ゴルフは哲学

ゴルフのために下半身を強くする(下半身強化)

更新:2023/03/26

歩くことは、とても身体に良いですし、足は第2の心臓とも呼ばれるほど、身体の中ではとても重要な部位です。足が第2の心臓であるということは、結構知られているお話です。ゴルフのために下半身を強くする | ゴルフ トレーニングを考えてみましょう

 

足は第2の心臓

足は第2の心臓であると言われる理由としては、身体の筋肉の3分の2が下半身にあるだからです。足を含めた下半身を動かすことで、血液を送り出すポンプのような役割を果たしているからです。心臓から足までは距離がありますので、送り出された血液が戻りにくい、滞留しやすいとも言われています。だから、歩くことは大切なのだそうです。

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人間の身体というのは、本当によく出来ていますよね。二足歩行が出来るようになって、進化したことによる宿命のようなものなのかもしれませんね。二足歩行だからこそ、歩くことが重要なのだと思います。

ウォーキングという、単純に歩くだけのことですが、筋肉の3分の2が集まっている下半身を動かすことで、血流が良くなりますし、下半身の筋肉も活発となってきます。

 

 

ゴルフにとっての下半身

とくにゴルフというスポーツでは、下半身が重要な役割を果たしているということは、ゴルファーなら誰でも知っているはずです。それでも、下半身を鍛えるようなことをしていないということは、いつものゴルフスイングは身体の残りの3分の1の筋肉だけしか使っていない・・・つまり腕や手などを含めた上半身だけでスイングをしてしまっているのかもしれませんね。

上半身だけでもゴルフスイングは出来るかもしれません。ですが、下半身で踏ん張ってこそ、ゴルフクラブのチカラ(遠心力・慣性力)をボールに伝えることが出来ます。

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足を使ってスイング

足を使ってスイングをするとか、下半身を使ってスイングをする・・・という言葉を聞いたことがあるかと思います。ゴルフには、強い下半身が必要です。強い下半身があるからこそ、ゴルフクラブを振るという動作が出来るようになります。

脚力を使って、ゴルフクラブを加速

下半身を強化することで、脚力を使って、ゴルフクラブを加速させて、ヘッドスピードを速くすることができます。1m/s でもヘッドスピードが速くなれば、飛距離アップすることができます。

 

 

下半身を強くする方法

下半身を強くするには、歩くこと、そして下半身を使う頻度を増やすというが大切です。下半身を強くするというよりは、まずは下半身が敏感になるようにするという考えの方が良いです。

ゴルフスイングで下半身よりも手や腕が先に動いてしまう場合は、何かしらの動作をする時には、本能的に下半身よりも上半身、手や腕を動かしやすいからです。咄嗟に何かをしようとするときには手や腕が本能的に動いてしまう。日常生活でも手や腕を動かすことが得意だからです。ゴルフスイングでは手や腕を使うことは良くないです。手打ちというスイングになってしまいます。

左手と右手はどちらが動きやすいですか?

右手が利き手なら右手の方が咄嗟に動かしやすいだろうし、細かな作業も右手の方が得意です。でも、左手は細かな作業ができなかったりしますよね。それは、左手をあまり使わないからですよね。それと、同じで下半身も使っていなければ鈍くなるし、細かな動作がし難くなります。

とくに最近では、仕事でパソコンを使ったり、スマートフォンを操作することから、何も考えなくても自然と手や腕が前に出る、とりあえず腕が反応するということから、下半身があまり使われておらず、自分の身体の中でも動き難い部位(鈍感な部位)となっているはずです。また、デスクワークが多い人は座ってばかりですので、さらに下半身を使わなくなってしまいます。

下半身を強くするには、トレーニングジムに通うという方法もあります。ですが、ウォーキング、ジョギングは、手っ取り早く下半身を動かすことができる運動です。ひとまずは、歩くこと、慣れてきたら走るという運動をすると良いです。

レッグプレスなどで下半身を鍛える

トレーニングジムに通ってるのであればレッグプレスがお勧めです。大腿四頭筋、大殿筋などが鍛えられます。筋トレのメニューとしては、バーベルスクワット、ケトルベルスクワットなどが有効的です。マシンが使えるのであればレッグプレスも効果的です。

 

 

ウォーキングする

ウォーキングをする時には、前を向いて、前向きで歩きます。当たり前ですが。休憩をするときには、後ろ向きで歩くのも良いです。後ろ向きで歩くことで、普段使うことの無い感覚、神経を養うことが出来るとも言われています。

今まで、長距離を歩いたことが無いという人や、あまり走った事が無いという人は、いきなり歩いたり、走ったりすると膝の関節を痛めてしまうことがありますので注意が必要です。また、歩いたり、走ったりするには、アスファルトの上を歩いたり走ったりすることになることが多いです。

歩いたり、走ったりするとアスファルトを蹴る衝撃が身体にけっこう伝わりますので、適切な運動靴を着用すると良いです。また、公園や河川敷の芝生があれば、そういった地面が柔らかいところを歩いたり走ったりしたほうが身体への衝撃が少ないです。

日常生活では、あまり使わない下半身を動かすことで、敏感に反応してくれるようにすることが先決です。そのために歩いたり、走ったりするという運動が手っ取り早く始められます。下半身が思うように動かせるようになったら、さらに下半身を鍛えて、筋力アップをすると良いです。筋力アップだけしても、敏感に反応してくれないような下半身だったら意味がありませんからね。

 

 

ロードバイク、自転車も良い

最近では、ロードバイクも人気があります。ロードバイクも自分との戦い、自分の限界を知ることが出来るということから、「動なる禅」とも言われています。

ゴルフのためにウォーキングをするということは、とても良いことだと思います。既に、ウォーキングではなくてラン(走る)しているという人も多いはずです。

私が、よく行くゴルフ場の近くに住んでいるというベテランの人はキャディバッグを担いで歩いてゴルフ場に来るそうです。歩いて30分ほどだそうです。そこまで、やらなきゃいけないのかは判りません。人それぞれの考え方がありますからね。

そもそも、ゴルフというスポーツは歩いてラウンドをするものだと思います。歩かなければゴルフじゃない、歩いてこそゴルフだと言う人も居ます。その意味、判ります。私も河川敷ゴルフ場での歩きゴルフが大好きですから。

 

 

股関節伸展能力を高める

ゴルフでいうところの下半身を強くするというのは、股関節の伸展能力を高めるという意味があります。
大殿筋、ハムストリング、大腿四頭筋などを強化することで、走ったり、ジャンプしたりという運動能力が高まります。
ゴルフスイングにおける股関節の使い方のコツ

つまり、股関節伸展能力を高めることで力強いゴルフスイングで打てるようになります。
床反力などは、まさしく股関節伸展運動を活かしたゴルフスイングとなります。

大殿筋、ハムストリング、大腿四頭筋などを鍛えるには、スクワット、レッグプレス、リアキックなどが向いてます。

 

 

日々、精進
がんばります

 

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