夏のゴルフと冬のゴルフとでは飛距離差があります。夏は飛ぶけど冬は飛ばないと感じているゴルファーは少なくありません。冬は、気温が低くなって、空気の密度が高くなるので飛距離が出ませんので、飛ばないと感じます。その、飛距離差に関するお話です。
夏は飛ぶ
冬に比べて、ドライバーもアイアンも10ヤードから15ヤードくらいは飛んでいると思います。もともと、飛距離が出ないゴルファーですから、自分の飛距離に関して敏感なので、余計に飛距離差を感じているだけなのかもしれません。ただ、冬よりも飛ぶからといって、スコアが良くなるのかというと、そういうわけではありません。ですから、結局のところゴルフは飛距離じゃないということなのかもしれませんね。
夏と冬の飛距離差はどれくらい?
ただ、夏と冬の飛距離差がどれくらいあるのかというのうは、人によって異なるみたいです。20ヤード違うという人も居ますし、あまり変わらないという人も居ますし、ドライバーショットに関しては30ヤードくらい違うという人も居ます。ホームコースの先輩が言うには、夏と冬の飛距離差はあるのだろうけど、それを感じているのか、感じていないのかの違いだろうと言っていました。もともと飛ぶ人は、夏と冬の飛距離差はもっとあるだろうとのこと。
概ね15ヤード前後の飛距離差がある
これは、私の夏と冬の飛距離差なのですが、概ねドライバーは15ヤード前後違います。夏の方が冬に比べて15ヤード程度は飛んでいると思います。アイアンに関しては2番手程違うと思います。ですから、やはり15ヤードから20ヤードは夏の方が飛んでいると思います。
夏でドライバーが飛ぶというのであれば、距離の長いPAR4ミドルホールでも、セカンドショットで持つクラブが冬よりは短くなりますから、少し気持ちを楽にしてゴルフが出来ます。また、冬のときはアイアンでグリーンまで届かなかったセカンドショットが、夏はアイアンで果敢に攻めていくことができるので、とても楽しいゴルフが出来ます。
- 2番手くらい違う感じがする
- 距離にすると10~20ヤード前後
- 人によっては変わらないという声もある
夏は飛ぶ、冬は飛ばない・・・その理由
夏の方が飛ぶという理由としては、気温が高いので空気が膨張します。空気が膨張すると周りの空気を押しのけるというか、押し広げるような感じになりますから、空気の密度が低くなります。ですから、空気抵抗が無くなるというか、抵抗が弱くなります。ですから、ボールが飛びやすくなるということです。
ですから、自分自身の本当の飛距離というのは、夏と冬では考え方を切り替えなければいけないのかもしれませんね。夏は飛ぶから7番アイアンで140ヤードくらい飛ぶ。冬は飛ばないから7番アイアンで130ヤード程度・・・実は自分のスイングの問題に関係なく、飛距離というのは誤差があるのかもしれませんね。
冬は逆になります。寒くて、気温が低いから空気凝縮して密度が濃くなります。密度が濃くなることが、ボールが飛ぶ抵抗となり、飛距離が落ちるということです。
また、夏の方が風のフォロー、アゲンストの影響が大きように感じます。
夏と冬の飛距離差を感じるか、感じないかは個人差があるかとは思いますが、自然の中で行うスポーツであるゴルフですから、自然の影響を受けているのだろうという気持ちを持つことは大切ですね。
冬ゴルフの宿命・・・飛ばない | 空気抵抗
冬のゴルフで最も大変だなと感じるのが暖かい季節と比べて、明らかに飛ばないということですね。冬は飛ばない理由としては・・・気温が低いからということになりますね。気温が低いと、どうして飛ばないかというと空気抵抗が強くなる(大きくなる)からですね。
冬は空気が収縮して濃密になる
気温が低くなると空気は収縮するので密度が濃くなります。密度が濃くなるというのは、例えば小さな空間に空気がたくさん集まるということだと考えると判りやすいかもしれません。空気の密度が濃くなると空気抵抗も強く(大きく)なります。そして、重い空気となります。ですから、結果的に冬はゴルフボールが飛ばないということになります。空気がゴルフボールへの抵抗となっているから、飛ばないということになります。飛ばないというかボールが前に進み難いというか・・・結果的には飛ばないということなんですけどね。
密度が濃くなっているところをゴルフボールは飛ぼうとしているわけですから、目には見えない空気の抵抗を思いっきり受けているということになりますね。
春ゴルフは前半と後半で飛距離が違うこともある
2月後半から3月にかけて、午前中と午後との気温差が激しくなってくる時期というのは、前半のラウンドと後半のラウンドで飛距離が異なることもあります。午前中は気温が低くてボールが飛ばなかったのが、午後になったら気温が上がって、18度~20度近くまでいくと、途端にボールが飛ぶように感じます。というよりも、実際に飛距離が出ていることがあります。さらに、午後3時過ぎてくると、陽が傾いてきて、気温が下がってきます。そうなると、また飛距離が落ちてきます。
このようなことを知っておくことも大切です。
ロードバイクしている人は気付いている?
バイクが好きな人とか、自転車(ロードバイク)が好きな人とか、ランニングが好きな人というのは、冬は走り難いというか、前進し難いと感じるみたいですね。それは、空気抵抗が強くなるからでしょうね。とくにロードバイクというのは冬の気温が低い時の空気抵抗の影響が顕著に現れるようで、夏と冬では巡航速度に違いが出てくるらしいです。
私は自転車(ロードバイク)はやっていませんが、自転車(ロードバイク)もやるし、ゴルフもやるという私の友人が居まして、いろいろとお話を聞かせてもらっています。すると、やはり自転車(ロードバイク)は空気の抵抗が強く(大きく)なるから、前に進み難いと言っていました。前に進み難いということは、いつもよりも労力が必要になるんでしょうね。
冬ゴルフは飛ばないというと、そんなことは無いという人が居たりもします。冬は寒いから厚着をしているから適切なスイングが出来なくなるからだという人も居ます。たしかに、そう思います。ですが、空気抵抗を軽んじると大変なことになりそうな気がしますけどね。飛距離を誤ったりしてグリーン手前のバンカーに捉まったりとか? 私は実際に冬ゴルフで飛距離が出ない、飛ばないということを感じています。冬だから飛ばないといっても大した影響は無いだろうと思う人も居るかもしれません。ですが、自分の飛距離を把握しているゴルファーにとっては、とても気になる問題なんですよね。
飛距離差を攻略する
ちなみに私の場合は、冬の気温の低いときには10ヤードほど飛距離が落ちているような感じですね。10ヤードも飛距離が落ちたら、大変なことになりますからね。明らかに持つ番手が大きく変わってきます。番手を変えれば良いというわけでもありませんからね。いつも7番アイアンで打つところを6番アイアン、5番アイアンで打つことになりますから、必然的に6番アイアン、5番アイアンがしっかりと打てる技量が必要になってきますからね。
夏の方が冬より飛ぶ
やっぱり、冬より、夏の方が冬よりは飛ぶでしょうね。気温が高くなって、暖かくなっていますから、空気が膨張をして周りの空気を押しのけて、密度が低くなります。ということは、空気抵抗は小さくなります。熱気球を思い浮かべれば判りやすいですね。空気を熱して飛んでいきますから。温めた空気は冷めた空気よりも軽いという原理を利用して熱気球は飛んでいます。
ゴルフというスポーツにどれほど空気の抵抗というものが影響してくるのかは判りませんが、冬のゴルフは飛ばないと思います。冬でも飛ばせるように頑張りたいですね。
- ロードバイク(自転車)も冬になると走り難くなる
- ウォーキング、ジョギングも冬になると走り難くなる
- ゴルフボールは、飛ばなくなる
冬は飛ばないから振りたくなる
冬ゴルフで感じることは、飛ばない ということです。ティーショットでは夏との距離差が顕著に現れると思います。夏も冬も飛距離差は感じないという人も居ますが、私は5ヤードから10ヤードくらいの飛距離差があると感じています。冬の方が、5ヤードから10ヤードくらい飛んでいないということです。場合によっては、20ヤードくらい飛距離が落ちていると感じることもあります。もちろん、寒くて身体が硬くなってスムーズなスイングができないという影響もあるはずです。
冬ゴルフでのドライバーは飛びません。
アイアンも夏に比べると飛距離が落ちています。
グリーンを狙うアイアンショットであれば、飛距離が落ちていることを考慮して、番手を上げることができます。ですが、ドライバーは番手をあげることはできません。1番ウッドより上のクラブがありません。ということは、飛ばないと感じているままで、ドライバーショットをしているということになりますね。
そうなると、もっと振ろうと思ってしまいます。これが、良くないのだろうと思うのですが、ついつい振ろうとしてしまいます。自分の身体能力以上に振ろうとしてしまって、スイング軸がズレてしまうし、腕は走ってしまいますし、良いことなんてひとつもありません。
私の場合は、冬ゴルフで自分のスイングを見失う傾向があります。飛ばないから、飛ばそうとしてしまって、スイングを崩してしまっているのだろうと思います。
冬は飛ばないから、余計に飛ばしたくなる。もっと振ろうとするから、スイングがおかしくなることもあるので注意が必要。
飛ばないなら、飛ばないままで良い
冬ゴルフは飛ばない・・・ならば、飛ばないままで良いだろうという考えも大切ですね。別に飛距離を諦めるわけではありませんが、ゴルフ場で飛ばないと感じて、直ぐに飛ばそうと修正することなんてできませんから。飛ばないのであれば、飛ばないなりにゴルフを組み立てるしかありません。セカンドショットなどの芝生の上から打つ場合には、番手をあげることができますが、番手を上げて飛距離を出しても、左右へのバラつきが多くなってしまうことがあります。
夏は7番アイアンで届いたのに、冬は5番アイアンでやっと届くという場合には、7番アイアンと5番アイアンの飛距離差だけではなく、左右のバラつきというものが発生してきます。7番アイアンより、5番アイアンの方が精度が落ちますから、グリーンをこぼしてしまう確率も高くなります。こういったことが何度が続くとスコアに影響を及ぼしてくるように感じます。
冬が飛ばないと思っていても、感じていても、気付いてなくても、自分だけじゃなく周りの人も飛ばなくなってるから、焦らなくても良いです。自分だけじゃないですか、飛ばないなりのゴルフをすれば大丈夫です。
飛ばなくていつも通りにグリーンまで運べなかったら
冬ゴルフで飛ばなくなってしまって、いつも通りの打数でグリーンまでボールを運べなかったときに必要となるのが、アプローチです。しっかりと寄せられれば良いのですが、これまた冬ゴルフの宿命である、枯れ芝からのアプローチが難しいです。ボールを上げなければならないシチュエーションじゃなければ、転がしが基本ですね。
冬になると寒くて、冷えて、身体が固くなってしまってスムーズなスイングができなくなってきますが、頭は柔らかくして、冬ゴルフに臨みたいです。これが、冬ゴルフ対策には一番です。
寒いと身体が硬くなる そして飛ばなくなる
寒い時節になるとゴルフでは飛距離が落ちるとか、飛ばなくなるとか言います。飛距離には気温、気圧、湿度、風などの影響が考えられます。ですが、冬の場合はやはり寒いから身体が萎縮してしまって硬くなっていることが大きな原因のような気がします。気温や気圧の関係で飛距離が落ちるとは思いますが、やはり自分の身体の問題のような気がしますね。また、寒いと身体が硬くなるとか言いますが、その理由を追求してみました。
産熱エネルギー
人間の身体は不思議な能力があり、身体内部で熱をつくるという機能があります。それが産熱です。産熱とは文字通り熱を産むということです。身体の中で熱をつくることを意味しています。基礎代謝、運動代謝、筋肉の収縮などによって熱が作られます。身体のなかで熱をつくることで、体温を維持しているということです。
産熱にはいくつかの種類があるようです。
人間が生活するうえで基本となる動作である、呼吸、動作、筋肉の緊張などから熱が発生します。
筋肉を動かすことで熱を発生することです。運動をしたり、筋トレとかはこの部類に入るようです。
食事を摂ることで熱を発生させます。消化するために消化器官が活発になります。そして、栄養を分解し、その一部が熱として消費され代謝量を増やします。食事をすると汗をかくというのは、これが理由のようです。
非ふるえ産熱、ホルモンの作用があります。
特に筋収縮から発生する熱はとても多いと言われています。身体を動かすと温まる理由が判ってきますし、運動をして熱を発生させることの大切さを感じますね。
寒いと身体が縮こまる理由
気温が下がって身体が縮こまるというのは誰もが経験をしたことがあるはずです。ゴルフなんかでは寒いから身体が縮こまって、硬くなってしまって飛ばないなんていう言葉を耳にしたこともあるはずです。もともと人間の身体は体温が低くなってしまうと様々な機能が弱くなってしまいます。それを防ぐために身体が硬くなるのです。そのメカニズムとしては、筋肉を収縮させて熱を逃がさないようにしているからです。そのため、身体が硬くなってしまうということです。
寒い冬のゴルフに備えて
冬のゴルフは寒いですが、防寒具を着すぎて動き難いということにならないようにしなければなりません。また、ラウンド前はしっかりと準備運動をして、身体に血流を巡らせて、体温を上げておくということがとても大切です。身体を動かすこと、筋肉を動かすことは熱を発生させますから。そして、温かいコーンポタージュやスープなどを飲んだりすることも良いみたいです。また、身体の末端である手や指先、足先などは冷えやすいので、手袋をしたり厚手のソックスを履いたりして温かさを保つことが大切です。
お歳を召した先輩ゴルファーが、今日は寒いからカートに乗らずに歩く・・・というのは、歩いて運動をすることで身体が温まるということですね。これは一理あるということになりますね。寒くなるとボールが硬くなるから飛ばないとか気温、気圧などの影響もあるとは思いますが、冬にボールが飛ばない理由はもしかしたらゴルファー自身の問題も考えられますね。
日々、精進
がんばります