ゴルフは止まっているところから動き出すから難しい

ゴルフというスポーツは動いている何かにタイミングを合わせるわけではないから、難しいと言われています。つまり、静止しているところから動き出すから難しいということです。

ボールの前でアドレスをして、テイクバックを始めていくのですが、身体が静止している状態から、いきなり身体を動かすことがけっこう難しいです。自分の身体のなかで、動かしやすいところが本能的に動いてしまいます。中部銀次郎さんもゴルフは止まっているところから動き出すから難しいと書籍に書いていました。

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素振りをする時には、いきなりバックスイングに入って、いきなり振るというようなことをしますが、インパクトを越えてフォロースルーの状態にまでゴルフクラブを振ってから、バックスイングにするということもあります。バックスイングをする方向とは逆側に少しゴルフクラブを振ってからバックスインをすると良いと説明されています。

たしかにテイクバックの始動をする時には、いきなり腰を回転させようとしたり、肩を動かそうとしてしまいます。それは、自分の身体が今からテイクバックをするという準備が出来ていないにも関わらず始動していると感じます。きっと、ゴルフ技術書籍などにテイクバックは腰から始めるとか、肩の回転を意識してとか、そういった言葉を鵜呑みにしてきたからなのかもしれないですね。

つまり、ゴルフというスポーツは静止しているボールを打つから難しいのではなくて、自分の身体が静止していて、そこから動作を始めるので難しいということなんでしょうね。

身体が静止していれば、色々なことを考える事が出来てしまいます。色々な事を考えてしまうと、身体の動きに不自然さが生じてきてしまいます。それを防ぐために無心でゴルフスイングをすると良いということを中部銀次郎さんは書籍の中で説いています。また、バックスイングを はずみをつけるだけのこと とも説明をしています。腰から始動する、肩から始動するとかそういったことは説明されていないことも特徴的というか、難しいことを考えずにスイングをした方が良いと言っています。

ゴルフは止まっているところから動き出すから難しい という言葉で直ぐに思い出したのが、セルヒオ・ガルシアというスペイン出身のプロゴルファーです。彼はアドレスをするとワッグル(ミルキング)を何度もしていた時期がありました。今でもアドレスをしてから打つまでの時間が長いなと思うこともあります。その動作はアドレスという静止した状態からテイクバック、バックスイングへの動作のきっかけを掴めないでいるという証拠ですよね。ボールの前に立ち、アドレスという身体の静止状態をつくらなければいけませんから、美しいアドレスが出来ているということは、言葉を替えると美しく静止していることになります。静から動へと滞りなく移ることが出来れば、綺麗にテイクバックが出来そうに感じます。

松山英樹選手もアドレスをした後に、ワッグル(ミルキング)が長いと感じる時がありますよね。ゴルフクラブを持った腕を微妙に上下しながら、静から動への機会を窺って、テイクバックを開始していきます。

アドレスをして静止した状態を作って、色々なことを考えてしまうと、身体を動き出すきっかけを掴むことが出来ずに、そのまま固まってしまうというゴルファーも見かけます。傍から見たら滑稽かもしれませんが、ゴルファーにとってはとても重要なことですし、アドレスをして固まってしまった本人は自分のなかでテイクバックを始動させるための機会を窺っているということが想像できますし、他人事ではありませんからね。いつ自分がアドレスで固まってしまうのか判りませんから。

アドレスという静 から テイクバックという動 へ 移行するにはフォワードプレスが良いと言われています。フォワードプレス=Forward Press 前に押す という意味。つまりアドレスをした後に、ほんの少しだけテイクバックをする方向とは逆方に押す動作をするということです。グリップというか手元を逆方向に押すように移動させて、静から動への予備動作を行って、テイクバックを始めるということです。

ですが、フォワードプレスをすると美しいアドレス、手元の位置、シャフトの位置などがズレてしまいそうま感じもします。

ベン・ホーガンはテイクバックが始まった時点で、既にダウンスイングも始まっているというような言葉も残していますから、アドレスからテイクバックへの移行と動作は、とても重要であることを知っていたんだと思います。始まりが悪ければ、何もかもが悪くなってしまうでしょうから。

ゴルフは止まっているところから動き出すから難しい・・・テイクバックの始動の良いきっかけを探さないといけませんね。

日々、精進
がんばります
 

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その他、アドレスのことやボールの位置に関する記事もありますので、併せて読んでみてください。