2024/01/26 更新
グリーン面の確認をするときに単眼鏡を使うと便利です。計測器ではないのでルール違反になりません。また、単眼鏡は小型なのでポケットに入れておけるので便利です。
ゴルフと単眼鏡
ゴルフというスポーツは視力が悪くなってくると、とてもストレスを感じますね。自分が打ったボールがどこへ行ったのか判らなくなってしまうことがあります。
ゴルフで使うための望遠鏡を実は持っていたりもします。GPSではなくて小型の望遠鏡です。望遠鏡と言うか、単眼鏡ですね。片目で見るたタイプのものです。自分のボール、仲間たちのボールが何処に飛んでいったのかをティーグランドから確認をするために使っています。
視力が悪くなくても自分のボールが見難いときはありますからね。フェアウェイなのか、もしかしたらフェアウェイバンカーに入っているのか、セカンド地点に行ってみないと判らないということもあります。
思い切り林の中に入ったりしていたら、ボールの場所というよりも打ち直しをするかプレイングフォーのために前進しかありませんので、単眼鏡(望遠鏡)でボールを確認する必要性はないかもしれませんが。 ティーグランドから確実に自分のボールがどこに行ったのか、ボールがどこにあるのかが明確になれば、それだけで不安をひとつ減らすことが出来ます。
価格の安い単眼鏡が人気
単眼鏡(望遠鏡)であれば、1,000円以内で購入ができるタイプがありますので、ひとつくらいは持っていてもよいかもしれませんね。なかなか便利ですよ。年齢が上の先輩ゴルファー達とラウンドするときには、けっこう先輩ゴルファーは単眼鏡を使っている人が多いですね。逆に距離を測るためのGPSなどのデバイスは使っていない人が多いです。距離は自分の感覚を信じているのかもしれないですね。
ゴルフ用レーザー距離計を使う
一般的に市販されてるゴルフ用レーザー距離計の場合、望遠機能がありますので、ゴルフ用レーザー距離計を購入してみるのも良いです。レーザーで距離の計測もできますし、計測しなくても望遠機能として覗くだけで遠くにあるボールの位置などを確認できます。
単眼鏡を使うことによるルールは?
基本的に、単眼鏡を使うことは、ルール違反にはなりません。眼鏡と同じ扱いとなります。距離を計測したり、傾斜を計測する訳ではありませんので、問題なく使用することができます。
JGA 日本ゴルフ協会 ウェブサイトに記載されている ゴルフ規則/付属規則 機器と他の携帯品 をばっすいしました。
5 距離計測器(規則14-3)
委員会がそれを認めるローカルルールを制定している場合を除き、正規のラウンド中に距離計測器を使用することは認められない(規則14-3注及び付属規則(B)9項参照)。
そのローカルルールが制定されている場合であっても、その機器は距離だけを計測するものに限られる。その機器の使用がこのローカルルールの違反となる機能は次のものを含むが、これらに限定されない。
- 勾配を計測したり、測定する。
- プレーに影響するかもしれないその他の条件(例えば、風速、風向、あるいは気温や湿度などその他の気候に基づく情報)を計測したり、測定する。
- ストロークをしたりプレーする上で、プレーヤーの援助となるかもしれない推奨事項を提示する(例えば、クラブ選択、プレーするショットのタイプ、パッティンググリーンの読み、あるいはその他のアドバイス関連事項)。
- ショットの距離に影響を与える勾配やその他の条件に基づく2点間の実効距離を計算する。そうした不適合の機能は、下記にかかわらず、その機器を使用することで規則の違反となる。
- その機能はスイッチを切ったり、解除することができる。
- その機能はスイッチを切ってあったり、解除されている。
スマートフォンやPDAのような多機能機器は距離計測器として使用することができる。ただし、そうした機器の距離計測のアプリケーションが上記の制限をすべて満たしていることを条件とする(すなわち、距離だけを計測するものでなければならない)。加えて、使用された場合に規則の違反となるようなその他の機能やアプリケーションがその機器にインストールされていてはならない。その場合、そうした機能やアプリケーションが実際に使用されたかどうかにかかわらず、規則違反となる。
2008年にルールが改定されて、距離のみを計測する機器の使用を認めるというローカル・ルールを制定することが許されるようになりました。ルールでは問題なくても周りの人が茶々入れてくるようだったら使うことを躊躇ったりしてしまいますけどね。
周りの人たちの言うことが気になるようだったら、単眼鏡すら使わないというのが良いかもしれませんね。もっとも、今までは距離を測る機器なんて無くてもゴルフをしていたわけですからね。距離を測るための機器が無くても大丈夫なのではと思ったりもします。
ゴルフで単眼鏡の使い方
単眼鏡があると色々と便利です。ラウンド中に単眼鏡に気をとられてしまって、スロープレーとならないように注意することも必要です。
ティーグランドから
例えば、ティーショットで仲間のボールの行方を確認したり、自分のボールがフェアウェイに置かれているのかどうかを見ることもできます。また、ランディングポイントを事前にチェックすることができます。
刻みショットのときのボールの行方
グリーン手前にクリーク、池などが配置されており、クリークや池などの手前にボールを刻もうと思って打ったときに、ギリギリまで飛んでしまったか、手前だったのか気になったときには、単眼鏡で確認することができます。
グリーンを狙ったアイアンショット
グリーンを狙ったアイアンショットのときに、グリーン面のアンジュレーションなどをチェックできます。グリーン面を確認して狙い定めて打つことができれば、スコアを縮めるチャンスが増えてきます。
単眼鏡を使うことでボールの行方が判る
ボールの行方が判るというのは、安心できるものです。自分が打ったボールがどこへ行ったのか、どんなライに置かれているのかなどを事前に知ることができるというのは、精神を安定させてくれることもあります。単眼鏡を賢く使えば、ラウンド中の焦りを沈めることができたりもします。
おすすめの単眼鏡
ゴルフルールに抵触しない単眼鏡の紹介です
ゴルフで単眼鏡を使う場合は、ティーショットを打ったあとのボールの行方を確認したり、グリーンを狙うショットでグリーン面の傾斜を確認したりすることができます。距離を計測することはできませんが、単眼鏡でしっかりと視認してから、打つことができるので、安心できます。ですから、精神衛生上とても良いですね。ナイスショットも増えます。
私は、セカンドショットの時にも単眼鏡をクラブをいっしょに持っていき、ボールを打つ先を確認したりします。グリーン面のアンジュレーションや傾斜などを確認することもあります。あまり見てばかりいて、時間を掛けないようにという配慮も必要です。
こちらで紹介する単眼鏡は、計測をするタイプではありません。遠くを見るためのアイテムですから、ルール違反にはなりません。
Kenko 単眼鏡 7×18 7倍
とてもシンプルな単眼鏡です。ゴルフで使うなら7倍で十分です。その他、10倍~30倍、15~50倍、7~21倍などがあります。お好みによって選べます。とにかく、シンプルでコンパクトで使いやすいです。
サイズ:4.8 x 13.5 x 4.8 cm
重さ:49.9g
倍率:7倍
単眼鏡(30X25)
ストラップ付なので、腕に巻き付けて使うことができますから便利です。生活防水対応となっていますので、雨ゴルフでも使えます。コンパクト、シンプルで片手で使えます。
サイズ:9 x 2.8cm
重さ:90.7g
倍率:10倍
Kenko 単眼鏡 V-TEX 10×30 10倍
ゴルフで使うには、少し大き目で、重いかもしれません。238gあります。セルフ用のキャディバッグに忍ばせておいて使うという人には向いてます。視界良好の単眼鏡です。
サイズ:5 x 15 x 5.7 cm
重さ:238g
倍率:10倍
NIKULA 10-30×25 単眼 ズーム望遠鏡
ズーム型の単眼鏡です。望遠鏡のように伸ばして使うことができます。
サイズ:31mm×128mm×31mm
重さ:181g
倍率:10~30倍
Vixen 単眼鏡 マルチモノキュラーシリーズ
小型で軽量で高性能な単眼鏡です。3倍、4×12、6×16、8×20などのバリエーションがあります。ゴルフで使うには勿体ないかもしれません。
サイズ:3.3 x 3.1 x 5.8 cm
重さ:60g
倍率:10~30倍
オペラグラス TAKU STORE 双眼鏡
ゴルフでも使える双眼鏡です。ラウンドで使うこともできますが、少し嵩張るかもしれません。観戦のときにも使える双眼鏡です。
倍率:10倍
サイズ:8センチ×10センチ×4センチ
重さ:136グラム
単眼鏡とゴルフスコープとGPS計測器の違い
単眼鏡、ゴルフスコープ、GPS計測器の違いは判りますか? とても簡単です。
単眼鏡は、望遠と同じです。計測をするためではなく、遠くを見るための道具です。とてもシンプルですが、遠くにあるグリーンを確認したり、ティーグランドからフェアウェイを確認することができますので、とても便利です。
ゴルフスコープは、目標物にレーザーを照射させて、距離を計測するための機械です。遠くを見るのではなくて、目標物との距離を計測するための機器です。
あらかじめ登録された地点と目標地点を衛星測位システムで計測をする機器です。カーナビと同じような仕組みになっています。
単眼鏡は、ルールに抵触しませんから、安心して使うことができます。距離を計測するよりも、遠くが見えているだけでも良いという人にとっては、単眼鏡は強い味方となります。自分のボールがどこに行ったのかどうかを確認したり、グリーンを確認できるだけでも、ちょっとした不安を拭うことができるからです。
日々、精進
がんばります