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逆境 と 順境 【 ゴルフは人生の縮図 】

スポーツの世界でもビジネスの世界でも逆境に強いという人は多くいます。逆境に強くなければスポーツでは勝てないだろうし、逆境に打ち勝ってこそ、未来が開けてきます。ですが、ビジネスの世界はスポーツとは違って、勝った負けたで勝敗を決めて直ぐに答えを出すというわけにはいきません。長く逆境が続くこともあります。嫌なことが長く続くこともありますし、我慢しなければいけないことが長く続くこともあります。最近では、円安とか不況という言葉の逆境、逆風があったりもします。

逆境に勝つことが、自分が思い描いている勝利を手にする近道なのかもしれません。逆境に勝つために、心を鬼にして・・・なんていう殺伐とした雰囲気を漂わせることが善しと考えている人も居ます。逆境を自分の敵として見なすのであれば、そういった考えも良いと思います。

そして、逆境の時は如何にして現状を打破するのかを模索します。

逆境は良くないことが起きることが多いです。不遇、苦労の多い時期、思い通りにならないことも多いはずです。そいうったイヤなことが続くほど、人間は何とかしようと考えるものです。

逆境と反対の言葉で順境という言葉があります。

順境は調子が良い時のこと。
何をしても思い通りになり、手応えを感じている時のことです。

逆境よりも順境の方が良いに決まってますし、誰もが順調に物事が進んでくれたほうがストレスも少ないですし、思い通りに物事が進むのは嬉しいはずです。苦しい逆境を乗り越えるための方法などが説かれている書籍などはよく見かけます。

ただ、順境の時にはどのように振舞えばよいのかを説かれている書籍は少ないです。順境のときこそ、調子が良い時こそ、何もかもがうまくいくときこそ、その理由を追求して、いつもと変わらない自分で生活をすることが大切なのではと思います。それこそ、平静でいられるかどうかが大切です。

中部銀次郎さんの書籍を読みながら思い出したかのように松下幸之助さんの書籍を手に取りました。中部銀次郎さんの書籍はゴルフ。松下幸之助さんの書籍は経営哲学。だけど、この2つには共通点がありました。

 

 

松下幸之助さんの言葉

二股ソケットから大企業を興した 松下幸之助さん のとある書籍にはこのようなことが書かれています。

逆境であれ、順境であれ、与えられた境涯に素直に生きること。
謙虚な心を忘れないこと。
素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生む。
順境は自惚を生む。
逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
その人に与えられた1つの運命。
その境涯に素直に生きること。

逆境も人生、順境も人生、どちらも自分の人生。それを素直に生きること・・・とても深い意味がありますね。境涯という言葉が文中に出てきますが、意味としては・・・人が生きていくうえで置かれる立場、境遇という意味があります。

松下幸之助さんの書籍を読んでいると、なぜか中部銀次郎さんの言葉にリンクするような感じがします。松下幸之助さんは経営者でありビジネスとしては強烈な持論、理論、哲学を持っています。それが、中部銀次郎さんの言葉と重なると感じるというのは、やはりゴルフというスポーツが哲学的な要素を併せ持っているからです。

松下幸之助さんの言葉の中には大きく3つのヒントがあります
(1) 謙虚な心を忘れないこと
(2) 素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生む
(3) 素直さを失ったとき、順境は自惚を生む

それぞれ論考していきます。

 

(1) 謙虚な心を忘れないこと

謙虚な心・・・言葉ではその意味は判りますし、判っているのですが、自分が謙虚な心で居られているのかは自信がありません。何が謙虚なのか? 何をしたら謙虚なのか?

謙虚な心・・・謙虚さというものを追求していくと、賢さにつながるように感じます。賢い人は常に勉強をしており、様々な知識があるだろうし、実践をして、経験もあります。自分が出来る事と出来ないことを知っています。自分が出来ないことを無理して行うことはしません。自分が出来る範囲内で自分の能力を十分に発揮できるようなことを考えます。そして、自分が出来る範囲内という制限が付きまとうことも理解しています。

儲かるからという理由で、自分が出来ないようなビジネスに手を出せば失敗する確率が高いです。自分が出来ないビジネスなのですから、出来なくて当たり前であり、失敗して当たり前ということです。ですが、人間というのは目の前の欲に負けて、思わぬ行動をしてしまいます。自分が出来ないことでも、出来ると言ってみたり、やったことないけど、やれると言ってみたり・・・それは傲慢、強欲なだけです。

自分の身の丈、能力をわきまえることが大切。

人の意見、教えなども素直に聞く姿勢、年齢性別を問わず同じ気持ちで接することが出来る人こそが謙虚な心を持った人なのかもしれません。

謙虚の謙は人に譲るとか、自分を抑制するとか、そういった意味があります。

仕事でもゴルフでも同じことが言えます。自分が出来ないことをしていないか? 自分が出来ることだけを真剣に行うということが大切であり、お金を儲けたいとかゴルフであればスコアを縮めたい、パーを獲りたいというような無謀ともいえるような欲望、博打的な行動をしてはいけないということです。

如何に自分の心を抑制するのかが、謙虚さ。

仕事も経営もゴルフも似たようなところがあります。

 

(2) 素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生む

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生む というこの言葉の意味も深いですね。逆境とは調子が悪いこと、うまくいかないこと、思い通りにならないこと、計算通りにならないこと・・・そのような意味があります。卑屈とは、いじけること、価値が下がること、劣るというような意味があります。気持ちも窮屈になってきますので、ついつい愚痴やボヤキを吐いてしまうこともあります。

素直さがあれば、卑屈ではなく不屈を生みます。 不屈の精神こそ逆境を乗り越えるために必要な要素。不撓不屈(ふとうふくつ)という言葉があります。苦労や困難にくじけないことを意味しています。

それは、強さだけではなく、精神力だけではなく、一番大切なのは素直さ。

素直さとは、今現在の自分が置かれている状況、環境、周囲の状況や変化などをありのまま受け入れること。それが、自分が想定したなかった状況でも、思い通りの結果じゃなかったとしても、それを受け入れる素直さが必要です。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生む だが、素直であれば、逆境は不屈を生む ということを松下幸之助さんは説いています。

 

(3) 素直さを失ったとき、順境は自惚を生む

順境は自惚を生む・・・これは、実際に体験した人も多いのではないでしょうか。

うまくいっているとき、思い通りになっているとき、調子が良い時は、どうしても気持ちが良くなります。そして、自慢するような気持ちも芽生えてきますし、気が大きくなることもあります。
つまり、慢心している状態ですね。

自信を持つことは良いことなのですが、慢心、自惚ではないということです。
自信は自分を信じること。

ちょっと成功しただけで、おごり高ぶるような心では、いつかは大きな落とし穴にはまってしまいます。調子が良いときには自分の行動も調子にのります。調子にのるというのは軽率という意味もあります。順境なときこそ、調子が良いときこそ自分を見つめなおすことが大切です。

いきなり成功して大儲けしたからといって外車に乗って、マンションも買って、贅沢な暮らしをして、偉そうになって、威張り散らすというようなことになりますか? そういった人も居るかもしれません。そうなってしまうと人の話は聞かないし、自分だけが前に出ようという気持ちが強くなりますし、人を思いやる気持ちも薄れていきます。

順境でも、調子が良くても、大きな自信を持っていても、人の意見を聞く、周りの状況の変化を汲み取るという繊細さと謙虚な気持ちが必要ということです。

順境でも素直さがあれば聡明さを生む ということです。

 

逆境に強い人は多い 順境に強い人は少ない

逆境に強い人は多い 順境に強い人は少ない・・・これは、玄侑宗久さんの書籍 禅語遊心 に出てくる言葉なのですが、逆境に勝とうと考える人は多いですし、逆境を乗り越えようと努力する人も多いです。ただ、順境を乗り越えようと考えるような人は居ません。

なぜならば調子が良いからであり、調子の良さに慢心してしまうのでしょう。

自分が成長して、人から頼られるような人物になったとしても、いつまでも未熟さを受け入れ、いつまでも学び続けること。そして、いつまでも素直さを持つことが大切だということが伝わってきます。

玄侑宗久さん
オフィシャルサイト:http://genyu-sokyu.com/
プロフィール詳細 : 玄侑宗久 wikipedia

 

ゴルフは人生の縮図

松下幸之助さんの逆境と順境のお話し、玄侑宗久さんの逆境に強い人は多い 順境に強い人は少ない を ゴルフに照らし合わせてみると、ゴルフは人生の縮図だなと改めて、そう感じます。

良いスコアでラウンドをしようと張り切っていてもなかなか上手くいかない。思い切ってグリーンを狙ったショットを打ってもバンカーにつかまる、ミスがミスを呼ぶという負の連鎖に陥ることもあります。

ゴルフにも素直さと謙虚さが必要です。

自分のゴルフ技術に素直さと謙虚さを持つということです。

ゴルフ場へ行けば、ついつい出来ないようなことをしてしまいます。PAR5のセカンドショットでスプーンで思い切ってツーオンを狙うとか、出来そうも無いことをするということが、どれほど愚かなことなのかを知っておかないといけませんね。

ボールが右に行き、左に行き、林の中に行き、バンカーの中に入ったりもする。ゴルフの18ホールのなかには、逆境もあれば順境もあります。その、逆境と順境にどのように対応をするのかが自分の能力次第です。

ゴルフは人の性格があらわれるスポーツだとも言われます。

自分の人生、性格をゴルフというスポーツを介して表現しているだけなのかもしれませんし、自分の素直さを確認しているのかもしれません。

ゴルフというスポーツは
素直であれば逆境は不屈を生む
素直であれば順境は聡明さを生む

人の人生は
素直であれば逆境は不屈を生む
素直であれば順境は聡明さを生む

共通するのは謙虚さ

ゴルフは人生の縮図、ゴルフを人生に置き換えて考えることは、このあたりに由縁があるように感じますし、それは哲学に通じることだと思います。

そこそこのショットが打てるのにスコアがまとまらない、いつも良いところでスコアを崩すというのは、素直さ が足らないからなのかもしれませんね。中部銀次郎さんの書籍にも似たようなことが書かれています。とくに謙虚になれという言葉が書籍の文中には出てきます。

松下幸之助さんはゴルファーではなく、経営者としての視点、経験から経営の礎となる言葉を残しています。ゴルフには直接的な関係はありませんが、ゴルフをするうえで必要となる考え方や謙虚さを持つことなども説いています。

人は何をするにしても謙虚さが大切。

日々、精進
がんばります

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