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M2 D-TYPE、M6 D-TYPE、SIM ドライバー 打ち比べ

2023/03/24更新

今現在、M2 D-TYPE ドライバーを使ってますが、M6 D-TYPE、SIMドライバーを入手しましたので、打ち比べて比較してみました。
ドライバー選びの参考にしてください。

 

ヘッドスピード 40~42m/sくらいで打ってみて

スカイトラックのデータとなります。SIMドライバーは、ヘッドスピードが少し早くなります。ヘッドスピード40m/sくらいで打っても、自然と42~43m/sくらいになるので空力が活かされてる感じがします。

また、今回のデータではバックスピン量が少ない方が飛ばせるということが露呈となりました。併せて、ヘッドスピードが速い方がスピン量が増えてしまい、飛距離をロスしやすいということが判りました。なので、新しいモデルのドライバーの多くは、低スピンにしているのだろうと思います。

SIM ドライバー

かなり理想的な数値に近いデータとなりました。ヘッドスピード40~42m/sくらいの人が今以上に飛ばせる可能性を秘めたドライバーと言えます。

トータル飛距離 233.8ヤード
打ち出し角度 14度
ボールスピード 60.9
スピン量 2310

M2 D-TYPE ドライバー

やや、バックスピン量が多く入っており、吹け上がってます。約10~15ヤードくらい飛距離ロスしてます。

トータル飛距離 219.2ヤード
打ち出し角度 18度
ボールスピード 57.6
スピン量 2930

M6 D-TYPE ドライバー

M2 D-TYPE よりはスピン量が少ないですが、SIMドライバーの方がスピン量が少なくて飛ばせてます。

トータル飛距離 224.2ヤード
打ち出し角度 16度
ボールスピード 58.4
スピン量 2420

 

テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー

2017年モデルのドライバーとなります。ドローバイアスの入った D-TYPE となります。新しいモデルのSIMドライバー、M6 D-TYPE ドライバーと比較すると、ややバックスピン量が多くて、ボールが上がりやすい印象です。

新しいモデルよりもスピン量が多い

フェースの弾きが良いのですが、バックスピン量が少し多くて、意図せず吹け上がってしまって、飛距離をロスしてしまってる感じがします。なのでロフト角10.5度よりは、9.5度の方が中断道で打てますし、少しだけスピンを減らすことができます。

どちらにしろ、慣れてくると直進性の高いボールが打てますしので、安定したティーショットが打てるようになります。

ボールが捕まりすぎる

全力で打つと、かなりボールが捕まってしまって、ボールの飛び出しが左でフックが入って、強烈なチーピンになることもあります。なので、全力で叩く人には向いてないかと思います。だけど、ボールを捕まえたいけど、それほどヘッドスピードが速くないという人にオススメできます。

テーラーメイドのドライバーのなかでも打感が甲高い金属がします。この打音は好き嫌いわかれるかと思います。

M2 D-TYPE ドライバーは、USモデルとなりますので、標準装着されるシャフトもUSモデル用となります。かなり、硬くて重いのですが、慣れてくるとUSモデルの硬くて重いシャフトでも振れるようになります。

テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー 特徴

  • 2017年モデル
  • USモデル
  • ドローバイアスが入ってる
  • ボールが捕まる
  • フェースの弾きが良い
  • 高弾道が打てる

テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー 中古

かなり価格が安くなってきたのでオススメです。
まだまだ現役で使えます。

テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー 購入

 

テーラーメイド M6 D-TYPE ドライバー

2019年モデルのドライバーとなります。こちらも、ドローバイアスが入ったヘッドで、USモデルとなります。
ツイストフェース(捻じれたフェース)、スピードインジェクションが搭載されてます。

M2 D-TYPE よりはバックスピン量が少ないです。そして、かなり低重心なので、アッパーで打つとかあまり気にしなくても、ゴルフボールの下の方からコンタクトしてくれるので、とてもボールが上がりやすいです。棒球で飛び出しいきなりから高弾道で打てます。

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M6 D-TYPE ドライバーを短尺しました。その時の内容は、自分で組み立てる短尺ドライバー | M6 D-TYPE ドライバー 短尺モデル という記事で書いてますので、併せて読んでみて下さい。

イナーシャジェネレーター

ソール側には、イナーシャジェネレーターが取り付けられており、超低重心&深重心のヘッドとなってます。M6のイナーシャジェネレーターは、まだ空力のことが考慮されてません。あくまでも超低重心で深重心にする、慣性(イナーシャ)を高めるための設計となってます。

フェースにはスピードインジェクションが採用されており、ルールギリギリの反発を実現してます。実際に反発が高くなってる感じがしますが、カーボンを使ったヘッド特有の打音により、ボールを弾いてる実感がありません。

M6 ドライバーとM6 D-TYPE の違い

M6ドライバーとM6 D-TYPE ドライバーの違いとしては、従来のM6ドライバーはスクエアフェースでボールの捕まりが抑えられてるヘッドです。M6 D-TYPE ドライバーの方はドローバイアスが入っており従来のM6ドライバーよりもボールの捕まりが良いです。

低スピンで飛ばせる

M2 D-TYPE よりもスピン量が少ないので、ボールが曲がってしまう原因となるスピン軸の傾きも少ないような気がします。なので、ボールが曲がり難い印象です。カット打ちの擦り玉になっても、大きなスライスになることが少ないです。ツイストフェースと低スピンの好影響かと思います。

テーラーメイド M6 D-TYPE ドライバー 特徴

  • 2019年モデル
  • USモデル
  • ドローバイアスが入ってる
  • 超低重心+深重心
  • ツイストフェース
  • スピードインジェクション
  • 低スピンで曲り幅少ない
  • 高弾道が打てる

テーラーメイド M6 D-TYPE ドライバー 中古

M2 D-TYPE よりは少し価格が高いかもしれません。たまにヘッドのみ販売もあるので今使ってるシャフトを流用したい人はヘッドのみがオススメです。

M6 D-TYPE ドライバー購入

 

テーラーメイド SIM ドライバー

2020年 最新モデルのドライバーです。前回、SIM MAX ドライバーも打ったのですが、SIM ドライバーの方も打ちました。ソールに移動式ウェイトが取り付けられてるタイプです。

SIM ドライバーは、はっきりいってしまうと、M2 D-TYPE、M6 D-TYPE とは全く逆の弾道が打てます。すなわち、フェード(スライス)系のボールが打ちやすいです。何度打ってみてもスカイトラックの打ち出し方向は、必ず少し左方向に飛び出して、少し右に戻ってくるという、ナチュラルにフェードが打てるドライバーです。

そして、空力の効果を感じさせてくれます。ヘッドスピード40m/sくらいで打とうとしても42~43m/sくらいになってしまい、意外と飛ばせます。きっと、私のヘッドスピードが遅くて、少しでも速くなったことに敏感なのかもしれません。

全力でボールを叩きにいってもフック系のミスが殆ど出ませんので、完全にフック持ちのゴルファー向けのドライバーです。

なので、ヘッドスピードが40m/sくらいのゴルファーにとっては、フェードしてしまうのでいつもよりは飛距離が少し落ちる可能性があります。フェードしてる分だけ飛距離ロスするという感じです。だけど、飛距離ロスする分を空力の威力でヘッドスピードを速くして帳尻を合わせてるという印象でした。

SIMドライバーを試打した記事もありますので、併せて読んでみて下さい。

テーラーメイド SIM ドライバー 特徴

  • 2020年モデル
  • ツイストフェース
  • スピードインジェクション
  • イナーシャジェネレーター(空力)
  • スライディング・ウェイト テクノロジー
  • 低スピン
  • フェードが打ちやすい

テーラーメイド SIM ドライバー 購入

 

M2 D-TYPE、M6 D-TYPE、SIM ドライバー 打ち比べ 総括

やはり、新しいモデルの方がスピン量が少ないので、真っ直ぐ飛ばせるとランも出せるので飛距離アップにつながります。そして、スピン量が少ないというのは、スピン軸の傾きも減らせるので、ボールが曲がり難くなります。

SIMドライバーの場合、インパクトではボールが左に飛び出して、少しだけスライス回転が入りやすくなっており、ナチュラルフェードが打ちやすいです。

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スピン量

最新モデルのSIMドライバーがスピン量が最も少ないです。ツイストフェースと低スピンの相乗効果でボールが曲がり難い印象です。その次にM6 D-TYPEがスピン量が少ないです。M2 D-TYPE は他の2モデルと比べてスピン量が多いです。

M2 D-TYPE M6 D-TYPE SIMドライバー
多め 少な目 かなり少ない

ボールの捕まり

これはヘッド構造が全くことなるので仕方がありませんが、M2 D-TYPE、M6 D-TYPE はボールが捕まりやすいです。SIMドライバーは、どちらかというと捕まりを抑えて、フェードが打ちやすいです。

M2 D-TYPE M6 D-TYPE SIMドライバー
捕まる 捕まる 捕まり難い

ボールの曲り幅

M2 D-TYPE、M6 D-TYPE はドローバイアスが入っているので、ボールが捕まるのですが、SIMドライバーの方が曲り幅が少ないです。
SIMドライバーはフェードが打ちやすいのですが、ツイストフェースと低スピンとの相乗効果なのか、ボールが曲がり難い印象が強かったです。

M2 D-TYPE M6 D-TYPE SIMドライバー
曲がる 曲がる 曲り難い

振りやすさ

SIMドライバーがもっとも振りやすかったです。振りやすいというよりは、ヘッドが走る感じがしました。イナーシャジェネレーターの空力が活かされてるのだろうと思います。実際にヘッドスピードが2m/sくらい速くなります。

M2 D-TYPE M6 D-TYPE SIMドライバー
普通 振りやすい とても振りやすい

ひとつ言えるのが、ヘッドが違えば打ち方も違ってきます。D-TYPEの場合は、ドローバイアスが入ってるので、ボールを直接狙ってインパクトさせるよりは、ボールの少し手前に最下点があるというイメージを持ち、ボール手前を狙って打つ方が、ボールが捕まってストレートボールが打ちやすいです。ボールを直接狙ってインパクトすると、ドローバイアスが効き過ぎて、ボールが捕まりすぎて、左方向に飛び出してさらにフックするか、スライスするかのどちらかとなってしまいます。

SIMドライバーはフック系のミスが減らせる

SIMドライバーの場合、ボールの捕まりが抑えられてるので、ボールを直接狙ってインパクトさせても、左方向に飛び出して、少しだけスライス回転が発生して戻ってくるというフェードになります。ボールの手前を狙ってインパクトさせると、ボールが捕まりきらずに大きなスライスになることがあります。

 

D-TYPE ドローバイアスの入ったドライバーの特徴

テーラーメイドのD-TYPEは、ドローバイアスが入ったドライバーのことです。ヘッドのネック軸近くにインナーウェイトを配置して、ネック軸慣性を高めて、ヘッドローテーションしやすくしてます。つまり、ボールが捕まるということです。

フェースを開いてインパクトしやすいゴルファーに向いてます。

ただし、慣れるまではボールが左方向に飛ぶことが多く、フック系のミスがでやすいので注意が必要です。

テーラーメイドも色々なドライバーヘッドがあります。
自分のスイングタイプ、打ちたい弾道に合わせてヘッドを選ぶと良いです。

日々、精進
がんばります

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