2023/03/25 更新
アイアンショットでトップする場合、ボールを前に運ぶという点では問題ありません。ただ、グリーンを狙った時にボールを止められないので、大変な思いをします。アイアンでトップするときの原因で多いのがボールの置く位置です。ボールの置く位置をチェックするだけでも改善されることが多いです。
アイアンショットでトップするのはボールの位置が悪い
ダウンブローで打てていると思いながらもボールの置く位置が合ってないと、ゴルフボールの横っ腹を打ってるだけとなり、トップボール気味で超低空な弾道となります。この場合、ゴルフボールの置く位置を少しだけ右脚側に近づける(中に入れる)とアイアンクラブがゴルフボールに対して適切なコンタクトをします。ゴルフボールの位置を左足寄りに置いている場合、アイアンクラブがゴルフボールに届かずに、ゴルフボールの横っ腹を打ちやすくなります。
ただ、ゴルフボールを左足寄りに置くことで、ゴルフスイングの詰まった感じを緩和することできるので、この方が打ちやすいという人も居たりしますので、自分の打ち方を崩さない程度にボール位置を調整すると良いです。
ドライバーと同じような感じでボールを置いている
逆にボールの置く位置が左足が寄りになっていると、アイアンショットなのに掬い打ちのようになってしまいます。この場合、少しでもタイミングがズレたりすると、アイアンクラブがボールに届かなくなってしまって、トップボールとなります。また、ボールの手前でダフリやすくもなります。ボールの置く位置を少し変えるだけでも、良い結果になることもあります。
アイアンがトップする軌道
ゴルフボールの横っ腹を狙って打っているものの、払い打ちっぽいフラットな軌道の場合、アイアンクラブが深く入らないので、トップしやすいです。この場合、超低空で強弾道がでます。グリーンを狙ったショット、アプローチショットでもこのようなトップが出ることがあります。
身体が伸び上がってることもある
ボールの置く位置だけではなく前傾姿勢が無くなってしまって身体が伸び上がってしまうとクラブがボールに届かなくなってしまってトップすることがあります。インパクトまで前傾姿勢が保たれているかを確認することも大切です。
アイアンがトップしない軌道
ゴルフボールの横っ腹を狙って打っているものの、上から下に打ち込んでいるので、アイアンクラブが深く入って、適切に打てます。この場合、ゴルフボールにはバックスピンが発生して高弾道が打てます。グリーンでボールを止めるときに必要となる打ち方です。
ショートアイアンでトップする
9番アイアン、ピッチングウェッジなどショートアイアンでトップする場合は、スイング中に身体が伸びあがっている可能性があります。5番アイアン、7番アイアンなどにくらべて、8番アイアンや9番アイアンは短めとなっており、クラブの長さに自分のスイングの感覚が付いていけてないことが多いです。
ミドルアイアンまでならば、それなりの長さがありますし、大きく振れば、遠心力が発生してクラブの重さで腕や身体が引っ張られやすくなり、スイング中の身体の伸び上がりが相殺されてトップし難くなることもあります。稀ですけど。
ショートアイアンでも身体を伸ばさないように、膝の高さ、腰の高さ、頭を上下させないように丁寧にスイングをしてみると修正できます。頭を上下させないといっても、普通は少しくらいは上下しますので、あまり気にし過ぎないようにしてください。
ボールを前に運ぶという意味ではトップは許せる
実際にラウンドでアイアンショットがトップボールばかりで、超低空な弾道ばかりということもあります。この場合、トップボールでもゴルフボールが前進してくれるのであればOKと自分に言い聞かせると気持ちが楽になります。グリーンを狙うアイアンショットでトップが出ると散々な目に遭いますが、ゴルフボールを運ぶという意味ではトップボールはダフリよりも問題は少ないです。
ダフリはボールが飛ばないので、1打損。
トップボールはゴルフボールが前に進むので、とりあえずOK。
そんな気持ちでゴルフをすると、余計な気疲れが無いので、意外とよい結果でラウンドができたりしますし、私自身もそのような考えでラウンドしています。
日々、精進
がんばります