テーラーメイド スパイダー ミニ | Spider MINI
テーラーメイド スパイダー ミニ

今までのスパイダーでは、ヘッドが大きすぎて構え難い、慣性モーメントが高すぎて、とりあえずタッチが強くなってしまうという人にピッタリなのが、スパイダーミニです。スパイダーだけの話ではないのですが、他メーカーのパターも総じて慣性モーメントが高くなってます。ヘッドが効いてるし、地味にスイートエリアが広がって、フェースでボールを弾く感じのするパターが増えてきています。
となると、ヘッドをスクエアに保てないゴルファーには向いていますが、ソフトタッチでジャストタッチを好むゴルファーには転がり過ぎてしまいます。ということから、スパイダーミニはヘッドが小さくて操作性を向上させたパターです。
ヘッドが小型化されただけではなく、サイトラインがT字となり、ターゲットを狙いやすく、スクエアにフェース面を合わせられるようになりました。ヘッドが小型になったので、操作性があがっています。高慣性モーメントだけに頼る、単純なパターではないということです。トゥ側、ヒール側にウェイトが配置されています。
ソールのウェイト
また、ソールのヘッド後方に固定式ウェイト(2.5グラム)が取り付けられています。これにより、ヘッドが小さくなっても、高い慣性モーメントを維持できるようになっています。ヘッドラインナップは、2種類あります。
従来のスパイダーと比べて15%ヘッドが小さい
従来のスパイダー パターと比較して、約15%程度ヘッドが小さくなっています。コンパクトになっているので、操作性が向上しており、ゴルファーの慣性を活かした、パッティング・ストロークが実現できます。

写真:テーラーメイドゴルフ
スパイダー ミニ ツアーレッド
スパイダー ミニ ダイアモンドシルバ
スペック
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
長さ | 33インチ / 34インチ |
シャフト | ダブルベンド |
グリップ | Super Stroke Pistol GTR 1.0 WH-BK-RD (径58 / 82.5g) |
ドライバーとパターは似ている
ドライバーは、ゴルフクラブの中で最も飛距離が出せるクラブであり、そのホールの第一打目で使うことが殆どです。第一打目がうまく打てなければ、スコアがまとまりません。OBしたり、ミスして左へ引っかけてしまって、フェアウェイにボールを運ぶことができないと、次のショットが難しくなってしまいます。ですから、第一打目のティーショット、ドライバーショットがしっかりと打てないとスコアは作れないということになります。
そして、パターも似た様なことが言えます。パターはグリーン上で使うためのクラブであり、ボールをカップインさせるためのクラブです。ゴルフの最終目標は少ない打数でカップインさせることですから、しっかりとしたストロークができなければ、カップインができません。となると、スコアをつくることができなくなってしまいます。
飛距離を出すためのドライバー、第一打目に使うドライバー
グリーン上で使うパター、カップインさせるパター
ドライバーとパターは、クラブの機能は違うものの、実はどちらも大切です。
そして、どちらもスコアに直結していると言えます。
ドライバーの200ヤードオーバーのショットも1打。1メートル弱のパッティングも1打。ならば、1メートル弱を克服した方がスコアがまとまることもあります。新しいパターで、スクエアに、真っ直ぐなストロークで、パット数を減らしましょう。