1991年式 ビッグバーサーの生まれ変わり | XHOT3DEEP
キャロウェイは1991年に大型メタルウッドのビッグバーサというドライバーを発表します。ビッグバーサとは第一次大戦時にドイツ軍が開発した長距離砲のことです。アベレージゴルファーでも正確に、遠くに飛ばせるという意味が込められて名付けられたようです。1991年に発表されたビッグバーサーのヘッド体積は190ccと小さなヘッドでした。
XHOT3DEEP と 1991年式ビッグバーサー
キャロウェイの公式Twitter に XHOT3DEEP と 1991年式ビッグバーサーを比較する写真が投稿されていました。XHOT3DEEPのヘッド体積が185ccとのことです。
X Hot #3Deep (185 cc) vs. the original Big Bertha driver (190 cc). We've come a long way since 1991. #TBT pic.twitter.com/VpiVuHIxWZ
— Callaway Golf (@CallawayGolf) 2013年4月18日
XHOT3DEEP は 昔のドライバーと似たようなスペックになっているんだというアピールでしょうか。1991年に発表した名器であるビッグバーサの意思を受け継いでいるクラブなんだと・・・300ヤード スプーンの原点かもしれませんね。
ビッグバーサというのはドイツの長距離砲のことです。ドイツ語では Dicke Bertha と書くそうです。ドイツ語と英語では読み方も発音も違うことから、Big Bertha と 読んだことから、ビッグバーサーと発声するようになったようです。
キャロウェイゴルフを創設したイリー・キャロウェイは、正確に遠くへ飛ばせるドライバーが完成したら、ビッグバーサーと命名しようと決めていたようです。完成したのが1991年。1991年のビッグバーサーは、正確に遠くへ飛ばせるドライバーであり、まさしく長距離砲というネーミングにふさわしい名器でした。そのビッグバーサーは現代のドライバーにも受け継がれているのはよく知られています。
XHOT3DEEPはドライバーではありませんが、ビッグバーサーの「正確に遠くへ飛ばせる」 というDNAを受け継いでいるクラブだということを伝えようとしているのかもしれません。
Phrankenwood / フランケンウッド
フィル・ミケルソンが使用して、一躍有名となったドライビングウッドのフランケンウッド。シャフトが45インチ、ロフトが8.5°、ヘッド体積が250cc とのことで、1991年式ビッグバーサーと酷似していますね。
Phil's secret weapon for Augusta this week? First look at the X Hot #Phrankenwood –> pic.twitter.com/74YwPznauW
— Callaway Golf (@CallawayGolf) 2013年4月9日
フィル・ミケルソン の スプーンでのショット
キャロウェイの飛ぶスプーンといえば、やっぱりフィル・ミケルソンですね。スプーンを2本入れたり、フランケンウッドなるものを使っていたりもしました。スプーンでのショットなのですが、ボールをけっこうティーアップしていますね。ボールを数センチ、ティーアップしていますが、よくもそこにクラブが戻ってくるな・・・と感心します。フィル・ミケルソンというとウェッジというイメージがありますが、動画はとにかくスプーンを打ちまくっています。少し前の動画なのですが、とても興味深いです。
キャロウェイゴルフ ヒストリー