更新:2022/06/05
ゴルフスイングで左肩を顎下に入れるタイミングやメリットを紹介しています。深い捻転をするには、左肩を顎下に入れると良いですが、左肩をアゴ下に入れるだけでは意味がありませんし、捻転できてないこともあります。ゴルフスイングで肩を回転させるコツを紹介します。
ゴルフスイングの捻転と肩の回転
ゴルフというスポーツは身体を捻転させます。その捻転具合を左の肩がアゴの下に入れるとか、右肩を引っ張るとか、色々な言葉で表現をします。私が以前に陥ったことのある誤解としては、捻転してないのに、無理やり左の肩をアゴに入れるです。これでは、ゴルフスイングがつくられません。しっかりと肩を回転させることが必要となります。
肩はアゴの下に入っているのですが、身体が捻転をしていない状態となっていたのです。つまり、肩だけが回転しているというか、上半身だけを捻転させようとしていたという、悲惨な状態でした。上半身だけが捻転しているので下半身のパワーがまったく伝わらない非力なスイングとなってしまいます。
アゴ下に肩を入れるためだけに肩を回転させるのではなく、身体を使って回転させます。身体の側屈、脇腹を捩じるように回転することが必要となります。
本当ならば、腰、腹部、胸、そして肩が捻転しなければいけません。捻り戻すときには脚力で、地面を蹴ることが大切ですね。なかなか、こういったことに気付くまでに時間を要するものです。
肩をアゴの下に入れる
肩をアゴの下に入れるということだけを考えて捻転をさせると、上半身だけが捻転している形となります。下半身は捻転(回転)をしないので、おへそ も お腹も腰も正面を向いたままとなっています。自分自身では肩がアゴの下に入っているので、強烈な捻転が生まれていると思ってしまう誤解。捻転が出来ていると思っているけど、捻転が出来ていないので、捻り戻りのパワーはあまりないので、結局は手打ちのようになってしまう。
左肩ばかりに意識が向いてしまうと、肩を上げてアゴの下に入れるだけで、捻転していると勘違いしてしまいます。身体全体を捻じることが必要です。ですから、右肩は後頭部側、頭の真後ろまで回転しますし、胸とヘソは飛球線とは真逆方向へ向きます。
ゴルフスイング 肩を入れるコツ・対応策
私がとった改善策としては、おへそ お腹を右に向けるというイメージで捻転をするようにしています。すると、自然と肩がアゴの下に入るか、肩がアゴに触れるようになります。捻転したときに本当に捻転が出来ているのかを自分の感覚でチェックするようにしています。また、左足の踵が少し浮くようにしています。
適切な捻転、肩をアゴの下に入れる
(1) おへそを右に向ける
(2) お腹を右に向ける
(3) 胸を右に向ける
(4) 股関節に圧を感じる
両足の内側にチカラを入れて股関節の間で身体を回転をするという感覚を持つようにしています。肩がアゴの下に入れるのではなくて、自然と肩がアゴの下に入ってきます。
右肩を回転させるイメージを持つ
肩を入れる、左肩をアゴ下に入れるという言葉を良く耳にするので、左肩ばかり意識してしまいがちです。ですが、右肩の回旋・回転にも意識を向けてみることが必要です。左肩は顎の下に入れるくらいまで、捻転するのであれば、右肩は頭の真後ろにきます。つまり、後頭部くらいまでに右肩入るはずです。
深い捻転をつくる
左肩は顎下、右肩は後頭部まで回転することで、深い捻転をつくることができます。また、右肩を深く入れることで、身体の開きを抑え、右肩の突っ込みを予防することができますので、スライスを減らすこともできます。
なので、左肩は顎下に入っているけど、右肩は回旋してなくて、直ぐに身体が開きやすい状態になっているという人は、けっこう多いです。
肩を縦に回転させる
肩の回転の仕方がイメージできない場合、スタック&チルトを参考にしてみると良いです。はじめから、肩を縦に回転させるイメージのゴルフスイングとなっています。意外とシンプルでミスし難い打ち方です。完全コピーしなくても、一部だけコピーしても良いです。
実際に打つときも肩を回転するイメージを持つこと
テイクバックして、捻転して、ダウンスイングに移行して、実際に打つときというのは腕を振ろうとしてしまうことが多いかと思います。腕を振ろうとせずに、肩を回転させるイメージを持つと良いです。肩を回転させて、肩の回転に腕がついてくるというイメージを持つと良いです。
日々、精進
がんばります