ゴルフと視力
2023/03/24更新
ゴルフ用 コンタクトレンズ
ゴルフと視力
ゴルフというスポーツは、静止しているボールを打つので、視力は悪くても良いと思われがちです。ですが、ゴルフは球技のなかでも飛距離を出すスポーツですから、遠くを見るための視力が求められます。
ゴルフというスポーツでは視力が良い方が有利です。ボールを打つときにも視力が悪ければ自分とゴルフボールの距離感が判らなくて空振りすることもあります。また、打ったゴルフボールがどこへ飛んだのかを視認するにも視力が良い方が有利です。視力が悪かったら眼鏡するなり、コンタクトレンズを着けるなどの対策をされることをお勧めします。
深視力(しんしりょく)
また、ゴルフというスポーツでは、深視力(しんしりょく)も必要となります。深視力(しんしりょく)とは、物体との距離や遠近を感じるための視力です。
深視力(しんしりょく)が無ければ、自分とボールの距離が判らなくなってしまい、ゴルフクラブを振っても空振りしてしまう可能性があります。また、ゴルフでは当たり前に使われる言葉に「距離感」というのがあります。距離感を司っているのが、深視力(しんしりょく)となります。
ゴルフというスポーツと視力の関係
ゴルフというスポーツと視力の関係、必要な視力などを探ってみました。自分自身の視力が落ちてきたなと感じるようにもなってきましたので、ゴルフと視力の関連性などを探ってみましたのでシェアをしていきます。
ゴルフというスポーツは、ある程度の視力が無いと厳しいですね。厳しいというのは、自分が打ったボールがどこへ飛んでいったのか把握が出来なかったり、距離感を掴めなかったりすることがあるからです。
自分のボールが、どこへ飛んだのか見えなかったとしてもキャディさんが見ていてくれるかもしれませんし、同じ組の人たちが見ていてくれるかもしれません。と、いっても他力本願な気持ちではいけませんね。
ただ、視力が悪くなるとゴルフスイングにも少なからず影響が出ます。
まず、視力には3つのタイプがあります。
周辺視力 と 瞬間視力 と 動体視力です。
動体視力 は 動態視力 とも書きます。
周辺視力
周辺視力は、網膜の周辺で見える、ぼんやりと見ること。網膜の中心は感度が高い箇所であり、モノがはっきりと視える箇所です。網膜の中心ではなく、網膜の周辺で見ることです。見つめているもの以外の広範囲の視野(周辺視野)を見ることができる。視線は、真っ直ぐで目の前の風景やモノを見ているのだけど、視界の中には周辺の風景なども入ってきます。それが、周辺視力です。とりあえずアドレスをして、ショットをしようとするときは周辺視力の人は多いのではないでしょうか?
はっきりと視る、しっかりと視るわけではなく、ぼんやりと視るという感じです。
瞬間視力
瞬間視力は、瞬間的に視覚的な情報を得る能力のことです。練習でボールを打ち続けていると、ゴルフクラブのフェイス面がボールと接着したときにボールが歪む瞬間が見えるという人も居るのではないでしょうか。または、ボールとフェイス面が接着した瞬間にフェイス面が歪む(たわむ)のが見えるという人も居るはずです。自分のショットのインパクトの瞬間が見れるというのは、とてもメリットが大きいと思います。
動体視力
動体視力は動いている物体を見る能力のことです。スポーツ選手、アスリートの殆どはこの動態視力の能力がとても高い人たちが多いと言われています。ただ、ゴルフというスポーツは動いている物とタイミングを合わせるというスポーツではありませんので、必ず必要だとは感じていません。
視力を保つために
私は視力回復とかは専門ではありません。知人に眼科の先生が居たりもしますが、私は専門化ではありません。ただ、視力が悪くならないように、今の視力を保つための方法は教わっています。
(1) 遠くを見る。とくに木々など緑色が良い
緑色は目にとっては、光りが弱く感じられるから、目に優しいから。
(2) 蒸したタオルを目の辺り置く
目の周りの血流を良くします。
故に目の周りの筋肉が活発になります。
(3) 瞼をマッサージ
瞼をマッサージします。指で軽く撫でてあげるようにします。
※上述したことは、あくまでも一例です。視力が回復するわけではありません。視力を回復させる、維持させるには眼科に相談した方が良いです。
飛蚊症(ひぶんしょう)
実は、私は飛蚊症(ひぶんしょう)持ちです。視界の中に黒い影が映っています。それが、蚊とか虫が飛んでいるように見えるので飛蚊症(ひぶんしょう)というらしいです。現代であればレーザー治療で簡単に飛蚊症(ひぶんしょう)を治療できるようですが、少々怖気づいており、治療に踏み切れていません。そいうった理由もあることから、私は視力や目に関してはかなり敏感な方です。
ゴルフに必要な視力
ゴルフをするうえで視力は悪いよりは良い方が有利です。人間は何かしらの動作をする時には、必ず目で視て情報を得て、行動をするからです。周辺視力、瞬間視力、動体視力のなかで、どのような見方が良いのか、というわけではなく、自分がどのように見ているかがポイントです。
ゴルフというスポーツに動体視力は必要だと言う人も居るかもしれませんが、私は必ず必要だとは思いません。動いている物にタイミングを合わせるという動作を必要としないスポーツだからです。周辺視力で、ぼんやり見えるだけでもショットは出来ますし、周辺視力(周辺視野)を推進しているゴルフレッスン書籍などもあります。
ただ、周辺視力、瞬間視力、動体視力それぞれの視力が備わっているのであれば、フェイス面がボールにコンタクトする瞬間が見られるし、自分のスイングプレーン(シャフトプレーン)が見えるので、上達は早いかもしれませんね。
ボールとクラブがはっきりと見えてしまうと、見えてしまう事の弊害が発生することもあります。見えてしまう故に、ボールに当てにいってしまう、自分の腕(手)でクラブを調整をしてしまっているという人も居ます。一箇所を見続けると身体が硬直してしまい、ダフってしまったりすることもあります。見えすぎるからチカラが入ってしまうということもあります。
ちなみに私のゴルフのレッスンの先生は近視です。
私も加齢と共に視力が落ちてきました。自分が打ったボールがどこへ飛んでいったのかが把握できないときもあります。たしか少し右のほうへ行ったけどな? とか言いながらボールを見に行ったりもします。
夕暮れで見難くなる
そういえば、以前にハーフ3時間以上掛かった時がありまして、その時の後半は夕暮れに差し掛かって、ボールはもちろんのこと周りの景色がとても見難かった記憶があります。それは当たり前ですよね。山の中ですから木々で覆われていて真っ暗です。他の人たちは、しっかりと見えていたみたいですけどね。暗くなると、ボールと自分の距離感が掴めずに遠近感が狂ってしまい適切なショットができませんでした。距離感をつかむために必要なのは、深視力(しんしりょく)です。それから自分の視力が悪くなっているのだろうといことに気付き始めました。
それでも、普通にラウンドをすることは出来ます。ゴルフ仲間には白内障だけど、いつもパープレーしてくるという上級者の人も居ます。
昨今、パソコンでのデスクワークは当たり前、スマートフォンも普及してきました。パソコンもスマートフォンも強い光りを画面から放っています。目には良くないでしょうね。
自分の目を大切にして、視力を保って快適なゴルフをしていきたいですね。
日々、精進
がんばります