2022/12/23更新

本間ゴルフのニューモデル、ツアーワールド XP-1 ドライバーを試打しましたので、レビューを紹介します。T//WORLDと書いてツアーワールドと読みます。

 

T//WORLD XP-1ドライバー 試打したスペック

試打したスペックは以下の通りとなります。
すこし頼りない感じがしますが、実際に打ってみるとなかなか良い感じで打てました。

T//WORLD XP-1ドライバー最新テクノロジー

• カーボン素材を使用したヘッド
• シャロー形状のヘッド
• ソールの大きなスリット
• クラウン側に３本のリブ
• ソール側に２本のリブ
• 約15グラムのインナーウェイト
• TW747ドライバーよりも重心角＋3.5度、フェースアングル＋2.5度
• スパインを6時方向に設定
• ライ角、ロフト角の調整可能

 

本間ゴルフ T//WORLD XP-1 ドライバー 試打動画

 

実際に打ってみた感想

実際に打ってみると、打感、打音に関しては、ビジールというよりは、ゼクシオテンドライバーに近い感じがしました。

構えてみると、フェースはスクエアとなっており、飛球線に向けて構えやすくなっています。フックフェースではありませんので、ヘッドを置いた時に真っ直ぐフェース面を合わせやすくなってますヘッド形状はシャローというか、ヘッド後方が少し三角形になっているような感じとなってます。違和感はありません。

VIZARD43シャフトのスペックを確認すると、42.5グラム、トルク6.8となっており、少し不安でしたが、実際に打ってみると安定した軌道で打つことができます。

微短ということでしたが、あまり短さは感じませんでした。
従来のドライバーと同じくらいの長さとなっています。

 

ソールのスリット

本間ゴルフとは思えない大体なスリットが入ってます。このスリットを見て思い出したのは、テーラーメイドグローレGドライバーです。グローレGも大きなスリットを設けて、打点ズレに対応してました。XP-1ドライバーもスリットを設けており、このスリットの影響なのか、フェース下部でヒットしたときのスピン量過多が抑えられているように感じました。

フェース面のどこで打っても、ある程度の反発力が得られるし、無駄にバックスピン量が増えるような感じではありませんでした。そういったことから、低スピンなドライバーであると言えるかと思います。

また、XP-1 ドライバーのソール側全体は、タイトリストのスピードシャーシに似たような雰囲気を感じました。ドライバーヘッドのボディ全体で弾きを良くしているイメージです。

 

大き目の重心角（重心アングル）

XP-1ドライバーは、ツアーワールドに分類されるということから、TW747ドライバーと比べて、重心角が大きくなっており、ボールの捕まりが良くなっているとのことです。ビジールのように強烈な重心角（重心アングル）が入っているようには感じませんでした。が、約15グラムのインナーウェイトが配置されており、その影響により、ヘッドローテーションしやすくなっているようです。簡単に言ってしまえば、TW747よりもドローバイアスが強く入ってます。

シャフト運動との相性

XP-1ドライバーは、ツアーワールドに分類されるということから、TW747ドライバーと比べて、重心角が大きくなっており、ボールの捕まりが良くなっているとのことです。ビジールのように強烈な重心角（重心アングル）が入っているようには感じませんでした。が、約15グラムのインナーウェイトが配置されており、その影響により、ヘッドローテーションしやすくなっているようです。簡単に言ってしまえば、TW747よりもドローバイアスが強く入ってます。

低重心でシャロー形状のヘッド

ヘッドにカーボン素材を使用しており、ヘッドが軽量化され、余剰重量を活かして低重心化が図られてます。打ってみると、いきなり高弾道が打てます。高弾道過ぎて、飛距離を損してる感じがするので、もともと高い弾道が打てる人は、ロフト角を9.5度にした方が良いです。

 

VIZARD 43 シャフトスペック

キックポイントは、先中調子となってます。

フレックス	シャフト重さ	トルク	クラブ総重量	バランス
S	46.5	6.5	292	D1.5
SR	44.5	6.65	290	D1.0
R	42.5	6.8	285	D1.0

 

T//WORLD XP-1ドライバー 向いてるゴルファー

ヘッドスピードが遅いけど、飛距離アップしたいゴルファー、今以上にミート率を高めたというゴルファーにオススメできるドライバーです。ぶっちゃけ、ぶっ飛びドライバーではありませんが、安定したショットが打てます。

 

T//WORLD XP-1ドライバー 中古