ゴルフは哲学

シャフトカットして、短尺ドライバー作りました

不用となったドライバーがありましたので、短尺ドライバーにしてみました。練習用のドライバーにしようと思います。シャフトカットして、短尺ドライバーを作ろうと思っている人の参考になればと思います。シャフトカットすることに関しての注意事項、必要な道具などを紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

 

シャフトカットした結果としては

先に結論を言いますと、自分でシャフトカットすると、けっこう大変です。やっぱり、市販されているドライバーは、そのままの状態が、もっともバランスが取れていて、振り易いということがよく判りました。シャフトの長さ、シャフトの重さ、グリップの重さ、ヘッドの重さなどが絶妙なバランスを保って、飛ばせる構造になっているということを、再認識させられました。

46インチを42.5インチまでカットしました。5番ウッドくらいの長さです。

シャフトカット結果
  • とても打ちやすい!
  • あまり飛ばない感じ
  • バランス調整しなくても使えました
  • ヘッドが大きく感じる
  • そして、誰にもオススメできない

 

シャフトカットするドライバーのスペック

長いシャフトのドライバーが欲しいなと思った時に、中古で購入したドライバーです。ゆったり振ると飛ぶんですけど、振ると右へ行くという不思議なドライバーでした。もう、使ってなかったので、シャフトカットの題材になってもらうことにしました。

シャフトカットしたドライバー
テーラーメイド バーナー スーパーファスト 2.0J ドライバー レッド(2011)
長さ:45.75インチ(カタログ記載数値 46インチ)
バランス:D5

 

3インチカットで5番ウッドくらいにした

45.75インチ(カタログ記載数値は、46インチ)のドライバーを3.25インチカットしました。約8.255センチ短くします。ですから、5番ウッドと同じくらいの長さになります。3番ウッドよりも短くなります。3インチもカットして大丈夫か?と不安になりましたが、実際のところ良く言われるように、軽いバランスになりました。

細かく計測した訳ではありませんが、C8~C9くらいです。もっと軽くなっているかもしれません。もともと、D5というヘッドが効いている、ハンマーバランスなドライバーでしたから、シャフトカットしても大きな影響がなかったのでは?と考えています。

 

シャフトカットに必要な道具

シャフトカットするにあたって、工具などが必要となります。グリップ交換をするときと同じような工程となります。グリップ交換用セット、グリップメイト オン・オフ を使用しました。グリップをカットするカッター、両面テープなども一式揃えられるので便利です。

グリップ交換の方法が、GDOサイトで紹介されていますので、参考に見ておくと判りやすいです。

新しいグリップ

シャフトカットするために、今装着されているグリップを外しますので、新しいグリップを用意します。自宅近くのゴルフショップで、購入するのも良いですし、ネットショップで購入するのも良いです。グリップ選びで大切なのは、内径です。シャフトの太さ(径)とグリップの径を合わせて装着することで、グリップを太くしたり、細くしたりすることができます。事前にドライバーシャフトの径を調べておくと良いです。

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グリップの重さ、径を調べる
グリップの重さ、径を調べるには以下のサイトを利用すると便利です。ドライバー名を入力して、調べると、ページ下部にグリップ重さ、径が記載されています。もしかしたら、グリップ情報が記載されてないモデルもあるかもしれません。
グリップの径に関して
グリップの径に関しては、イオミックのサイトが判りやすいです。

工具(グリップメイト オン・オフ)

グリップ交換用の工具がありますので、それを使います。グリップを取るためのカッター、装着するための両面テープ、溶液がセットとなっているので、便利です。グリップメイト オン・オフは、アマゾンとかで販売されてます。

グリップメイト オン・オフ
グリップ交換に必要となるカッター、両面テープなどが一式揃えられます。

金鋸(ノコギリ)

100円ショップで売られているノコギリで十分です。当たり前ですが、シャフトは、カッターでは切れません。金鋸は、ネットショップで購入するよりも、自宅近くの100円ショップで購入した方が安上りです。

 

実際にシャフトカットします

グリップをカットします

工具の黄色いカッターで、グリップをカットします。指を切らないように注意します。

シャフトに付着した両面テープを剥がす

シャフトには、グリップを装着するための両面テープの糊が残っていますので、これを剥がします。この作業は、けっこう地味です。

シャフトカット

グリップを取り外すと、両面テープが現れます。この、両面テープも剥がすのですが、先にシャフトカットをしました。シャフトカットして、残っている両面テープを剥がしていきます。両面テープの残骸を剥がすのが、けっこう面倒です。

両面テープを張って、新しいグリップを装着

シャフトに両面テープを貼りつけて、溶剤をスプレーします。そして、グリップを装着します。

シャフトカット完成!

のんびりやって、30分くらい程度で、できます。不要なドライバーなどがあれば、チャレンジしてみると良いかもしれません。あまり、オススメはできませんが・・・。RBZスプーンと並べてみて、ドライバーの方が短くなりました。

 

シャフトカット注意点

ドライバーをシャフトカットしてみて気付いたことは、シャフトが短くなるので、460ccというヘッドでは、大きすぎてバランスが悪くなります。シャフトは短いけど、先端のヘッドが大きいという、なんとも違和感のあるドライバーとなってしまいました。

また、シャフトが短くなればミート率が高くなるという想像でしたが、とにかくヘッドスピードが出ません。シャフトが短いので、ヘッドスピードが落ちますから、飛距離もでません。ミートしていても、ヘッドスピードが上がらないので、あまり意味が無いという感じです。やっぱりドライバーは、長いシャフトで、ゆったり大きく振って、シャフトを撓らせて、強いインパクトで打てた方が飛びますね。

特に最近のドライバーは、シャフトが長くなってきている傾向があります。45インチが主流だったのが、最近では45.75インチくらいとなってきています。2017年 M2 ドライバー、GBB EPIC スターもカタログ表記で、45.75インチです。長いから振り難いと思っても、それくらいの長さが、もっとも飛ばせるのだろうということが、シャフトカットして気付きました。

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シャフトカットし過ぎると、バランスが大きく変わってしまいますので、注意が必要です。私は、不要となったドライバーを使ってシャフトカットしました。シャフトカットすると、シャフトのトルクが少し変わります。シャフトが短くなった分だけ、硬さを感じるようになります。今回は、5番ウッド並の長さにしたので、ドライバーとしては、シャフトが短すぎるので、ヘッドが大きく感じてしまい、違和感があります。短尺ドライバーは、ヘッドは小さ目の方が良いでしょうね。

シャフトカットがおすすめできない理由
  • シャフトが短くなるので、デカヘッドに違和感がある
  • デカヘッドが違和感過ぎて構え難い
  • 思っていたよりも飛ばない
  • シャフトカットは諸刃の剣
  • ドライバーが勿体ない

シャフトカットをする場合は、不要なドライバーで試してみると良いです。あまり、お勧めできません。リッキー・ファウラーが、43.5インチのドライバーで飛ばしたとか話題となっていますが、メーカー側がファウラー向けに設計をしているので、バランスよく整った短尺ドライバーになっているのだろうと思います。

シャフトカットしようと思っている人は、注意して試してみて下さい。

日々、精進
がんばります

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