ゴルフは哲学

パターに型なし | アンカリング規制からサイドサドル・スタイル

更新:2022/06/02

 

パターに型なし

パターに型なしと言われていますが、本当に様々なパッティングスタイルがありますよね。スタンスを広くしているゴルファーも居るし、スタンスを狭くしているゴルファーも居ますし、グリップの握り方も様々です。最近は、アームロック式パッティング が流行しつつあります。

ラインを跨いだりしてはいけない

パターはカップインさせることが出来れば何でも良いという感じですが、ラインを跨いだりしてはいけないとか、それなりのルールはありますから、何でも良いというわけではないですね。パターというのはボールを転がすだけですので、とても簡単に思われますが、トレーニングして身体を鍛えれば何とかなるというようなものではありませんので、不調になると調子を戻すのが非常に難しいです。身体能力よりも感性とか直感力のような感覚が必要のように感じます。

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真っ直ぐ打てば、真っ直ぐ転がる

真っ直ぐ打てば、真っ直ぐボールは転がるのですが、これがなかなか思うようにはいかないので、パターに悩んでいるゴルファーは多いと思います。パターの悩みを解消するために長尺パターを使い始める選手も居ますし、独自のパッティングスタイルを生み出したというゴルファーも居たりなんかします。

長尺パターを使うときには、必ずといってよいほどアンカリングをします。このアンカリングが禁止になる予定とのことで、また新たなパッティングスタイルを模索するゴルファーが出てきそうですね。

 

長尺パター | ベリーパター

長尺パターのメリットとしては、グリップエンドを自分の身体に密着させて、パターの揺れを軽減して適切なストロークが出来るというところでしょうか。ただ、グリップエンドないしゴルフクラブの一部を身体に密着させるアンカリング規制というルールが制定されることになります。ですから、グリップエンドを自分のお腹や胸に密着させてパターを安定させるということは禁止になる方向にあります。2016年1月のルール改正に追加される予定となっているようです。

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アンカリング規制が入る前に、長尺パターを使用しているゴルファーは通常のパターを使うような努力をしなければいけませんので、これまた大変ですね。アダム・スコットなんかは長尺パターにしてから、パッティング精度が高まっていますから、今後どのようにするのか興味深いですね。

アダム・スコットの長尺パター

上の動画に登場するのはアダム・スコットのみ。動画のなかで彼が使っているパターが長尺パターです。しっかりとアンカリングをしてナイスパットを披露しています。

アンカリング規制により、長尺パターが使えないというわけではなくて、あくまでもアンカリングすることが禁止になるということで、長尺パターが使えないということではないです。

 

アンカリング規制について

USGA の サイトにアンカリング規制に関するPDFファイルが配布されていますのでシェアします。ちなみに英語です。ですが、図柄が入っていますので、イメージで判るかと思います。

 

サイドサドル・スタイル パッティング

サイドサドル・スタイル パッティングは禁止されてます。
また、サイドサドル・スタイル パッティングに近いスタイルのパッティングも禁止されてます。

サイドサドル・スタイル、サイドサドル・パターとか色々呼び方があるみたいですが。アンカリング規制が制定されると、このパッティングスタイルが注目されてくるのではないだろうかと私は勝手に考えています。

サイドサドル・スタイル パッティング とは

サイドサドル・スタイル パッティング は サムスニード が考え出しました。通常のパターはカップに対して身体が横向きになり、横打ちになります。サイドサドル・パッティングは身体をカップに対して正面にしてパットをするというスタイルです。カップに対して真正面に立つことになりますので、両目でしっかりとライン読みとフェース面を合わせることができるのだろうと思います。これを考え出した、サムスニードもパターに悩んでいた時期があったようです。

最近では、ブライソン・デシャンボーがサイドサドルでストロークをしていました。 まだ、最近の選手なので見応えがあると思います。

アンカリング規制が入ると、長尺パターを使用しているゴルファーは新しい模索をするかもしれない・・・ということで、サイドサドル・スタイル パッティングというパッティングスタイルになるかもしれないと勝手に考えています。いえ、長尺パター使用ゴルファーが、サイドサドル・スタイル パッティングをしてくれると面白いですね。面白くないですか。パットは型なしですから・・・カップインすればOKなんです。

RandyHaag(ランディ・ヘーグ)というゴルファーが居るのですが、2015年 US OPEN で サイドサドル・スタイル パッティングのパッティングを披露しています。

RandyHaag(ランディ・ヘーグ)のサイドサドルパター

Randy Haag – Sidesaddle Putting (2015 US Senior Open)

上のサイドサドル・スタイル パッティングでカップインさせている動画はすごいですね。気持ちよくカップインさせていきますから。パターに悩んでいる人、長尺パターでのアンカリング禁止となったら、サイドサドル・スタイル パッティングで凌いでみるというのもありですね。

日々、精進
がんばります

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