字を見ていると、その選手のミート率やボール初速なども判ってきます。STATSなどの数値が目に入ってくると、ついつい計算をしてしまうんですよね。
計算式を知っていれば、数字を導き出すことが出来ます。現代では、色々な計測機器がありますから、細かなことまで判ってきますから、殆どのことが数値化されてしまいます。
2015年から話題となっているジョーダン・スピースのことを調べてみましょうか。
PGATOURサイトに記載されているSTATAを調べみました。Jordan Spieth – 2016 STATS PGA TOUR を 見てみると DRIVING DISTANCE 283.8 CLUB HEAD SPEED 110.08 ・・・と記載されています。
- ドライビングディスタンス 283.8ヤード
- クラブヘッドスピード 110.08 mph
ですが、クラブヘッドピードが mph マイルとなっているので、ややこしいので、これを私達が判りやすい、いつも使っている単位に直します。マイル表示なので、1マイル=1.60934キロメートル として換算をします。ちなみにクラブヘッドスピードはアイアンを振ったときのスピードも含まれることがありますので、このクラブヘッドスピードが全てでは無いと思います。
mph を m/s に 変換
マイル表記を理解しておくと、海外のゴルフライブ配信映像などに表示される、ヘッドスピード、ボールスピード、風速などを知ることができますので、便利です。
- 1マイル=1.60934キロメートル
- 1m=1/1000Km
- 1s=1/3600h
上の法則を用いると
177.1561472km/h ÷ 3600 = 0.0492100408888889km/s
0.0492100408888889km/s × 1000 = 49.21004088888889m/s
上述した計算式からすると、ジョーダン・スピースのヘッドスピードは概ね 49.21m/sとなります。
ジョーダン・スピースのミート率
日本国内ではミート率という言葉を使いますが、海外では SmashFactor スマッシュファクターと呼ばれています。ミート率だから、meet ではありませんので注意が必要です。
SMASH FACTOR を 見てみると
Jordan Spieth AVG. 1.510 HIGHEST VALUE 1.516 LOWEST VALUE 1.498
- 平均:1.510
- 最高 1.516
- 最低 1.498
ジョーダン・スピースのボール初速
ジョーダン・スピースの飛距離、ヘッドスピード、ミート率が判れば、ボール初速を計算することができます。下記の通り計算してみました。
上述した計算式にジョーダン・スピースのヘッドスピード、ミート率を当てはめてみます。
ジョーダン・スピースのボール初速は 74.3071m/sということが判ります。
ジョーダン・スピースの飛距離、ヘッドスピード、ミート率、ボール初速
ということで、ジョーダン・スピースの STATS をまとめると以下のようになります。ヘッドスピード、ミート率、飛距離の平均的な数値を見ることが出来ます。飛距離が出ない選手だとか言われていますが、なかなか飛ばしてくるんだなというのが判ってきます。
ヘッドスピードはメチャクチャ速いわけではないのですが、ミート率が良いので効率よく飛ばせている・・・という感じなのでしょうかね。
- ドライビングディスタンス平均 283.8ヤード
- クラブヘッドスピード平均 110.08 mph( 49.21m/s )
- ミート率平均:1.510
- ボールスピード:74.3071m/s
スピードを時速にしてみる
もっと深く知るには、ヘッドスピードなどの m/s を km/h に計算してみると時速を知ることが出来ます。そんなことを知って何になるかは判りませんが。
- 1時間 = 3600秒
- 1Km = 1000m
- 1m/s = 3600m/h = 3.6km/h
上述した法則を用いると下記のようになります。
- 49.21m/s × 3.6 = 177.156km/h
- 74.3071m/s × 3.6 = 267.50556km/h
ジョーダン・スピースのヘッドスピードは時速177キロくらいで、ボールスピードは時速267キロくらいであるということが判ってきます。海外ではヘッドスピード、ボールスピードが速い場合には、まるでスーパーカー並みの速度だと表現をする意味も理解できますね。
というように、STATSから選手に関する情報を細かく分析すると、自分にとってのヒントのような事を見つけることが出来たりしますので、それが楽しいですね。計算式さえ判っていれば、自分で算出して色々と研究をすることが出来たりします。
さすがにミート率1.5以上、ボール初速 70以上とかは絶対に無理だと思いますが。ですが、STATSを見ているとヘッドスピードが早くても飛距離が出ていない、ヘッドスピードが遅くても飛距離が出ているという選手が居たりなんかして、とても興味深いところが見えてきます。海外はマイル表記というところが、ややこしいですけどね。
ヘッドスピード・飛距離・ミート率・ボール初速しか調べていませんが、その他STATSの数値が絡み合って構成されています。彼の場合は、やはりパターとアプローチが絶対的な武器になっているんでしょうね。
ジョーダン・スピース 2015年 飛距離、ヘッドスピードなど
- DRIVING DISTANCE : 291.8ヤード
- DRIVING DISTANCE – ALL DRIVES : 286.3ヤード
- LONGEST DRIVES : 384ヤード
- DRIVING ACCURACY PERCENTAGE : 62.91%
- CLUB HEAD SPEED : 112.79mph
- SMASH FACTOR : 1.496
ヘッドスピード 112.79mph を m/s に変換すると 50.42 となります。
ボールスピードは 50.42m/s × 1.496 = 75.42832
ジョーダン・スピース 2016年 飛距離、ヘッドスピードなど
- DRIVING DISTANCE : 294.0ヤード
- DRIVING DISTANCE – ALL DRIVES : 287.5ヤード
- LONGEST DRIVES : 395ヤード
- DRIVING ACCURACY PERCENTAGE : 61.36%
- CLUB HEAD SPEED : 111.89mph
- SMASH FACTOR : 1.506
ヘッドスピード 111.89mph を m/s に変換すると 50.01 となります。
ボールスピードは 50.01m/s × 1.506 = 75.31506
2015年と2016年を比較すると大きく変わったのは SMASH FACTOR ミート率でしょうか。そしてドライバーでの1発の飛びは大きく飛距離アップしているように感じます。もちろん、ボールの着地した状況、その時の気候、気温などに左右されることもあると思いますが。飛距離アップをするというよりは、ミート率を高めるトレーニングをしていたのかもしれませんね。つまり、トレーニングをして肉体的な強化もあると思いますが、必ずしもヘッドスピードを上げるだけのトレーニングばかりをしているという感じでは無いということが窺えますね。
2015年と2016年を比べると、2016年の方が少しだけヘッドスピードが落ちているけど、ミート率が少し良くなっているという感じでしょうか。数値からは去年とは大差無いという感じですね。
飛距離が出ないゴルファーは他に何かしら持っている、何か武器があると言われることもあります。ジョーダン・スピースの武器は明らかにショートゲームでしょうね。ショットの精度はとても良いというわけではありません。ドライバーを曲げたりすることも多くあります。ですが、グリーンを狙ったショットではウェッジを持ったらデッドに狙ってきます。そして、繊細なタッチのパターでカップインを決めてきます。
テレビ解説では、昔のタイガー・ウッズのようだという説明をしていました。ピンチからの脱出、ここぞという所で長いパッティングを決めてくることもありました。ディーン & デルーカ招待 ではスクランブリング(リカバリー)の確率は最も良かったとのこと。つまり、パーオン出来なくても、ミスショットをしても、レギュレーション通りか、それ以上のスコアでまとめてきます。それこそが、ジョーダン・スピースの真骨頂なのかもしれませんね。
ジョーダン・スピース 2017年 飛距離、ヘッドスピードなど
2015年、2016年と比べると、さらに飛距離アップしてきています。ミート率も大きく落ちることなく、飛距離アップができていますので、ヘッドスピードが速くなっても、的確なインパクトができるということが伝わってきます。
- DRIVING DISTANCE:295.6
- CLUB HEAD SPEED:113.11
- SMASHFACTOR:1.496
マイル表記をメートル毎秒に換算すると以下の通りとなります。
- 平均飛距離:295.6ヤード
- ヘッドスピード:50.56m/s
- ミート率平均:1.496
- ボールスピード:75.63m/s
ジョーダン・スピース 2018年 飛距離、ヘッドスピードなど
2018年のSTATSです。ショットの精度が不安定な感じがしますが、ミート率が高いというのは、流石です。
- DRIVING DISTANCE:296.5
- CLUB HEAD SPEED:114.16mph
- SMASH FACTOR:1.504
- 平均ドライビングディスタンス:296.5
- ヘッドスピード:51.03m/s
- ミート率:1.504
- ボールスピード:76.74912m/s
ジョーダン・スピース 2019年 飛距離、ヘッドスピードなど
- DRIVING DISTANCE:295.2
- CLUB HEAD SPEED:113.50
- SMASH FACTOR:1.502
- 平均ドライビングディスタンス:295.2ヤード
- ヘッドスピード:50.73m/s
- ミート率:1.502
- ボールスピード:76.19646m/s
ジョーダン・スピース 2020年 飛距離、ヘッドスピードなど
- DRIVING DISTANCE:301.6
- CLUB HEAD SPEED:114.05
- SMASH FACTOR:1.510
- 平均ドライビングディスタンス:301.6ヤード
- ヘッドスピード:50.98m/s
- ミート率:1.510
- ボールスピード:76.9798m/s
ジョーダン・スピース 2021年~2022 飛距離、ヘッドスピードなど
PGAツアーサイトに紹介されてるデータをメートル毎秒に変換して、ボールスピードを計算すると以下の通りとなります。
- DRIVING DISTANCE:310.3
- CLUB HEAD SPEED:114.35mph
- SMASH FACTOR:1.510
- ドライビングディスタンス平均:310.3ヤード
- ヘッドスピード:51.11m/s
- ミート率平均:1.510
- ボールスピード平均:77.17m/s
ジョーダン・スピースのミート率とヘッドスピードからボール初速を計算
2024/02/11更新
公開されてるスタッツからヘッドスピードをマイルからメートル毎秒に変換して、ミート率からボール初速を計算しました。飛距離も紹介します。
2022~2023年のスタッツを基に計算しました。以下の数値は、2023年の平均データとなります。2024年シーズンはまだラウンド回数が少ないのでデータ数が少ないので2022~2023年のデータをベースに計算します。
- ミート率:1.516
- ドライビングディスタンス:303.6ヤード
- クラブヘッドスピード:116.61mph
ヘッドスピード 116.61mph をメートル毎秒に変換すると、52.12m/s となります。ヘッドスピードとミート率が判れば、そこからボールスピードを計算します。ボールスピードは 79.01m/s となります。
ジョーダン・スピースのスタッツ
- ミート率:1.516
- ドライビングディスタンス:303.6ヤード
- クラブヘッドスピード:52.12m/s
- ボールスピード:79.01m/s
日々、精進
がんばります