ゴルフは哲学

慣性モーメントが高くて飛ぶドライバー

慣性モーメントとは

慣性モーメントは、物体の回転のしやすさを表す量です。回転軸まわりの物体の質量の分布を表す尺度とも考えられます。慣性モーメントが大きいほど、物体の回転速度の変化が難しくなります。物体の回転速度の変化が難しくなります。 というのは回転し難い、動き難いと考えて良いですか?それはゴルフクラブで例えるとクラブヘッドがブレ難いと捉えて良いか?

ゴルフクラブで例えると、クラブヘッドの慣性モーメントが大きいと、スイング軌道がブレにくくなります。これは、ヘッドが回転しにくいため、スイング軌道が安定しやすくなるからです。

慣性モーメントが高いことのメリット

具体的には、以下のようなメリットがあります。

一方で、慣性モーメントが大きすぎると、以下のようなデメリットもあります。

そのため、自分のスイングタイプや求める性能に合わせて、適切な慣性モーメントのクラブを選ぶことが重要です。

慣性モーメントとクラブ選び

慣性モーメントが大きいクラブは、スイング軌道が安定しやすいため、初心者や方向性を重視するゴルファーにおすすめです。それは、ドライバーだけではなくパターにも言えることで、パッティングのインパクト時のブレを抑えるために慣性モーメントが高い方が真っすぐにストロークしやすくなります。

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テーラーメイドの Qi10 MAX ドライバー

460ccの最大級ヘッドサイズと、余剰重量を前方と後方に配置することで、従来モデルよりも大幅に向上した慣性モーメントを実現。ミスヒットに強く、ボールをつかまえやすく、高い打ち出し角とスピン量を生み出す設計です。フェース全体で反発性能を向上させ、ボール初速アップを実現。新開発フレームとの相乗効果により、エネルギー伝達効率がさらに向上し、飛距離アップに貢献します。

テーラーメイド Qi10 MAX ドライバーの慣性モーメント

テーラーメイド Qi10 MAX ドライバーの慣性モーメントは、上下左右合計で10,000 g・cm^2 です。これは、従来のドライバーよりも大幅に向上した数値です。

特徴

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PING G430 10K ドライバー

PING G430 10K ドライバーは、PING史上最大の慣性モーメントと極薄の鍛造T9S+チタンフェースによる高初速・低スピン、そしてスピンシステンシー・テクノロジーによるミスヒット時の安定性により、ブレない強弾道で飛距離アップを実現したドライバーです。PING史上最高の慣性モーメントを誇るドライバーです。

PING G430 10K ドライバーの慣性モーメント

PING G430 10K ドライバーの慣性モーメントは、上下左右合計で 10,000 g・cm^2 です。これは、PING史上最高の慣性モーメントとなります。

特徴

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ネクスジェン NS210 ドライバー

ゴルフパートナーのプライベートブランド、ネクスジェンの新しいドライバー、NS210ドライバーです。オリジナルのEI-Fシャフトを装着して腕力で引っ張ってきてもタメが作れるという設計になってます。ドライバーヘッドの方は、カーボン素材を使用して軽量化が図れていることと、適度に重心角が大きく入っておりヘッドローテーションしやすい構造となってます。

そして、フェース面には、高反発モデルにも使用することのある、ZAT158チタンを使用して、今まで以上の反発力で飛ばせるドライバーとなりました。

ネクスジェン NS210 ドライバー 特徴

ネクスジェン NS210 ドライバーの慣性モーメント

ネクスジェン NS210 ドライバーの慣性モーメントは、5,100 g・cm^2 です。上下左右合計で 10,000超えてるとのことです。

特徴

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スリクソン ZX5 Mk2 ドライバー

スリクソン ZX5 Mk2 ドライバーは、フルチタン構造の「REBOUND FRAME Mk II」とフェース周辺をさらに丸く、厚くした「エッジレス」形状により、スリクソン史上最大のボールスピードと飛距離を実現したドライバーです。

さらに、深重心設計とワイドフェース、新「REBOUND FRAME Mk II」によるミスヒット時の寛容性向上により、方向安定性も抜群。4種類の純正シャフトとスリーブ調整機能により、自分好みの弾道に調整可能。2023年11月発売。飛距離と寛容性を高次元でバランスさせた、上級者から中級者まで幅広いゴルファーにおすすめのドライバーです。

スリクソン ZX5 Mk2 ドライバーの慣性モーメント

スリクソン ZX5 Mk2 ドライバーの慣性モーメントは、慣性モーメントは 8,825g cm^2です。

特徴

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慣性モーメントの高いドライバー まとめ

近年、ゴルフドライバーのトレンドは、高慣性モーメントのモデルへと移行しています。慣性モーメントとは、クラブのヘッドが回転しにくさを表す指標で、数値が高いほどミスヒットに強くなります。

従来のドライバーは、高弾道・低スピンを追求するため、慣性モーメントを低く設計する傾向がありました。しかし、近年では、ミスヒットの許容範囲を広げ、飛距離アップを実現するために、高慣性モーメントのドライバーが主流になりつつあります。

高慣性モーメントのドライバーは、芯を外してもボール初速の低下を抑え、方向性を安定させることができます。また、スイング軌道が安定することで、飛距離アップにもつながります。

今後は、さらなる高慣性モーメントのドライバーが開発されることが予想されます。ミスヒットを減らし、飛距離アップを目指したいゴルファーにとって、高慣性モーメントのドライバーは、ますます重要な選択肢となっていくでしょう。

 

テーラーメイド Qi10 シリーズ

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