ゴルフは哲学

ゴルフ場 の 全長距離とフェアウェイ の 広さと自分のゴルフ

 

どのようなコースが難しいのか?

ゴルフ仲間と話をしていると、どのようなコースが難しいのか、どこのゴルフ場が難しいのかという話題になったときに、意見が真っ2つに分かれる事があります。

それは、距離は短いけど狭いコースが難しいという意見と、距離が長いコースの方が難しいという意見の2つです。よくありがちな話ですね。ただ、距離の長いゴルフコース、距離の短いゴルフコース、狭いゴルフコース、広いゴルフコースなどなど様々なコースの特徴を分析してみると、自分の弱点が見えてきたりもしますし、ゴルフ場の設計者の意図というのもなんとなく見えてきますから面白いです。

 

距離が短いコース

距離が短いコースというのは、狭いコースである場合が多いと感じています。これは、私の勝手な思い込みかもしれませんが。そして、飛距離よりも点を狙って打つことが要求されるコースだと思います。また、フェアウェイのアンジュレーションが利いていたり、傾斜が激しかったりというスパイスが加えられて難易度を高めていることもあります。だから、距離が短くても難しいと感じさせられるのかもしれません。コースによってはブラインドになっている所が多い場合もあり、ボールの落しどころをイメージする必要性がありますので、飛距離よりもショットの正確さを求められることもあります。

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距離が短くても平らなゴルフ場もあります。それは、私の好きな河川敷のゴルフ場です。全長5500ヤード バックティーからは全長5700ヤード PAR72 なのですが、PAR4ミドルホールで290ヤードとかあります。ですが、PAR5ロングホールで530ヤードあったりとか、とても変わったゴルフ場です。距離が短くて、河川敷のゴルフ場なのですが、なかなか良いスコアが出ません。全長6700ヤード前後のゴルフ場と比べると、河川敷のゴルフ場でのスコアの方が悪いくらいです。きっと、河川敷のゴルフ場はフェアウェイがとても狭いので、そのプレッシャーからなのかスムーズなショットが出来ていないのかもしれません。

私は距離が短くてトリッキーなコースは苦手です。それは、頭を使うからだと思います。飛ばすよりも、次を考えてショットをするということになるのですが、頭のなかで次のショットのこと、グリーンまでの残り距離の計算が出来なくなってきます。これが、距離が短いコースでもスコアをまとめられない原因なのかもしれません。

 

距離が長いコース

距離が長いコースというのはフェアウェイが広い場合が多いですし、平らなライが多いコースもあります。ですが、アンジュレーションが利いているようなコースもあります。距離が長いコースというのは、それなりの飛距離が無ければ、グリーンまでの距離を縮めることが出来ないというところに難しさがあるように感じます。距離が長くて、広いコースの方が心にゆとりを持ってショットできるような気がします。それが、ナイスショットに繋がるのかもしれません。

と、いっても距離が長いコースでもわざと狭く感じるような風景になっていることもあります。わざと左右の木々がフェアウェイ側に向かって生えていたり、フェアウェイの真ん中に木が植えられていたりします。

また、距離が長いコースというのはグリーンの花道がしっかりと作られている場合が多いように感じます。つまり、フェアウェイからボールを転がしていけば、グリーンに乗せられるという作りということです。当然、バンカーは左右に配置されているということになります。

私は飛距離が出るタイプではありませんが、距離が長いコースの方が簡単に感じます。というよりも好きです。好きとか嫌いとかで判断をしてはいけないのですが。きっと、距離が長いコースというのはフェアウェイが広いから心にゆとりを持つことが出来るからというのが簡単だと感じる理由なんだと思います。ただ、軽率に距離が長いコースはフェアウェイが広いという考えも間違っているのだろうと思います。

 

フェアウェイの幅はどれくらいあるのか?

結局のところゴルフ場の良し悪しというのは、フェアウェイの幅で決まってしまうのではないだろうかと思ってしまいます。その考えは間違っているのだろうとは思うのですが、ゴルフ仲間との会話で、どこそこのゴルフ場に行ったという話を聞くと、そのゴルフ場って広い? 狭い? という問い掛けから会話が膨らんでいくことが多いので、フェアウェイの幅というのはゴルファーにとっては、とても重要なことなんだと思います。

距離が短いコース、距離が長いコース の ことを考えていて最も気になったのがフェアウェイの幅というのは、実際のところどれくらいあるのだろうか? ということです。狭いと感じるのはどれくらいの幅なのか、広いと感じるのはどれくらいの幅なのだろうかということです。

色々と調べていたところ、日本ゴルフコース設計者協会 というサイトの投稿記事にヒントになることが記載されていました。日本ゴルフコース設計者協会 / もっと楽しいコースセッティング という記事のなかで「全英オープンでフェアウェイのランディングポイントの幅は25ヤード~30ヤードが一つの基準」という文節があり、とても興味深いです。

ランディングポイントということですから、ボールの落とし場所の許容範囲としては25ヤード~30ヤードしか無いということなんだと思います。これは、狭いですね。

ということは一般的なゴルフ場の場合、フェアウェイの幅というのは40ヤード前後はあるのだろうという推測が出来ます。1ヤードが約0.91メートルですから、約36メートルの幅があるということになります。狭いですか?  丘陵タイプ、山岳タイプのゴルフ場というのは狭いイメージがありますね。ですが、歴史のある名門コースというのは、もっとフェアウェイが広いイメージがあります。50ヤードとか、それ以上に広いゴルフ場もあります。私がたまに行く 河川敷のゴルフ場はもっとも狭いフェアウェイで10ヤードくらいだと思います。めちゃくちゃ狭いですが、これはまた特別でしょうね。

全英オープンでフェアウェイのランディングポイント
フェアウェイの幅は25ヤード~30ヤード

 

フェアウェイの幅とスライスの曲り幅

フェアウェイのランディングポイントが25ヤード~30ヤードくらいであるとするのであれば、ドライバーショットの曲り幅は、左右に10ヤードくらいの許容があると考えることができます。曲がり過ぎてしまうと、OBになってしまいます。ですから、フェアウェイが狭いコースは難しいと感じるのでしょう。フェアウェイの幅が広ければ、OBになる確率が下がりますので、優しく打っていくことができます。

ゴルフコースの難易度のひとつとして、フェアウェイの幅というのは、重要な要素だと思います。

フェアウェイが狭ければ、難しい。
フェアウェイが広ければ、優しい。

このように考えることができます。

 

フェアウェイという概念

そもそもフェアウェイという概念を間違えてしまうこともあります。ゴルフコースの横幅はとても広いですが、芝生が刈ってあるところは狭いという場合もあります。芝生を刈ってあるところがフェアウェイになりますね。

ゴルフ場の長さ、フェアウェイの幅というものを考えていくと、やはり長いよりは短い方が楽ですね。だけど飛ばすという楽しみは減るかもしれません。フェアウェイの幅に関しては、狭いよりは広い方が良いですね。それは、安心感があるからでしょうね。

ゴルフ場の全長・・・つまり長さ と フェアウェイの幅というのは、ゴルフをするうえではとても大切ですね。縦の距離と横の距離。とくに横の距離というのは、ミスショットで曲げてしまったらどうしようという不安があるからこそ、広い方が良いという考えになるのだと思います。

ゴルフでのショットというのは縦の距離と横の距離の精度が必要になるというこですね。場合によっては打ち上げていくこともありますから、高さというのも必要になることもあります。

縦の距離が長すぎても難しい
横の距離が狭すぎても難しい
高さがあっても難しい

どちらにしろ難しいですね

 

日々、精進
がんばります

 

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