2023/10/07更新
先日、ラウンドでテーラーメイド オリジナルワンミニドライバーを使わせてもらいましたので、その感想・レビューを紹介します。ミニドライバーでフェアウェイキープ率を高めてハイスコアを狙いましょう!
2021年 全米プロゴルフ選手権で優勝した、フィル・ミケルソンが使ってたということで、人気再燃のミニドライバーです。
テーラーメイド オリジナルワン ミニドライバーを使ってみた感想
USモデルで、大きな話題となっていたテーラーメイドのミニドライバーが日本国内では発売されることとなりました。
ヘッド275cc、43.75インチ、カーボンを使用したミニドライバーです。
テーラーメイドのミニドライバー
テーラーメイドは、今までに SLDR MINIドライバー、エアロバーナーミニドライバーなどを発表してきました。今回のオリジナルワンミニドライバーは、カーボン使用、ツイストフェースも搭載しており、飛び性能が高いミニドライバーとなっています。
ヘッドのクラウン部分にはカーボンを採用しています。従来のドライバーのようにヘッドを軽量化させて、余剰重量を下方向に向けることで超低重心となっています。ヘッド形状は、ほとんどフェアウェイウッドに近い、シャローヘッドとなっています。低重心で高弾道が打ちやすい構造となっています。
飛ぶというよりは、安定したティーショットが打てるので、OBが減らせるし、ボールが散らばることが防げるので平均飛距離アップができます。
小雨の日に撮影をしたので、ヘッドがウェットな感じとなってしまっており申し訳ありません。
ゴルフコースで使ってみましたが、従来のドライバーと同じくらいの飛距離を出すことができます。シャフトが短いので芯で打ちやすく、ミート率が高くなります。ドライバーよりも、フェアウェイウッドの方が飛ぶという人にオススメできます。
オリジナルワンミニドライバー専用のスピードポケットが設けられており、フェース下部でヒットしたときに、吹け上がるのが抑えられます。そして、基本的に低スピンなボールが打ちやすくなっていますので、パワーが無い人は、ロフト角13.5度を選んだ方が高弾道が打ちやすいです。
実際にゴルフ場で使ってみましたが、想像よりも軽くて振りやすくなっています。ヘッドが軽いのか、シャフトが軽いのか、とにかく構えてみると、めちゃくちゃ軽く感じます。シャフト長さが43.75インチとなっており、短くて振りやすいのですが、ヘッドがあまり効いてないので、軽く感じるのかもしれません。
ツイストフェースも搭載しており、無駄なギア効果を抑えて、直進性の高い弾道が打てるようになっています。フェース面寄りのソール側には専用のスピードポケットが設けられており、打点がズレても強い反発で打てる構造となっています。
注意点
シャフトが短いとシャフトが引き締まって撓らせることが難しくなりますので、シャフトが硬く感じてボールが上がり難く感じたり、ボールの捕まりが悪いと感じることもあるので注意してください。
打ってみると軽い
カタログ表記では、総重量約321グラムとなっており、けっこう重いのだろうと思っていたのですが、実際はとても軽いです。ヘッドが軽いのか、ヘッドとシャフトとグリップのバランスが良いからなのか、ヘッドが効いている感じも全くありませんでした。むしろ、従来のフェアウェイウッドの方が重くて、ヘッドが効いているように感じました。
軽すぎて、スイングリズムが狂ってしまう可能性があります。私の場合、身体の伸び上がってしまう傾向が顕著に現れてしまいトップすることが多かったです。
低スピンで地味に手強い
オリジナルワンミニドライバーは、ヘッドが小さくて、シャフトが短いということばかりがクローズアップされていますが、地味に強烈な低スピンが打てるヘッド構造となっています。なので、しっかりとヘッドを走らせて、アッパーブローで打てないと、ボールに揚力を与えられずに、ドロップし易いと感じました。パワーが無い人、ヘッドスピードが遅い人は、ロフト角13.5度を選んだ方が良いです。
ティーアップに関して
ティーアップに関しては、高過ぎず、低すぎず、微妙な高さにする必要があります。ソールをしたときに、ゴルフボールの頭が少しだけ出る感じで良いです。フェアウェイウッドを打つときのティーアップよりも、少し高めにすると良いです。オリジナルワンミニドライバーの方がフェース高さがありますので、ボールのティーアップを高くした方が良いです。
チカラを抜いてヘッドを走らせる
軽いクラブというのは、打ち慣れてないと、意外と難しいものです。軽いクラブでもヘッドの重さを感じながら、足腰を使って、ヘッドを走らせる打ち方を求められます。腕っぷしの腕力だけでは、必ずといってよいほどダフってしまいます。
ミニドライバーのメリット
ミニドライバーのメリットは、振りやすいという点です。
シャフトが短いので、安心して振ることができるというのが最大のメリットです。アイアンに置き換えて考えても判りやすいはずです。5番アイアンよりも8番アイアンの方が振りやすいはずです。ウッドも同じことがいえます。
そして、ミニドライバーはヘッド体積が小さいので、重心距離が短くなり、ボールが捕まりやすくなります。ですから、スライス回転を減らして、直進性の高いボールが打ちやすくなります。
ドライバーよりもウッドの方が飛ぶ人にお勧め
テーラーメイドオリジナルワンミニドライバーは、ドライバーよりもウッドの方が飛ぶと感じている人にはピッタリなクラブです。短いシャフト、小さなヘッドでスイートエリア近くでボールを打ちやすくなりますので、ミート率が高くなります。また、振り抜きやすくなりますし、ツイストフェースとの相乗効果により直進性の高いボールを打つことができます。テーラーメイドオリジナルワンミニドライバーを使うことで、スライスを減らして、OBを減らすことができれば、スコアをまとめやすくなります。
KUROKAGE TM5 2019 シャフトスペック
KUROKAGE TM5 フレックスS装着のオリジナルワンミニドライバーを打ちました。カタログ表記では、総重量が重くて、ヘッドが効いている感じがしますが、実際のところは軽いです。想像以上に軽いセッティングとなっています。
クラブ長さ | 43.75インチ |
クラブ総重量 | 321グラム |
バランス | D3.5 |
- ヘッド体積 275cc
- 長さ 43.75インチ
- ロフト角 11.5、13.5
- 装着シャフト:KUROKAGE TM5 2019
M2 D-TYPE ドライバーと比較
上の写真左が M2 D-TYPE ドライバーです。右側が オリジナルワンミニドライバーです。
私が使っているM2D-TYPEドライバーと比較すると、ヘッドの大きさは明らかに違います。また、オリジナルワンミニドライバーの方がヘッドもフェースも黒色となっているので、とても落ち着いた、玄人っぽい雰囲気がありました。オリジナルワンミニドライバーを使ったときのラウンドが、小雨の曇天だったということもありますが、黒色のヘッド+フェースというのは、けっこう小さく見えますので、慣れない人は不安を頂くかもしれません。
テーラーメイド オリジナルワン ミニドライバーは飛ぶのか?
飛ぶというよりも、打ちやすさを追求しているゴルフクラブです。シャフトが短い分、飛距離が落ちてしまいます。3番ウッドよりも飛ぶけど、ドライバーよりは飛距離が落ちるという、2番ウッド的な存在のゴルフクラブです。
ドライバーが苦手だという人に向いてますが、しっかりと打てるスイングは必要です。
ミニドライバーは、ヘッドが小さくて重心距離が短いので、ボールが捕まると言われています。これは、一理あります。が、アウトサイドでカット打ちであれば、どんなゴルフクラブでもスライスしやすくなります。つまり、スライスを減らすためだけに選ぶクラブではないと思います。
オリジナルワンミニドライバーは、狭いホールを攻めるとき、直進性の高いボールを打ちたいとき、飛距離よりもコントロール重視で打ちたいという人に向いています。
テーラーメイド オリジナルワン ミニドライバーの使い方
ドライバーに自信が無い人、ドライバーが苦手な人に向いているクラブです。3番ウッドとドライバーの中間的な存在のクラブとなり、2番ウッドに近いイメージとなります。
- ドライバーの代替
- 3番ウッドの代替
- 狭いホールのティーショット
- ドライバーが暴れてしまったときに使う
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