アームロック式パッティングとは
アームロック式パッティングとは
アームロック式パッティングとは、少し長目の中尺パターを使用します。長目のグリップ部分を左腕内側に密着させてストロークすることができ、左腕とパターがシンクロして、精度の高いストロークが可能です。アンカリング規制により、長尺パターの利用が難しくなったゴルファーが取り入れている場合が多いです。
アームロック式パッティングのやり方
中尺パターのグリップ部分を左腕の内側に密着させます。この時に、グリップエンド側が動いてしまわないように注意が必要です。左腕とパターのシャフトが1直線になるイメージです。フェース面をボールに合わせながら、左腕内側でパターのシャフトを密着させて、アライメントする感じです。左肩、左腕、パターのシャフトがシンクロできるので、無駄な動きを抑えたストロークができますし、左腕主導のストロークを実現できます。
アームロック式パッティングは、パターのグリップを左腕の内側に固定してストロークをします。左腕とパターシャフトがつくる三角形を保ちながらストロークをすることで、パターのフェース面のズレを抑えることができます。
右手の握り方(グリップ)
右手はグリップに添えるだけのクローグリップにしたり、被せるようなオーバーラッピングにしたり、この辺りは自分がストロークしやすいスタイルを見つけると良いです。
アームロック式パターの特徴
アームロックをするために、少し長目のシャフトとなっており、一般的には中尺パターに分類される長さとなっています。グリップの太さは従来のパターと同等となっています。左腕に密着させてストロークするので、ライ角がアップライトとなりやすいです。
なので、アームロック用のパターの場合、ロフト角が7度、8度など、ロフト角が大きいモデルが多いです。従来のパターでアームロックをすると、少しだけトゥ側が浮いてしまうこともあります。この様な場合、アームロック用のパターを使うと良いです。
アームロック式パターの紹介
最近では、オデッセイからアームロック専用のパターが発売されます。
また、ベティナルディからもアームロック式用のパターが発売されており、マット・クーチャー仕様となっています。
ベティナルディ スタジオストック38 アームロック パター USモデル
素材は、303ステンレススチールを使用しています。マレット型のヘッドのアームロック向けのパターとなっています。ベティナルディは、マット・クーチャーが使っており、以前からアームロック式パッティングをしていました。ということから、ベティナルディは、アームロック向けのパターを作るのがけっこう得意なブランドです。
ベティナルディ スタジオストック シリーズ SS28 アームロックパター USモデル
ミニマレット型の特徴的なヘッドを持たせてあるパターです。こちらも、アームロック用のパターとなります。
アームロック式パッティングを取り入れているゴルファー
とくに、ブライソン・デシャンボー、マット・クーチャーのアームロック式パッティングは有名ですし、よく知られているかと思います。
- ブライソン・デシャンボー
- キーガン・ブラッドリー
- マット・クーチャー
- ウェブ・シンプソン
- ダニー・リー
アームロック式パッティング まとめ
パターでカップインさせることでスコアをつくります。なので、パターはとても重要です。パターが入るときはスコアがまとまる。パターが入らないときはスコアが作れません。上級者ゴルファーであれば、パターの重要性を理解しており、たった1メールのストロークがスコアを作ります。
パッティングで悩んでいる場合、アームロック式パッティングを試してみるのもアリです。
日々、精進
がんばります