ストロングロフトのアイアンが浸透してきましたし、5番アイアンを抜いたセッティングも増えてきました。アイアンのセッティング変化から8番アイアンの有用性が注目されています。8番アイアンのロフト角、飛距離、アプローチの仕方などを紹介します。
8番アイアンのロフト角
ストロングロフトで飛び系モデルの8番アイアンのロフト角一覧
テーラーメイドのアイアン
モデル名 | 8番アイアンのロフト角 |
M6アイアン | 33度 |
P-790アイアン | 35度 |
M3アイアン | 35度 |
M4アイアン | 33度 |
M2アイアン 2017 | 33度 |
グローレF | 35度 |
テーラーメイドのアイアンは飛ぶ
テーラーメイドのアイアンは飛び性能が高いモデルが多いです。アイアンにもフェースの強い弾きを追求しており、飛ぶアイアンが多いです。最近では、P790アイアンが人気です。中空構造となっているので、アイアンというよりは、ユーティリティに近い構造となっていますが。
キャロウェイのアイアン
キャロウェイのアイアンは飛ぶ
キャロウェイのアイアンは飛びます。というよりも、飛び過ぎですね(笑)それもそのはずで、ロフト角が30度、31.5度となっています。6番or7番に近いスペックとなっていますから、飛びます。番手としては、8番ですが、昔のアイアンの6番、7番アイアンに近いロフト角となっていますから、飛びます。
GBB EPIC、ROGUE STAR アイアンは、本当に飛びます。飛び過ぎです。飛ぶと楽だとは思うのですが、飛び過ぎるというのも困りものですね。今までのゴルフがし難くなることもあります。
8番アイアンの飛距離
一般的なヘッドスピードで従来のモデルを使っている人の場合は、8番アイアンで130ヤードくらいとなります。ですが、これも古い考え方かもしれません。最近は、飛ばせるアイアンが増えており、8番アイアンで140ヤード以上飛ばすこともできます。
一般的な男性の場合 130~140ヤード飛ばせると良いです。
ストロングロフトのアイアン
最近は飛び系アイアンが増えていますし、ストロングロフトとなっているアイアンも少なくありません。そのような飛び系アイアの場合、もっと飛ばせます。キャロウェイEPICSTARアイアンは、8番アイアンで180ヤード飛ばせた(プロゴルファーが打って)というニュースもありました。8番アイアンで130ヤードくらい飛ばすという概念は既に古いのかもしれません。
8番アイアンで練習 | スイングを作る
最近は、5番アイアンを抜いたセッティングが当たり前となってきており、6番、7番、8番、9番、PWの5本セットとなっており、セットの真ん中の番手になるのが8番アイアンです。なので、ゴルフレッスン、ゴルフ練習では、8番アイアンを使うことが多いです。スイングを作るときにも8番アイアンを使うことは多いです。
8番アイアンの打ち方
ボールを置く位置は、身体の真ん中で良いです。ピッチングウェッジなどの短いクラブを打つときのように、優しくクラブヘッドをボールにコンタクトさせるイメージで打つと良いです。ハンドファーストにするとか、ターフを取るとか、そういったことは考えない方が良いです。まずは、8番アイアンのヘッドをボールにコンタクトさせることが大切です。
8番アイアンの活用方法
8番アイアンの賢い使い方は、アプローチのピッチエンドランで使えます。といっても、8番アイアンはロフトが立っているので、いつも使っているウェッジと同じような感覚で振ってしまうと、おもいっきりオーバーしてしまいます。ボールをキャリーさせるよりも、転がすイメージを持つとよい結果が得られます。
8番アイアンでアプローチする
グリーン周りというのは、気付かないかもしれませんが、地味に難しいです。芝生が剥げているところがあったり、土が見えてしまっているようなライとなっているところもあります。そういったライで、ロフト角が大きくて、バウンスの効いたウェッジを使うのは、はっきりいって難しいです。リーディングウェッジが入らなくて、トップしてしまう可能性が高いです。ミスする可能性があるのであれば、はじめからロフトが立っている8番アイアンを使って転がして寄せるという方法を選択するのもアリです。
トップさせるように打っても良い
最初からトップさせるように打って、ボールを転がせるという方法があります。
フェースを少し開く
8番アイアンのフェースを少し開いて、フェース面でボールを弾くようにして転がす方法も良いです。この方法は、少しアタックが強くなると転がり過ぎることがあるので、注意して下さい。
8番アイアンをしっかりと練習して、ミスのないアイアンショットが打てるようになりたいものです。
日々、精進
がんばります