
ゼクシオ11ドライバー試打・評価レポート
2023/03/25更新
ゼクシオイレブンドライバーが届きましたので試打しました。試打した感想、レポートを紹介します。
試打したスペック

フレックスRを試打しました。クラブ総重量は約280グラムです。
かなりの軽量クラブです。
- ロフト角:10.5度
- シャフト:MP1100カーボン
- フレックス:R
ゼクシオ11ドライバー試打動画
高弾道が打ちやすい
1発目を打ってみて感じたのが高弾道が簡単に打てるという点です。また、今までのゼクシオドライバーの中でもヘッドは軽い方だと感じました。ヘッドは軽いのですが、ヘッド後方に配置されたウェイトが効いており、ヘッド後方から押すかのような加速があり、慣性モーメントが高いです。重心深度も深い印象があります。故に高弾道が打ちやすいです。
高弾道が打ちやすいので、いつも高い弾道が打てる人はロフト角9.5度の方が良いです。
ヘッド形状はシャロー
ヘッド形状は今まで通りシャロー形状となっており、フェースも高さがありませんので、ボールのティーアップは今まで通り低めでフェースの芯で打てます。
シャフトは45.75インチ
ややシャフトが長く感じましたが、45.75インチです。というよりも実測46インチありそうなくらい長く感じました。
試打したドライバーはロフト角10.5度なのですが、実際は11度くらいありそうな感じがします。それくらいロフト角が大きい感じがしました。
ゼクシオイレブンドライバーはカウンターバランス
今回、WEIGHT PLUS という新しいテクノロジーが搭載されてます。これは、シャフトのグリップエンド側にウェイトを配置して、手元側に重心を置き、手元を引き付けて打てるという仕組みです。簡単にいってしまえば、カウンターバランスとなってます。
カウンターバランスとなっているので、今までのように手元を意識して、腕を振ると、ナイスショットしません。全くドライバーヘッドが加速しません。手元を引き付けて、手元の小さな動きと小さな回転で、ヘッド側を大きく動かすイメージを持つと打ちやすいです。これは、ちょっと慣れる必要があるかと思います。
私も実際に打ってみて数発は慣れてないのでミスショットしました。振り方に慣れてしまえば、簡単にヘッドを走らせやすいです。
カウンターバランスに慣れる必要がある
ゼクシオ11ドライバーを打ってみて気付いたのは、カウンターバランスのドライバーに慣れる必要があるという点です。手元側に重心が置かれてるドライバーを打つのは、今まで通りには打ち難いということもあり、はじめはミスショット連発するかもしれませんので、注意してください。
中調子のシャフト、先中調子のシャフトのようにシャフトの中間部分や先端が撓る感じではないので、スイングリズム、スイングバランスが合わせ難いです。
ヘッドは今まで通り青色
ヘッドクラウンの色は、今まで通り青色です。ゼクシオらしいカラーリングです。別に青色じゃなくても良いのではと思うのですが、この色彩が既にブランディングされつつありますし、伝統的なゼクシオという感じがします。
フックフェースが入ってる
前作同様にフックフェースが入ってます。フックフェースを入れることでボールの捕まりを向上させようとしているのだろうと思いますが、逆にスライスしやすい感じがしました。フックフェースはもともとフェースが左を向いているので、インパクト時の衝撃でフェースが開く方向に動くことでスライス回転が発生しやすいのだろうと思います。
スイートエリアが広い
フェース面は、最新構造のフラットカップフェースです。バルジもロールも無い平面なフェース面です。ゼクシオ独自のカップフェースを採用しており打点がズレても強い反発で打てる構造です。たしかに今までのゼクシオドライバーよりもスイートエリアが広くなっているのを感じます。
STAR FRAME構造
フラットカップフェースと併せて、STAR FRAME構造という新しいテクノロジーも採用されてます。ソールとクラウンを肉薄化してヘッドを軽量化しながら、打点がズレても強い反発力が得られる剛性を維持してる反発力の関係性が星形のようになっており、STAR FRAMEと名付けられたのでしょう。
MP1100カーボンシャフトのスペック
フレックス | シャフト重さ | トルク | クラブ総重量 | バランス |
S | 42 | 6.4 | 285 | D3 |
SR | 40 | 6.4 | 283 | D3 |
R | 37 | 6.5 | 280 | D3 |
ゼクシオイレブンドライバー購入
中古で35,000円前後くらいの価格で販売されてます。