2024/01/25更新
まず、ゴルフ用のマウスピースというのは無いと思っていましたが、最近はゴルフ用のマウスピース、スポーツ用のマウスピースが増えてきました。ひとくくりにスポーツ用のマウスピースとして市販されています。私は、お知り合いの歯医者さんでマウスピースをつくりました。ゴルフとマウスピースのことを考えてみました。
もともと歯軋りをする人
もともと、私は寝ているときには歯ぎしりをするタイプの人間ですので、マウスピースをしていた方が歯を守ることが出来るというアドバイスをもらっていました。そして、寝る時に装着するマウスピースを作ることになったのですが、どうせならスポーツ用のマウスピースも欲しいなと思って作ってもらいました。
ゴルフスイングをしているときも知らずうちに、歯を食いしばっていることが多いということもあり、マウスピースを作りました。
マウスピースの役目
歯軋りしたり、食いしばると、歯が割れてしまうこともあります。あまりにも強い力で食いしばると歯が歯茎に埋没してしまうこともあるようです。そのような、歯へのダメージ、歯茎へのダメージを防ぐためのアイテムがマウスピースです。
マウスピースを装着すると飛ぶ?
ゴルフをするときにもマウスピースをつけておくと、噛み締めた時に身体全体が適切なバランスになるとのこと。だけど、噛みしめるということは歯に負担をかける・・・ということからゴルフ用のマウスピースを作ってもらいました。噛みしめるというか、歯を食いしばるクセがあるんです。歯を食いしばってゴルフをしているから、ダフってしまうのかもしれませんね。そんなことが、あるのかどうかは判りませんが。
マウスピースで何かが変わるわけはないと思っていましたが、マウスピースをして練習場でボールを打っていて気づいたのが、踏ん張りが効くようになった感じがします。踏ん張れるというか、腰が入るというか、そんな感じがします。本当に、そんな気がするだけかもしれません。ですから、気持ちの問題なのかもしれません。
腰にチカラが入り、前傾姿勢を保ちやすくなった気がします。それこそ、気のせいかもしれませんが。
今までは歯を食いしばるために、右側だけの歯にチカラがはいっていました。つまり、右利きだからなのか、右側の顎だけにチカラが入っていたような状態となっていました。右側の顎で噛み締める・・・右側にチカラが入る・・・身体の右側全体にチカラが入る・・・というような常態でした。マウスピースを装着したことで、左右均等に噛みしめることが出来るようになったので、身体全体がバランスが整ったような感じがしますね。
マウスピースを装着することで身体のバランスが保たれる
左右均等のチカラで噛み締めることが出来ると、頭蓋骨が顎の上に乗っているという感覚があります。人間の身体の中で頭は重い部位です。その思い頭をしっかりと支えられているという感覚がします。これが、身体の全体のバランスが良くなるということなのかもしれません。頭蓋骨が顎の上に乗っていることで、首や肩への負担が少なくなったというか、重さのある頭をしっかりと支えられているという感じですね。
私のマウスピースは厚さを2ミリにしてもらいました。厚さというのは、自分のクチのなかに入れるマウスピースの樹脂の厚さです。厚みがあるとクチのなかに入れ難かったりもしますが、食いしばりに耐えるための強度が強くなります。
ただ、先生から説明を受けたのですがマウスピースを装着するということが運動能力向上になるとは言い切れないとのことです。科学的に証明されていないことが多いみたいですね。ですから、マウスピースというのはあくまでも歯や顎の保護というのが主な役割だとされているみたいです。ですが、スポーツをする人がマウスピースを装着することで、今まで以上にチカラを入れやすくなったという症例はあるとのこと。
また、歯医者さんらしいアドバイスとしては、マウスピースを装着することで、スポーツドリンクを飲んだり、軽食を取ったときの食べかすなどが歯とマウスピースの間に挟まってしまってあまり良くないとのこと。
サイズが合わないマウスピースは落ちる
ネット通販などでマウスピースを購入することができるので便利です。ですが、サイズが合わないとクチを開けたときに、マウスピースが外れてしまって、落ちてしまうことがありますので注意して下さい。
マウスピースを装着して喋る
マウスピースを装着したまま喋ることはできます。話し難いですが、会話ができるほどに話すことができます。
マウスピースはゴルフ競技ではNGか?
そして、ゴルフレッスンの先生からは練習の時にマウスピースを装着するの問題ないけど、マウスピースを装着することで調子が良くなる、バランスが良くなるということであれば、コンペや競技では使わない方が良いとのこと。つまり、調子が良くなるような器具を使っているということは、自分のゴルフ技術を手助けしてくれる器具になるから、失格になる可能性があるとのこと。
ルールブックを確認してみると・・・・14-3 人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用 の a.ストロークを行うときやプレーする上でプレーヤーの援助となる可能性のあるもの に該当するだろうとのこと。
マウスピース、マウスガードを装着することは、ルール違反にはなりません。それは、用途が歯を保護するためだからです。飛距離アップを目的としてマウスピース、マウスガードを装着している場合は、ルール違反になる可能性があります。これが、a.ストロークを行うときやプレーする上でプレーヤーの援助となる可能性のあるもの に該当すると判断されてしまいます。
マウスピースとゴルフルール
マウスピースを装着して、競技に出場をした場合、「飛ぶようになった」とか「飛ぶ」という発言をするとルール違反になると言われています。この辺りは、はっきりしない面がありますので、注意してください。さらには前例があったようです。2年?3年くらい前に尾崎直道さんがマウスピースをしていると飛距離が伸びる・・・という発言をしたことから、マウスピースを使用していた尾崎直道さんは失格となってしまったという出来事があります。ですから、ゴルフでマウスピースを使うことは躊躇いますね。
http://news.golfdigest.co.jp/news/gdoeye/jgto/article/33400/1/
尾崎直道さんはマウスピースを装着すると 飛ぶ と発言したいたそうですね。実は私もマウスピースを装着した方が飛ぶと感じました。チカラが入りやすいんですよね。インパクト時のエネルギーが強くなるような感覚でした。ということはマウスピースを装着すると飛距離アップが望めるから・・・上述したルールに反するということになるのでしょうね。
ですが、色々なことを考えるとマウスピースは使わない方が賢明のようですね。競技などに参加するときには、事前に確認をしてからの方が無難ですね。というよりは使わない方が良さそうな雰囲気がします。
非常に扱いが微妙となります。
- マウスピース、マウスガードを装着することは問題ない
- 飛距離アップが目的でマウスピース、マウスガードを装着することはNG
似た様なケース、粘着テープの使用
グリップが滑るなどの理由から、過度に粘着テープを手や腕に貼ることもルール違反になる可能性があります。医療目的として指や手に粘着テープを貼ることは許されます。
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/decisions/rule14/IT14_8.html
ゴルフ用、スポーツ用のマウスピースの紹介
最近、ゴルフ用のマウスピースが登場してきました。アンダーアーマーからマウスピースが販売されています。ゴルフ競技で使用できるのか、どうかを気にすることも大切ですが、ゴルフ用のマウスピースを紹介します。ゴルフだけではなく、他のスポーツでもマウスピースを装着することが勧められています。
楽天、AMAZONからゴルフ用のマウスピースの購入が可能です。
歯医者でマウスピースを作る
私はいつも通ってる歯医者でマウスピースを作ってもらいました。ゴルフ専用のマウスピースはありませんのでスポーツ用のマウスピースを作ってくださいとお願いをすれば作ってくれます。歯形を採って、自分の歯型に合わせて作ってくれますのでピッタリとフィットします。柔らかい樹脂で作られたマウスピースとなりますので噛んでも弾力があり歯を守ってくれます。
マウスピースを着けると飛距離アップする?
マウスピースを着けると飛びますね。実際に私が、マウスピースを着けてゴルフをしたことがありますが、飛びます。飛ぶといっても、いきなり飛距離アップができるわけではないのですが、安定したショットができます。インパクト瞬間で緩んでしまうとか、チカラ加減を誤ったとか、そういったことを減らすことができるので、安定したスイングで、安定したインパクトで飛ばすことができます。
また、マウスピースの目的としては、歯を守るというのがあります。ゴルフ中に歯を食いしばる人は少ないかもしれませんが、私は歯を食いしばるタイプです。ですから、歯を保護する意味でもマウスピースは装着した方が良いです。私は、ゴルフ練習のときには、マウスピースを装着してボールを打っています。
スポーツ用のマウスピースを作る場合
市販されているマウスピースでも十分、使えます。ですが、自分の歯型、顎の大きさなどに合わせたマウスピースが欲しいという場合は、歯医者さんで作ってもらえます。私も作ってもらいました。ゴルフというスポーツだけではなく、トレーニング、ランニング、ジョギングなどをする人や、サッカーなどをする人にもピッタリなマウスピースを作ってもらうことができます。
日々、精進
がんばります