ゴルフは哲学

トラックマンでスイングチェックしたら

 

トラックマン、モーションセンサーを使ったゴルフレッスン

ドローを打とうと色々と試行錯誤しているのですが、インサイドからゴルフクラブを振っていくのは、かなり難しいですね。今さらこんなことを言うのもおかしいものですが。インサイドから振るのは無理かも?と思ってしまいます。

だけど、インサイドから振りやすいと感じている人も居るようです。人それぞれ、筋力、骨格が違うので打ちやすい軌道に関しては、差異が発生するようです。つまり、インサイドから振りやすい人とか、むしろインサイドからしか振れない人、アウトサイドから振りやすい人などが居るそうです。

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トラックマン、モーションセンサーを使ったスイングチェックというは、ゴルフスイングの可視化ができます。自分のパフォーマンスを可視化することができるので、とても便利です。ゴルフスイングも科学できる時代になったんだなと思います。

 

トラックマンとゴルフスイング

というのも、最近はトラックマンやモーションセンサーを活用したゴルフレッスンというのが増えてきており、自分のゴルフスイングが丸裸となってしまい、とても恥ずかしい思いをしております。ただ、こまかなデータが抽出されるので、スイングのどこを修正すれば良いのかイメージしやすいですし、実際にスイング修正しやすくなります。

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インパクト前後の軌道データを抽出

トラックマンは、インパクト前後の軌道がデータとなりますので、ゴルフスイング全体のデータではありません。ここがポイントなのです。つまるところ、スイングは関係ありません。今の自分のスイングから作られる軌道と面で、ゴルフボールはどのようなエネルギーを受けるのかを知ることができます。なので、ボールの置く位置、アドレスを微調整するだけでもデータは変わってきます。

また、自分のゴルフスイングのベースを知ることができます。自分のゴルフスイングがインサイドアウト軌道のスイングなのか、アウトサイドイン軌道のスイングなのかを知ることができますので、自分が得意とする弾道を決定することもできます。

トラックマンでは以下のような言葉を使います。以下の3つの要素により、打ち出される方向、弾道が決定づけられます。ターゲットに向けて、的確にボールを飛ばせているかを知ることができます。
※その他にも計測できる項目は多くあります。

CLUB PATH(クラブパス)

インパクト前から、インパクト後までのゴルフクラブの軌道アウトサイド or インサイドなのかを知ることができます。私が線と呼んでいる、ゴルフスイング軌道にあたります。ターゲット(飛球線)に対してのスイング軌道の角度です。

FACE ANGLE(フェイスアングル)

フェース面が閉じているのか、開いているのかを知ることができる要素。私が面と呼んでいる、ゴルフクラブのフェース面にあたります。ターゲット(飛球線)に対してのフェース面の角度です。

FACE TO PATH(フェイス・トゥ・パス)

インパクト瞬間の軌道とフェースアングルと打ち出さるボールの弾道を知ることができます。ターゲット(飛球線)に対して、スイング軌道とフェース面から打ち出される弾道を知ることができます。

 

線と面で打ち出される弾道が決まる

以前にも記事として書いたのですが、スイング軌道(線)とフェースの向き(面)によって、フェイストゥパスが導き出されて、打ち出される弾道が決定づけられます。スイング軌道だけじゃない、フェースの向きだけじゃありません。スイング軌道+フェースアングル=フェイストゥパス(打ち出される弾道)が決定されます。

+は右(スライス)
-は左(フック)

 

スクエア | 真っ直ぐに飛ぶ

軌道が真っ直ぐスクエア0度、フェースアングルがスクエアの0度の場合、打ち出されるボールの弾道は、スクエア0度の真っ直ぐとなります。スイング軌道もフェースアングルも0度というのは、殆どあり得ませんが、スクエアに打ち出されるデータの参考です。

 

インサイドアウト軌道 | プッシュアウト スライス

軌道が、インサイドアウト+5度、フェースアングルが+15度の場合、打ち出されるボールは、プッシュアウトします。フェイストゥパスは、+10度となります。スイング軌道がインサイドアウト、フェースアングルが開いている状態ですので、完全にプッシュアウトのスライスボールとなります。インサイドから振って、右にすっぽ抜けた感じの弾道となります。

 

インサイドアウト軌道 | ドローボール

軌道が、インサイドアウト+5度、フェースアングルが+2度の場合、打ち出されるボールは、フック回転のドローボールが打てます。フェイストゥパスは、-3度となります。データ的には、スイング軌道もフェースアングルもターゲットに対して右方向になっているものの、フェースアングルがスイング軌道よりも閉じてる状態であれば、フック回転のドローボールを打つことができます。先に紹介したインサイドアウト+オープフェースとは異なりフック回転が打てるという不思議。これが、理解できるとボールに対してコンタクトの仕方が変わってきます。

インサイドアウト+フェース向きオープンでスライスとフックが打てる

さて、ここで不思議な~と思うことがひとつあります。これに気付くと、スイング軌道(線)とフェースの向き(面)の使い方の概念が理解できます。スイング軌道がインサイドアウトでフェース面がオープンなのに、スライスになる場合とフック回転になる場合があるということです。

おかしいですね。とても、不思議ですね。インサイドアウトのスイング軌道で、フェース面がオープンになっていると、スライスしか打てないような気がしますけどね。なぜでしょうか? アスリート向けのドライバーが捉まりを抑えていたり、オープンフェースだったりするのもココにポイントがあるのかもしれませんね。

答えは、後日こちらに追記します。

 

アウトサイドイン軌道 | フック(チーピン)

軌道が、アウトサイドイン-5度、フェースアングルが-6度の場合、打ち出されるボールは、すこしフックになります。フェイストゥパスは、-1度となります。少しアウトサイドから入って、フェースが少し左を向いている(被ってる)状態でボールが少し左方向へ真っ直ぐ飛ぶか、少しフックしてくる状態です。

インサイドから振って、無駄に捉まって、ドローだと思っているのは、殆どの場合、このようなアウトサイドから入って、被ってるパターンが多いようです。御多分に漏れず私もアウトサイドイン軌道でした。

 

インサイドアウトのスイングできてる人は少ない?

本当にインサイドから振って、フェース面をコントロールできている人は、かなり少ないらしいです。微妙にアウトサイドから入っていることが多いそうです。ですから、捉まり過ぎたとか、フック持ちとかというのは、アウトサイドから入って、フェース面はクローズになっているプルフックであることが多いそうです。実際、私も殆どアウトサイドイン軌道となっており、フェース面の閉じ具合で調整をして打っているというのが実情です。

ターゲットに向けてボールを飛ばすには

スイングプレーンを変更したり、スイングそのものを変更することは、とても難しいです。今のままの打ち方で、スイングプレーンを変更せずに、打ち出す方向を変えると、ターゲットに向けて打てるようになります。フックするならば、少し右を向いてアドレスをします。スライスするのであれば、少し左を向いてアドレスをします。

アウトサイドイン軌道が悪いとかではなくて、アウトサイドイン軌道でもターゲットに向けて飛ばすことができるということです。

自分のスイングを知ること

自分のゴルフスイングがインサイドアウトなのか、アウトサイドインなのか把握できれば、ターゲットに向けて打ちやすくなります。スイングプレーンを変更したり、今のスイングを大きく変更する必要はありません。つまり、アドレスでスイング軌道とターゲットラインを合わせるだけです。トラックマンを使ったゴルフレッスンで教えてくれる簡易的なスイング修正方法です。

プロゴルファーしか使わないような、高精度な計測器を使ったゴルフレッスンが増えてきてますし、我々アマチュアゴルファーでも使うことができる時代となりました。自分のスイングを修正しやすい時代になってきています。

日々、精進
がんばります

 

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