ゴルフクラブのライ角と打ちやすいアドレス(姿勢)
打ちやすいアドレス(姿勢)というのは、人それぞれ感覚が異なります。それは、ゴルフクラブにライ角があることと、自分とゴルフボールの距離があるからです。持つゴルフクラブが長くなれば自然とライ角がフラットとなります。アップライトなドライバーもありますが、実際に持ってアドレスをすると、トゥ側が浮いた状態となり、ライ角はフラットになりがちです。アイアンは長さが短いのでアップライトとなりますし、自分とゴルフボールの距離も近くなります。
ゴルフクラブとライ角とボールとの距離
持つゴルフクラブが変わるとライ角が異なるだけで、自分とボールとの距離を意識しない方が良いです。気にしない方が良いイメージで打ちやすくなります。ジム・マクリーンは自分なりに打ちやすいポジションを見つけると良いと言っています。
ドライバーのライ角とボールとの距離
ドライバーは、シャフトが長いので、自分とボールとの距離が遠くになります。これを嫌がるゴルファーは多いですし、ボールが遠く感じて不安を抱くゴルファーも居ます。ドライバーはシャフトが長いだけで、手元と自分の距離は変わりません。
アイアンのライ角とボールとの距離
ドライバーに比べてシャフトが短いので、アップライトな状態となります。自分とボールとの距離が近くなり、なんとなく打ちやすい感じがします。アイアンのように打てるドライバーを探してる人も居ますが、きっとアイアンと同じようなライ角、アイアンクラブと同じようなボール距離で打ちたいのだろうと思います。
ウェッジのライ角とボールとの距離
アイアンよりも短くなりますので、打ちやすいですし、微妙なタッチで打てることもあります。
大切なのは自分の身体と手元の距離
ゴルフクラブのライ角やボールとの距離を気にするよりも、自分の身体と手元の距離を気にすると良いです。手元が身体から離れすぎてないかというのを気にすると良いです。プロゴルファーのスイングを見ていると、ドライバーショットを含めて、アイアンショットやアプローチショットなどは、手元が太ももに触れるかどうかというくらいに近くなっています。
それだけ手元を引き付けてスイングの円弧を小さくし、スイングエネルギーを効率よく伝えようとしています。アップライトなのか、フラットなのかというのは、ゴルフクラブを持って、適切なアドレスをすることで自然と決まってきます。あまり気にすると、アドレスし難くなってしまうので注意が必要です。
アイアンのように打てるドライバー
ドライバーが苦手な人は、アイアンのように打てるドライバーがあると良いなと思ったことがあるはずです。アイアンの場合、ライ角がアップライトで、シャフトも短くて、自分とボールとの距離が近いので安心感があるからだろうと思います。
ライ角よりもボールとの距離を重要視するのは間違い
打ちやすいとか打ち難いというのは自分とボールとの距離で決めている傾向があります。確かに構えたときに自分とボールとの距離が近い方が打ちやすく感じますし、実際に再現性の高いスイングができるようなイメージがあります。スイングが自信が無かったり、ミスショットが続いて不安を抱えていると、ボールとの距離を縮めたくなります。
すると、窮屈なスイングとなり、強烈なアップライトとなってしまい、ダフったり、トップしやすくなるので注意が必要です。ゴルフクラブを構えた時のライ角通りに構えて、自然な感じで自分とボールの距離との間合いをとることが大切です。遠すぎても、近すぎても、あまり良い結果が得られません。
日々、精進
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