
不得意なことがあると補うための得意技がつくられる
中部銀次郎さんのわかったと思うな242ページに書かれていることなのですが。あなたはどうしてアプローチが下手なんですか?と聞かれた有名なプレーヤーが、グリーンを外す回数が少ないからと答えたとのこと。
いつもパーオンできるのであれば、アプローチをする機会が無いので、下手になるということだろうと書かれています。グリーンを外す回数が少ないから、アプローチをしなくても良いということでしょうね。アプローチを必要とする機会が少ないから、あまり練習をしてないのかもしれません。
これは、考え方を変えてみると、不得意な部分、うまくできないことがあると、それを補うための小技が磨かれると、言い替えることができると感じました。
アインショットが下手くそだから
例えば、私なんてバンカーは好きじゃないのですが、意外と得意だったりします。それは、きっとアイアンショットが下手だからだと思います。オーバーしたり、ショートしてしまったり、狙いが少し左にいってしまったり。そして、バンカーにつかまってしまいます。それか、ボールの手前でダフらせるのが得意なので、バンカーも得意になったのかもしれません。
バンカーでダフらせるというのは、少し意味合いが違いますが、ボールの手前からウェッジを入れていくというのは、どうしてもダフらせているというイメージがあります。
アインショットが下手だか、バンカーにいつもつかまる、バンカー脱出がうまくなる。アイアンでダフってばかりだから、バンカーでウェッジを砂に潜らせるのがうまくなる。
そんな風に感じました。
自分のウィークポイントをグッドポイントとして考えることができるので、ポジティブになれますし、不得意なことがあると、それを補うための得意技がつくられるんだということが判ってきました。逆に得意なことが多いと、不得意なことも増えるということになるのかもしれません。
得意と不得意は表裏一体
飛ばない人は何か強みを持っていると言われます。飛ばないけど、パター、アプローチなどのショートゲームが抜群にうまいこともあります。アイアンの精度が悪い人も何か強みを持っていることもあります。アイアンの精度が悪いので、グリーンこぼしてばかりなので、アプローチがうまくなるだろうし、バンカーも得意になるかもしれません。
何か不得意がある場合は、どこかで不得意を補うための得意技があるような気がします。飛ばない人もアイアンの精度が悪い人も、共通して言えるのは、ショートゲームを磨くという点でしょうね。ショートゲームは武器、ショートゲームでスコアをまとめる、ゴルフはアプローチとパターが大切だという理由もなんとなくわかってきます。
得意じゃないことをしようとすると・・・私は飛ばないので、無理して飛ばそうとすると、ボールが曲がる、傾斜などの難しいライからのセカンドショットとなり、グリーンを狙うことができずに、少し前進させつつも出すだけで、結局は3打目のアプローチが必要となってしまいますから、ゴルフというスポーツのなかで普遍的に必要となるは、やはりショートゲームなんでしょうね。
ショートゲームも、それほど得意じゃないので、しっかりと練習します。
日々、精進
がんばります