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クラブの重心でボールの重心を打つ

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クラブの重心でボールの重心を打つ

私はゴルフを始めてから、数年間は100切れませんでした。100を切っていく仲間を横目に見ながら悶々としてました。本当に100切れるのかどうか判りませんでしたし、自信がまったくありませんでした。何もかもうまく打てませんでしたからね。スコアが102とか108とか、そんなゴルフが続いていた時期がありました。

ゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心が重なるように打つ

ゴルフクラブには、重心位置があります。深重心だったり、浅重心だったり、重心距離だったりします。ゴルフクラブに重心がありますが、ゴルフボールにも重心があります。実は、ゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心が重なり合うように打って、ゴルフクラブの重心でゴルフボールの重心を弾くように打てると、ゴルフクラブの威力を最大限に発揮することができます。実は、これがミートさせるとか、ミート率が高いという打ち方になります。

上の図を見て判る様に、ゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心が重なり合うように打つことが大切です。重心がズレるとミスショットになります。ドライバーの重心がゴルフボールの重心よりも下になると、テンプラになってしまい、ドライバーヘッドがボールの下を潜る形となってしまいます。

ゴルフクラブでゴルフボールを打つときのメカニズム

そして、友人がゴルフレッスンに通い始めたということもあり、私も一緒にゴルフレッスンに通うようになりました。変わった先生なんですよね。今でも教えてもらっているのですが、打ち方を教えてくれるのですが、それはゴルフスイングという動作のことではなくて、ゴルフクラブでゴルフボールを打つときのメカニズムを教えてくれたのが最初でしたね。

ゴルフクラブとゴルフボールには重心があり、ゴルフクラブがゴルフボールに衝突するとき(インパクト)には、お互いの重心が関係してくるというような説明をされていたのが印象的でしたね。ボールの上部をクラブで打つと低い弾道になって飛ばないし、ボールの下側を打つとボールが上がるとか、そういったことを勉強してました。

 

 

ゴルフクラブとゴルフボールの重心

ゴルフクラブとゴルフボールの重心関係が理解できると、クラブでボールを打つときに、ボールのどこを狙って打つかということを考えます。実際は小さなボールのどこかを狙って打つなんてことは難しいことで、簡単にできることではありませんし、今でもそんなことは出来ません。ゴルフボールは直径約4.3センチです。ボールの真ん中で半分にすると、約2.15センチです。ボールの真ん中というよりは、ボールの赤道と呼ぶこともありますね。ですから、昔は練習場のボールには赤いラインが1本入っているような練習ボールが多かったとか・・・。

ボールの重心を知る

そして、ゴルフボールを真上から見て、ボールの頂点から約3センチ下のところにゴルフクラブをぶつければ、よく飛ばせるだろうという様な教えだった記憶があります。当初は全く打てませんでしたね。アイアンのリーディングエッジがボールにぶつかって、超低空でコントロールを失った強烈なボールばかり打ってました。全然、うまく打てなかったので、ボールの位置を変えて、右足側にボールを置いたりとか色々と試してましたね。打とうとすれば、ボールの手前でクラブが地面にぶつかったり、ボールの頭を叩いたりとか・・・大変な想い出です。

打ち慣れてくるとリーディングエッジがボールの下の方に入りながら、ボールに衝突をして、ボールがフェース面を伝って上がるような挙動をして、それがバックスピンとなり、クラブの重心でロフト角通りにボールが押し出すような挙動となり、ボールが飛んでいくということになるのですが、そのことをボールを拾う とか言ってましたね。

言葉で説明するのは簡単なのですが、本当に難しいですね。ゴルフ場であれば、クラブをボールに当てるだけでも必死ですからね。つま先下がりだったり、左足下がりだったりとライは傾斜になっている場合が殆どですから、ボールに当てるだけで必死になってしまいますから。

 

 

ゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心を意識する

ただ、ゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心を意識すると、アイアンショットもアプローチでもクラブが直接ボールにヒットする良い音がします。アイアンショットが打てていると思っても、ボールの手前でクラブが地面にぶつかって、滑りながらボールに当たることもあります。アプローチでも似た様なことが起きます。ボールの手前でウェッジが地面にぶつかってしまって、滑りながらボールに当たるという感じです。練習場で打っていると、それは顕著にあらわれますね。音で判りますから。アイアンショットの場合は、クラブがボールにクリーンに当たって、「カチッ!」 とか 「バチンッ!」 というような音がした後に、軽く「トンッ」という音がします。ミスショットの場合は、最初から「ドスン!」という音がしますから。

ゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心のことが判るようになると、アプローチでいうところのダルマ落としという現象のメカニズムも判ってきます。ゴルフクラブがボールの下を潜ってしまって、通り過ぎてしまうのですが、それはゴルフクラブの重心とゴルフボールの重心がぶつかり合っていないから、衝突していないからボールは前に飛ばないということになります。

ゴルフスイングとかスイングの軌道とかダウンブローとか、そんな言葉は一切登場しなかったのですが、ゴルフクラブとゴルフボールの重心関係というものを初めに教わったのが良かったのだろうと思います。ゴルフクラブでゴルフボールの重心、またはボールの重心下を狙って打とうとするので、自然とそういった打ち方になってきます。パターも同じで、パターのフェースの真ん中でボールを打つ、またはストロークするというのは、これもまた重心があるからでしょうね。

当初は早くボールを打ちたいばかりで、重心・・・? この先生は何を言っているのだろうか? という感じで、早く飛ばす方法を教えてくれないかな?とか思っていましたからね。今はゴルフクラブとゴルフボールの重心がとても大切であるということが判ってきました。

上述した考えを思い出しながら、ドライバーショットに応用すれば、もう少し飛ばせるのだろうかと考えています。

 

 
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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
読むゴルフを目指してブログを書いています。