46インチを超える長さのクラブの使用禁

ネットで検索すると使えるドライバーの長さが46インチ以内、46インチ以下、46インチ超えは禁止などの情報がヒットしてきますが、表現が統一されてなくて分かり難いので整理します。この辺り本当に46インチ以下なのか？どんなゴルファーに適用されるかなどをまとめましたので参考にしてください。

新しいローカルルールひな型 G-10

2021年10月12日にR&AとUSGAはパターを除くクラブの最大長を46インチに制限するための新しいローカルルールひな型 G-10 の選択肢を発表しました。
これはルール変更ではなく、ゴルフ規則に基づくローカルルールひな型の追加となります。

内容は以下のPDFファイルに記載されてる通りとなります。

ローカルルールひな型 G-10（和訳）PDF
http://www.jga.or.jp/jga/html/jga_data/04KISOKU_NEWS/2021_KISOKU/MLRG10ClubLength(JP).pdf

パターを除くクラブの最大長を46インチに制限する

上のPDFファイルを確認すると、許容されるクラブの最大長を制限するため、委員会はパターを除くクラブの最大長を46インチに制限するローカルルールを採用することを選ぶことができます。と記載されてますが、飛距離合戦を意識してしまいドライバーというゴルフクラブだけに適用されるようなイメージがありますが、ドライバーだけに適用される訳ではありません。パター以外のゴルフクラブに適用されます。

ローカルルールひな型 G-10を適用するか選択可能

ローカルルールを採用することを選ぶことができます というのは、競技会、主催者側がローカルルールひな型 G-10を適用するかどうかを選ぶことができるということです。殆どのプロゴルファーの試合、トップアマチュアの試合や競技ではローカルルールひな型 G-10が適用されてます。

46インチを超えるクラブ

さて、46インチを超えるクラブの意味を説明します。

ローカルルールひな型 G-10には測定許容誤差の0.20インチが46インチを超えて認められます。と記載されてます。ですので、46.2インチまで許されるということになります。0.2インチとは、約5ミリという長さとなりますので僅かな数値となります。

一般的に市販されてるドライバーの多くは、45.75インチ、または46インチとなってますので殆どがローカルルールひな型 G-10をクリアすることができると考えられます。

46インチ以下、46インチ以内という表現が使用されることがありますが、以下、以内も同じ意味として捉えて良いです。どちらも46インチを含めた意味となります。
46インチ超えに関しては、厳密には46.2インチまでであれば許されるということになります。

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