ゴルフは哲学

古いドライバーと、最近の低スピンドライバーとの違い

2023/03/25更新

古いドライバーと、最近の低スピンドライバーとの違いに気付いたことを、まとめてみました。

 

シャフトが短いドライバーでラウンドをして気付いたこと

短めのドライバーでラウンドをしてきました。以前に紹介したレディス用のドライバーです。シャフトが短いことと、スピン量の多さ、ロフト角が大きいことから、超高弾道で飛んでいきます。しかも、曲がらない。

ドライバー10回打って、1回しかフェアウェイに行かないという苦しい想いをしたこともあり、なんとかしてドライバーショットの精度を高めたいと考えていました。

レディス用のドライバーでゴルフして恥ずかしくないのか?とか思われるかもしれませんが、いつもスライスボールばっかりで恥ずかしい思いをしているので、あまり恥ずかしさは感じません。カッコ悪いとか、みっともないというのは、スコアに関係がありませんからね。良いスコアでゴルフをするためなら、どんな方法でも取り入れて試してみないと判りませんから。

しかも、スライスしか打てない私が打っても、真っ直ぐ飛んでくれました。実際にラウンドで使ってみて気付いたことがあります。それは、バックスピン量とボールの高さ。そして、左右に曲がる影響のことです。

 

シャフトが短いレディス用ドライバー

使用したドライバーは、テーラーメイド R5 XL PLUS TYPE D ドライバー の レディス用です。ちなみに、SLEルール適合です。フェアウェイキープ率は、驚異の100%でした。14回打って、14回フェアウェイキープ。平均飛距離200ヤードくらい。ミスショットが一度もなかったので、とにかく高く、真っ直ぐ飛んでくれていました。

ティーショットで飛んでくれることは嬉しいのですが、フェアエイキープができると、とにかく次のショットが打ちやすい。とにかく、良いライで打てることが何よりも良かったです。

従来のドライバーよりも、平均飛距離が上がっているので・・・結果的にレディス用の短いシャフト+ロフト角多めの方が飛んでいるという結果になります。

テーラーメイド r5 XL PLUS TYPE D ドライバー

 

スペック
ロフト角:13°
シャフト:XL-50
長さ:43.5インチ
シャフト重量:52グラム
クラブ総重量:289グラム
バランス:C6

長さは、3番ウッドと同じくらいの長さです。最近の男性向けの3番ウッドに近いスペックです。シャフトが短いので、トルクが少な目に感じるというか、硬いというか、締まった感じがします。ただ、振ってみるとけっこう重かったりします。また、バランスC6とのことですが、実際はけっこうヘッドが効いている感じがします。

 

私がやってることは時代とは真逆

先に言っておきますが、私がやってることは、ゴルフメーカー(ゴルフ業界)が推奨していることとは、真逆の事をしています。低スピン推進されていますが、スピン量多めのドライバー。というよりも、打てばスピン量が多く発生してしまう。少しずつ、シャフトが長くなっていている現代のドライバーと真逆の短尺ドライバー。しかも、レディス用。

 

古いドライバー

古いドライバーは、バックスピン量が多いです。ましてや、レディス用のドライバーですから、ロフト角の数字が大きくなっているということもありますが、思いっ切り打ちにいくと、空中に飛び出したボールが、急激に舞い上がっていきます。バックスピン量が多い証拠です。

ただ、バックスピン量が多いということは、左右のスピン量を相殺してくれることもあり、直進性が高くなるように感じます。

 

それって、アイアンと同じ?

アイアンでも同じようなことが言えるかと思います。アイアンは真っ直ぐ飛ぶけど、ドライバーやウッドは曲がるという人が居ます。ご本人も気付いているかと思いますが、アイアンはバックスピン量が多いので、左右のスピンが相殺されてしまって、真っ直ぐ飛んでいるように感じるということです。アイアンで打っても、本当は左右どちらかに曲がる要素となるスピン量が発生しているのだろうけど、バックスピン量の方が勢いが強くて、左右のスピンが相殺されてしまって、真っ直ぐに飛んでいるということです。

アイアンのバックスピンに関することは、ドライバーでも同じことが言えると思います。

ドライバーでバックスピン量が多すぎると、たしかに高弾道となってしまって、飛距離が損してしまうことがあります。ですが、バックスピン量が多いというか、とある一定量のバックスピン量であれば、ボールが左右に曲がる要素となるスピンを相殺してくれるので、直進性が高くなります。直進性の高いボールが着地すると、転がりも真っ直ぐです。

フェアウェイの地形によって、転がる方向が散らばるかもしれませんが、真っ直ぐ飛んだボールは、着しても真っ直ぐに転がりやすくなります。つまるところ、曲がらないからトータルでは飛距離アップができていることが殆どです。

 

本当に低スピンのドライバーが良いのか?

低スピンのドライバーは、飛ぶとか言われたりもします。低スピンだから左右のスピンが減って曲がらなくなったとも言われます。私も、始めの頃はそのように思っていましたが、真実は違うのではないだろうかと思います。

重心深度が浅くて、低スピンなボールが打てるというドライバーを、真っ先に使った人も多いかと思います。私も使っていました。テーラーメイド SLDR S ドライバーを使っていました。ロフト角の数字が大きくて、高い弾道が打てるのですが、よく曲がります。その曲りというのは、バックスピン量が少ないから、余計に右に曲がるスピン量が目立ってしまっているのではないだろうかと感じる程の曲がり方でした。しかも、もともと SLDR S ドライバーは、高弾道が打てるドライバーでしたから、高弾道なスライスボールになります。簡単に木々を超える程の高さでした。

確かに低スピンなドライバーは、無駄なバックスピンを減らして、飛ばすことができるかと思いますが、私のようなヘッドスピード40m/s少し超える程度のゴルファーには、あまり意味が無いのではないだろうか?と思っています。むしろ、適切な打ち方ができないゴルファーにとっては、ボールが曲がる打ち方しかできないので、スライスばっかりになってしまうのではないだろうかと思います。

バックスピン量が多い、少ない、低スピンなドライバーというのは、まだまだ未知数な部分が多いのではないだろうかと思います。

総括すると

 

USモデルのレディス用ドライバーを使えば良いのか?

USモデルのドライバーは、シャフトスペックがハードになっていることは、よく知られています。USモデルのレディス用であれば、ちょうど日本人男性向けのシャフトフレックスSに近い、シャフトが装着されていることもあります。一度、USモデルのレディス用を試してみようかと考えています。

しばらくは、古いドライバーを使い続けてみようと思っています。
フェアウェイキープ率が高いので、良い武器になります。

日々、精進
がんばります

 

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