2023/01/30更新
アイアンはナイスショット、芝生の上からのフェアウェイウッドもしっかりと打てる。でも、ドライバーだけ飛ばない、なんだか当たりが悪いということはよくあることです。そして、ドライバーだけが飛ばない、当たらないという人は多いです。ドライバーだけ飛ばないという理由をまとめてみました。
アイアンは飛ぶけど、ドライバーが飛ばない
アイアンは飛ぶけど、ドライバーが飛ばないという人は少なくありません。簡単にいってしまえば、打ち方ができあがってないだけです。そして、ドライバーとアイアンでは、別の打ち方をしてることが多いです。
アイアンの場合は、クラブが重くて、ロフト角が大きいので、手打ちになっていたとしても、手打ちの悪い点をアイアンクラブが相殺してくれているので、飛ばせていると感じるだけです。
アイアンは、ロフト角が大きいので、手打ちでスライス回転が発生しても、バックスピン量の回転量の方が多いので、スライスし難いだけであり、スライスしてないように見えて、飛んでいると感じているだけです。
アイアンだと打ててしまう理由
アイアンクラブは、それなりに重さがあります。そのような重いアイアンクラブというのは、意外と腕のチカラだけで打ててしまうこともあります。腕のチカラだけで打っても、アイアンクラブが重いので、適切なスイング軌道に自然と修正されやすいです。また、アイアンクラブの場合、バックスピン量が多く発生するので、左右のスピン量が負けてしまって、直進性の高いボールが打ててしまうことがあります。これが、アイアンは打てていると勘違いしてしまう理由です。
また、アイアンクラブの場合、ロフト角が大きいのでボールが曲がってしまうサイドスピン(スライス回転やフック回転)よりも、バックスピン量が増えやすくなるので曲がり難いと感じることが多いはずです。
ドライバーは、曲がりやすい
ドライバーの場合は、ロフト角が小さいので、左右方向の回転が発生すると曲がりやすいのです。ですから、ドライバーだけはスライスしてしまうと感じてしまうこともあります。また、ドライバーというクラブは重量が約300グラム前後です。腕にチカラが入っていると、素早く振ることができなくて、弱々しいインパクトになってしまうこともあります。
手打ちが原因
アイアンは飛ぶ、だけどドライバーは飛ばないというのは、手打ちになっていることと、手打ちだからこそ腕にチカラが入ってしまって、ドライバーを速く振ることができてないだけという場合が多いです。如何に腕のチカラを抜いて、脱力した状態で、柔らかく、スムーズに振るということが、ドライバーショットには必要であり、それこそが飛距離アップのコツとなります。
アイアンは飛ぶけど、ドライバーが飛ばないという人は、フェアウェイウッドの方が飛ぶ
ドライバーが飛ばないと悩んでいるゴルファーの場合は、フェアウェイウッドの方が飛ばしやすい可能性もあります。フェアウェイウッドの方が、クラブ重量が重いですし、ロフト角も大きくなっていますし、シャフトもドライバーと比べて短いので振りやすいです。フェアウェイウッドの5番ウッド、3番ウッドなどでしっかりと飛ばせる練習をすることもドライバーショットのコツを見つけられる練習になります。
最近のフェアウェイウッドは、飛び性能が高いので、フェース面の弾きがドライバーと同じくらいの弾きで飛ばせるフェアウェイウッドもあります。そのような、フェアウェイウッドを使って、ドライバーと同じくらいに飛ばす練習をするということも大切です。どのようなクラブでも、確実に飛ばせるようになっておくことで、飛ばす打ち方を身に付けることができますし、飛ばし癖をつけることができます。飛ばすための感覚を養うことができます。
一般的な男性ゴルファーは、ドライバーで180ヤードくらいしか飛ばない
一般的な男性ゴルファーの場合は、ヘッドスピードがめちゃくちゃ速い訳じゃないので、ドライバーショットの飛距離は、概ね180ヤード~190ヤードくらいというのが一般的です。体格が良くて、もともと体力のある人であれば、もう少し飛ばすことができます。一般的男性ゴルファーのヘッドスピードは、38m/s~40m/sくらいです。
ドライバーだけ飛ばない、当たりが悪い
ドライバーだけ飛ばない、当たりが悪い理由、原因を見つけることができれば、直ぐに解消できます。ラウンド中で、ドライバーが暴れても修正しやすくなります。
ドライバーはシャフトが長いから振り難い
ドライバーは、ゴルフクラブの中でも、シャフトが長いクラブです。飛距離を出すためのクラブですから、シャフトが長い設定となっています。シャフトが長くなれば、自分とボールの距離が遠くなりますから、きちんと当てられるのか、不安になります。
また、不安になると、もしかしたらOBになるかもしれないという、更なる不安に襲われてしまうことがあります。シャフトの長さからくる不安に押しつぶされている可能性があります。
実は、うまく打てないかもしれないとか、OBになるかもしれないという不安というのは、技術的な話ではないので、克服がとても難しいです。もっとも簡単な克服方法としては、開き直ることです。OBしても良いというアバウトな適当な気持ち打つことも大切です。開き直れば、気持ちが楽になり、身体がスムーズに動いてくれることもあります。
ドライバーは打点がズレやすい
打点がズレるということは、ミート率が悪くなります。ですから、フェース面でボールを弾くチカラも弱くなりますから、飛ばなくなります。そして、シャフトが長いからこそ、打点がズレやすくなります。ヒール側にあたったり、トゥ側にあたったり、打点がバラバラとなれば、毎回ドライバーショットの飛距離にバラ付きが発生します。
さっきは、すっごく飛んだなのに、今のはあまり飛んでないとか、飛距離差を感じる場合は、打点が大きくズレている可能性がありますので、できるかぎりフェース面の真ん中(スイートエリア)近くで、ボールを打てるように練習することが必要となります。
適切なスイング軌道
下の図は適切なスイング軌道、スイングの最下点をイメージした図となります。アイアンはスイングの最下点の手前でボールにコンタクトをします。ドライバーの場合はスイングの最下点を過ぎて、クラブが上がろうする時にボールにコンタクトします。スイング軌道は同じなのですが、ボールを置く位置が違うので、クラブがボールにコンタクトするタイミングも違ってくるということになります。
上の図で示したスイング軌道はあくまでもイメージです。ドライバーショットの軌道は芝生には触れません。あくまでもドライバーもアイアンも同じスイングだけど、ボールにコンタクトするタイミングが異なるということです。アイアンでターフを取るスイングとかドライバーでアッパーに打つスイングというのは、上の図のスイング軌道であれば自然な動作のなかで出来るということが判ってきます。
適切な最下点、適切なボール位置にするには、適切なアドレスができていることが前提となります。アイアンとドライバーでは、スイング軌道、最下点は同じだけど、ボールの置いてある位置が異なるから、クラブがボールにコンタクトするタイミングが異なってくるということです。だけど、スイング軌道、打ち方は変わらないということです。
アイアンクラブがボールにコンタクトしてから最下点を迎えて芝生に触れる。だから、ダウンブローで打てて、ターフが取れる。
最下点を過ぎて、ドライバーヘッドが上方へ向かっていくときにボールにコンタクトする。だから、アッパーブローで打てる。
飛ばそうと思っているのでスイング軸がズレやすい
ドライバーショットで、もっとも致命的なミスは、スイング軸がズレるということです。よくありがちなのが、身体が左方向へ流れてしまうことです。左方向というのは、飛球線方向です。左の壁が作れずに、身体が流れてしまうと、捻転でつくったスイングパワーを逃がしてしまい、弱々しいインパクトとなってしまい、ボールを強く弾いて飛ばすことができなくなります。
また、スイング軸がズレてしまうと、テンプラになってしまって、ボールが真上にあがってしまったり、超低空で左方向へボールが飛んで行ったりと様々なミスショットを誘発させますので、実はとても危険なのです。
飛ばそうと思っているので、手(腕)にチカラが入りやすい
ドライバーは、飛距離が出せますから、自然と飛ばそうという気持ちが強くなります。すると、腕にチカラが入ってしまいます。ゴルフスイングでいうところの腕というのは前腕部分です。肘から下のことを指します。前腕にチカラが入っている場合は、早い段階でコックが解けてしまって、ボールの前でダフってしまったりします。
また、チカラが入っているからこそ、ドライバーヘッドが加速しませんので、ヘッドスピードは遅くなります。そして、あまり飛びません。ゴルフスイングでチカラを入れるとしたら、肩に近い部分である、上腕部分です。上腕部分にチカラを入れて、肘から下は脱力した状態にします。上腕にチカラを入れて、脇を締めて、肩のチカラと共にゴルフクラブを持ちあげることができれば、自然とスイング軌道は身体の近くを通ることになり、少ないチカラで、速いスピードでゴルフクラブを加速させることができます。
プロゴルファーのスイングを後方から見ていると、右腕が身体にくっつくような動きとなっているのを見たことがあるかと思います。腕は自分の身体の近くを通るようにすることで、劇的にゴルフクラブが加速してくれますし、ヘッドスピードが速くなります。
ドライバーが飛ばない原因を自分でチェック!
トライバーが飛ばない原因を自分でチェックできていますか?
自分の打ち方はどうなっているのか、自分で把握できていますか?
どのような打ち方になっているのか自分でチェックすることで、修正点を見つけ出すことができます。
スイングチェック(1) 身体と腕を同調させる
飛ばそうという気持ちが強くなると、下半身を使わずに、腕だけでドライバーを振ってしまいがちです。腕だけでドライバーを振ると、捻転でつくられたスイングエネルギーをボールに伝えることができないので、弱々しいボールとなってしまいます。また、高さを出すこともできません。腕だけで振ると、身体の回転と腕(ゴルフクラブ)が同調しなくなってしまい、様々なミスショットを誘発させる原因となります。
修正方法
アドレスをしたときに両腕が作り出す三角形を崩さないようにします。テイクバックでも、胸の前から腕(ゴルフクラブ)を外さないようにするという意識を持つと良いです。身体の回転に合わせて、腕(ゴルフクラブ)も振られるということです。身体の回転と腕(ゴルフクラブ)が同調して回転することができれば、腕(ゴルフクラブ)だけが先走ってしまったりすることがありません。しっかりと捻転でつくられたスイングエネルギーをボールに伝えて飛ばすことができます。
身体と腕(ゴルフクラブ)を同調させるには、脇を締めておくことが必要です。ドライバー、アイアン、アプローチも全て脇を締めて、身体の回転に腕(ゴルフクラブ)を同調させるとナイスショットの確率が高くなりますし、腕だけで振ってしまうことを予防できます。
両脇を簡単に締めて、肘から下を脱力する方法を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。ドライバーが打てない場合は、腕だけが先走っている可能性もあるからです。脇を締めて、身体の捻転と同調させてスイングをすると、腕だけを振ってしまうことを予防できます。
スイングチェック(2) 右足の踵が浮いてないか?
右足の踵が直ぐに浮いていませんか? ダウンスイング始動と同時に右足の踵が浮いてしまうようでは、ゴルフクラブを加速させることができません。右足で地面を踏みつけるようにチカラを入れておくことで、振り下ろされるゴルフクラブを加速させることができます。
修正方法
スリークォーターショットで右足にチカラを入れて、右脚で地面を蹴るようにヒップターンをすると、自然とゴルフクラブ加速してくれる感覚を養うことができます。インパクトの瞬間までは、右足の踵が浮かないように意識すると良いです。踵を浮かせないといっても、フォロースルーでは、自然と左脚側に体重が移動して、自然と右足の踵が浮きます。
深く捻転しなくても、下半身を使うことでゴルフクラブを加速させることができます。慣れてくると、スリークォーターショットでもかなり飛ばせるようになります。
できれば、右手のチカラは脱力させて、添えているだけのような感じにしておき、殆ど左手だけでゴルフクラブを振っているような感覚で打てるようになると、ゴルフクラブに無駄なチカラを加えることなく、速く振れるようになります。無駄なチカラがゴルフスイングを崩している原因のひとつです。
右脚の粘り、踏ん張りがあるからこそ、ゴルフクラブを加速させることができます。右足の踵が直ぐに浮いてしまうということは、右脚にチカラが入ってないということですし、捻転でつくられたスイングエネルギーをインパクト前に開放してしまっている事と同意です。
スイングチェック(3) 手打ちになっていませんか?
手打ちになっていると、捻転でつくりだしたスイングエネルギーをボールに伝えることができないので飛ばせません。また、手でドライバーを振ろうとすると、インパクト前からコックが解けてしまって、ダフってしまうこともりますし、ドライバーヘッドがボールの下に潜ってしまって、テンプラになってしまうことがあります。その他、スイング軌道がアウトサイドインになってしまい、外側からドライバーヘッドがボールにヒットして、ボールは左へ飛び出して、右へ大きく曲がるスライスになってしまうこともあります。
修正方法
手打ちと呼ばれる打ち方の 手 というのは肘から下のことを指しています。アドレスの時点で、上腕(二の腕)と肩を使って脇を締めるようにしておきます。そうすることで、スイングチェック(1) 身体と腕を同調させる で書いたように、身体と腕(ゴルフクラブ)が同調してテイクバックすることができます。
テイクバックしながら、ゴルフクラブを上げるときにも、上腕(二の腕)と肩のチカラを使ってあげるように意識してください。そして、トップスイングが作られたら、胸は飛球線と逆を向いている状態となり、深い捻転がつくられていれば、背中が飛球線方向を向く姿勢となります。
胸が飛球線とは逆の方向を向いている状態のままで、ヒップターンをします。左脚を踏ん張って、右脚で地面を蹴るように踏みつけます。その時に、ゴルフクラブのグリップエンドを右足の踵の方へ真っ直ぐ下してくるようにします。
すると、身体と腕(ゴルフクラブ)が同調して振られていきます。さらに、上腕(二の腕)と肩のチカラだけを使っていれば、肘から下は脱力している状態となっているはずですから、腕が撓るように、柔らかく振ることができますので、強いインパクトでボールを弾き飛ばすことができます。決して自分でボールを打とうとして、腕を振ろうとしたり、腕のチカラでドライバーを振ろうとしてはいけません。
ゴルフクラブは、真っ直ぐ上げたのですから、真っ直ぐ下してくるだけです。ただ、捻転をしているので、飛球線とは逆方向にクラブを下してくるという動作になります。ですから、しっかりと捻転ができていれば、右足の踵を狙って、ゴルフクラブを下してくるイメージを持つと良いです。ゴルフクラブを下すときも、自分で下すのではなくて、自然とそのような動きになります。
身体と腕(ゴルフクラブ)を同調させて、下半身からダウンスイングを開始すれば、自然と腕が身体に巻き付くような動きとなり、スクエアなインパクトで打てるようになりますので、スライスを減らすこともできます。
自分で振ろうとしたり、自分でゴルフクラブを引き下ろそうとしたり、ボールを打とうとする動作こそが、無駄なチカラが加わってしまって、適切なゴルフスイングの妨げになっています。
手打ちを防ぐには、しっかりと捻転して、下半身からダウンスイングを開始することです。また、脇を締めて、上腕(二の腕)と肩にはチカラが入りますが、肘からしたは脱力させることで、無駄なチカラが加わることなく、素早く振れるようになります。
スイングチェック(4) ボールが右にも左にも飛ぶ場合
ボールがスライスしたり、フックしたり、右にも左にも飛ぶという場合は、スイングが安定してないということです。打つたびに、打ち方が変わっているとも言えます。スイングチェック(1)~(3) に合わせて、深い捻転をつくることを意識することと、ドライバーショットのスイング最下点を意識すると良いです。
深い捻転
深い捻転をするというのは、左の肩をアゴの下に入れるという表現をされることが多いのですが、むしろ右の肩を後頭部の真後ろから、左の耳に付けるくらい回転させるイメージを持つと捻転が深くなります。右の肩が左の耳に触れることは絶対にありませんので、あくまでもイメージです。右肩を深く回転させると背中に張りを感じます。人によっては肩甲骨にチカラが入っている感じがすると表現することもあります。背中の筋肉も使えるようになります。
左の肩は視界に入っており見えるので、アゴの下に入ったのかどうかを気にすることができますが、右肩は背後へ回転していきますので見えませんし、どれくらい回転しているのかチェックできなかったりもします。右肩を深く回転させることで、自然と深い捻転をすることができますし、ダウンスイングでの身体の開きを予防することができます。
ドライバーショットのスイング最下点
ドライバーショットの場合は、ボールの置く位置が左側となります。ですから、打つときにボールを直接打とうとしてしまうと、スイング軌道がズレてしまうことがあり、これこそがボールが左右へバラけてしまう原因になることもあります。ドライバーショットの場合は、ボールの少し手前にスイングの最下点があります。最下点を過ぎて、ドライバーヘッドが上に向かっていくときに、ボールにコンタクトします。
ですから、アッパーブローで打てるのです。アドレスをするときに、どうしてもドライバーヘッドをボールに近づけて、ティーの高さをチェックしたりします。それが、クセとなり、ボールを直接打とうとしてしまいます。ドライバーショットの最下点は、ボールの手前。最下点を過ぎてから、ボールにコンタクトして、アッパーブローで打つというのが基本です。
ドライバーショットの最下点をイメージするだけでも、ドライバーヘッドがボールを打ち抜いて、良い当たりが出やすくなります。
スイングチェック(5) スライスボールになってる
ドライバーが飛ばないのは、スライスボールになっている可能性があります。スライスというのは、ボールが大きく右に曲がっていく弾道のことです。OBの危険性もあります。スライスボールは、ボールが右に曲がっていきますので、曲がった分だけ飛距離を落としてしまいますので、飛距離アップが望めません。
スライスの原因は幾つかありますので、チェックが難しいですが、まずは正しいグリップができているのかを疑うと良いです。意外と、正しいグリップができてないことが多いです。ゴルフクラブの握り方だけで、スライスが修正できるのか不思議に思われるかもしれませんが、グリップはとても大切です。ゴルフクラブを握る手の筋・腱は、前腕の筋、上腕の筋を通り肩・肩甲骨まで繋がっています。握り方が悪いと、少し力を入れただけで、不用意にチカラが入ってしまいスライスしやすくなります。
下半身を使わずに、腕のチカラだけで打とうとすると、フェースが開いてインパクトしやすくなるのでスライスボールとなります。この場合、腕のチカラで打つのではなく、下半身を使って打つことが大切です。
スイングチェック(6) ボールが上がらない
ドライバーショットで、ボールが上がらなくて、弾道が低い場合は、飛距離が出せません。ドライバーショットでは、高弾道を打てた方が、飛距離を出しやすくなります。低い弾道がしか打てない場合は、右脚に体重を残す感じで、アッパーブローで打つことを意識してみると良いです。
スイングチェック(7) ドライバーで200ヤードしか飛ばない
一般的な男性ゴルファーの場合、ドライバーショットの飛距離200ヤードというのは、飛んでいる方です。一般的な体力のゴルファーの場合は、ヘッドスピードが40m/s前後となりますし、打点ズレが起きて、当たり損なってしまえば途端に飛距離を落としてしまいます。ドライバーで200ヤードは、頑張っている方です。
ヘッドスピードから飛距離を知る計算式
速く振ってるけど飛ばない(8)
ドライバーショットでありがちなのが、速く振ってるけど飛ばないということです。飛ばないというよりは、おかしなフック系の球筋になったり、ドロップしてしまった直ぐにボールが落下してしまったりというようなこともあります。この場合、腕力だけでドライバーを振ってる場合に起きやすい現象です。振るスピードは速いのですが、ゴルフボールにスイングエネルギーが伝わってない時に起きる現象です。
手元の方が速く、手元が先行して、ドライバーヘッドが少し遅れてインパクトしてる状態となります。
この場合、腕を振るというよりは、ヘッドを振るという意識を持つと良いです。ドライバーヘッドの重さを感じて、ドライバーヘッドをゴルフボールにヒットさせるイメージを持つと良いです。
実は、適切なスイングができてないだけ!
ドライバーが当たらないというのは、実は他のクラブでも適切なスイングができてない可能性が高いです。ドライバーは、シャフトが長くて、ロフト角も小さ目となっていますので、ほんの少しのミスが、顕著にあらわれるクラブです。
フェアウェイウッド、アイアンというのは、シャフトが短めとなっていまるので打ちやすさがあります。そして、ロフト角も大きくなっていますから、バックスピン量も多いので、おかしな打ち方をしていても、ボールが曲がり難いので、うまく打てているように感じているだけであって、本当は適切な打ち方ができてない可能性があります。
- 他のクラブと異なる打ち方をしている
- 腕だけで打とうとしている
- 腕を振り過ぎている
- 身体と腕がシンクロしてない
ドライバーだけ打てない、当たらない まとめ
ドライバーだけ打てない、当たらない、芯で打てない場合は、以下の項目をチェックしてみてください。殆どが、捻転ができてなくて、腕だけを振り回している可能性があります。しっかりと脇を締めて、身体を捻転して、身体と腕(クラブ)をシンクロさせて打てば、ナイスショットが出るはずです。
- スイング最下点を意識してアッパーブローで打つ
- 腕だけで振ってないかチェックする
- 腕だけで振ってしまって、捻転ができてない
- 脇を締めて身体と腕をシンクロさせて打つ
- 脚を使えてないので、クラブが加速しない