テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー USモデル
2022/12/20更新
M2 D-TYPE ドライバーは2017年のUSモデルです。少し古いドライバーですが、とても捉まりが良くて弾きの良いドライバーです。中古市場では、3万円以内で購入できるようになってきたのでお勧めです!
テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー USモデル
こちらで紹介するテーラーメイドM2 D-TYPEドライバーは、USモデルとなっています。従来のM2ドライバーは、お世辞にも捉まりが良いとは言えません。そして、M2 D-TYPEドライバーは、捉まりの良さを実現したドライバーです。ドローバイアスが入っており、捉まり重視となっています。若干、フックフェース気味となっており、構え難さを感じるかもしれませんが、捉まりはとても良いです。兄弟モデルのM1ドライバーに比べて、重心は深めとなっており、捉まえて、高弾道で飛ばせるドライバーです。
スライスし難いM2 D-TYPE ドライバー
従来のM2ドライバーと違って、重心角が大きくなってますから、インパクトにかけては自然とヘッドローテーションしやすくなってます。つまり、ボールの捕まりが良くなっており、フック系のボールが打ちやすいです。意外と簡単にドローボールが打てます。これこそが、M2 D-TYPE ドライバーの最大のメリットとなります。
捉まってドローボールが打てる感覚は、Mグローレドライバーに似ています。
捉まえたボールを打ちやすいので、スライスに悩むゴルファーにオススメのドライバーです。ただ、USモデルのみとなっており、シャフトの選択が難しいので、注意してください。USモデルに装着されているシャフトは、硬くて、重めとなっていることがあります。
高弾道が打ちやすい
ヘッドの見た目的には意外とディープフェースとなっており、低スピンなボールが打ちやすいのですが、実際のところは超高弾道が打てるドライバーです。ロフト角10.5度では、ボールが上がり過ぎてしまう傾向があるかもしれません。だからといってロフト角9.5度にすると、今度はボールが上がり難く感じることもあります。
M2 D-TYPE ドライバー 動画
M2 D-TYPE ドライバー ヘッドクラウン
ヘッドクラウンにカーボンを使用しています。白黒のツートンカラーがカッコイイです!ビジュアル的にかなりイケてるドライバーです。2017年モデルのドライバーですが、飛び性能は今でも健在です。中古市場などでコスパ良く購入することができます。
M2 D-TYPE ドライバー フェース面
打音はけっこう甲高い金属音です。これは従来のM2ドライバーとは異なる打音です。カキーン!という甲高い金属音です。M2ドライバーは日本製でも、D-TYPEでも、どちらでも弾きが良いです。
D-TYPEのドローバイアスでスライスを減らして飛ばす
M2 D-TYPE ドライバーが登場した当時はスライス回転を減らすことができれば、約15ヤードくらいは飛距離アップができるとテーラーメイドは紹介文書を発表していました。スライスが減らせれば飛ぶというのは、一理あります。とくにヘッドスピードが遅いゴルファーこそ、飛ばそうと思って、カット打ちになってしまい大きなスライスを打ってしまい、ドライバーの飛距離が180ヤードくらいというのはよくある話しです。
D-TYPE ドライバーは、スライスを減らして飛ばせるドライバーです。
テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー 基本スペック
- ヘッド体積:460cc
- 選べるロフト角:9.5度、10.5度、12度
- 長さ:45.75インチ
- ライ角:スタンダードポジションで58度(可変式:57~61度)
装着可能シャフト
USモデルなので新品で購入する場合は以下のどちらかのシャフトが装着されていました。Matrix MFS5 White Tie 55の方が重くて硬いですし、どちらかというとフレックスがエックスではないかと思うくらいに硬質です。
どちらもシャフトスペック詳細が公表されていません。
- Fujikura Pro XLR8 56
- Matrix MFS5 White Tie 55
日本製 M2 ドライバーのシャフト TM1-217 を装着する
M2 D-TYPE ドライバーに、日本製 M2 ドライバー 2017年モデルに装着されているシャフト TM1-217を装着して使っています。USモデルのシャフトは硬すぎ、重すぎで使えません。なので、日本製のTM1-217シャフトを装着しています。USモデルでもスリーブは互換性がありますので、色々と試してみることができます。
TM1-217シャフトは奇跡のシャフトと呼んでいます。シャフト重さ53グラムという軽めのシャフトなのに、トルクが少な目の4.6で先中調子なので、軽くて締まってるしヘッドを走らせられるというシャフトです。日本製M2ドライバーに標準装着されるシャフトなのですが、かなりお気に入りのシャフトです。
M2 D-TYPE ドライバーのリシャフト | TM1-217 を装着した場合
現在、M2 D-TYPE ドライバーに TM1-217 フレックスSを装着しています。グリップも日本純正を装着してます。
なので、シャフトの重さは53グラム、グリップが42グラムとなります。
シャフト重さ+グリップ重さ=合計95グラム。
M2 D-TYPE ドライバー のヘッド重さが約200グラムとなります。
クラブ総重量は、295グラムとなる計算です。
これが軽くてメチャクチャ振りやすいんです。TM1-217シャフトを装着すると、ヘッドスピード38m/sくらいでも意外と簡単に扱える感じです。しかも捉まりが良いので、ドローボールが打ちやすいです。本当にオススメできます。
TM1-217 シャフトスペック
中古の在庫をチェックしているとM2ドライバー(2017)のシャフトが装着された M2 D-TYPE もあります。これなら、普通のヘッドスピードのゴルファーでも扱えるはずです。スリーブは互換性があるので、装着が可能です。
フレックス | シャフト重さ | トルク |
S | 53 | 4.6 |
SR | 51 | 5.0 |
R | 48 | 5.2 |
純正グリップ:TM360ブラック / Green end Cap(径60/42グラム)
テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー USモデル 中古購入
テーラーメイド M2(2016)、M2(2017)、M2(D-TYPE)の違い
M2ドライバーは、USモデルを含めると3つのヘッドがあります。M2ドライバー2016年モデル、2017年モデル、M2 D-TYPE モデルの3つがあります。それぞれの特長をまとめましたので、参考にしてください。
– | M2(2016) | M2(2017) | M2(D-TYPE) |
捉まり | 捉まりが抑えられている フェードが打ちやすい |
2016年モデルよりは捉まりが良い スライス減らせるほどではない |
捉まりが良い スライス減らせる ドローボールが打ちやすい |
バックスピン量 | とても少ない | 少ない | 少ない |
高弾道の打ちやすさ | バックスピン量が少なくて ボールが上がり難くいことも |
高弾道が打ちやすい | 高弾道が打ちやすい |
フェースの弾き感 | 弾きが良い | とても弾きが良い | とても弾きが良い 甲高い金属音で弾き感がある |
扱いやすさ・難易度 | 難しい | 優しく打てる | 優しく打てる |
比較すると判るのですが、もっともオススメできるのは、M2 D-TYPE ドライバー、M2 ドライバー 2017年モデル、M2 ドライバー 2016年モデル の順番となります。M2 D-TYPE の場合、USモデルなのでなかなか入手が難しいかもしれませんが、中古で探せば質の良いモデルがまだあります。
M2 D-TYPE ドライバーは2017年モデルです。少し古いドライバーですが、フェースの弾きは最高です。また、日本国内で発売されていた M2ドライバー 2017年モデル(TM1-217装着)に関してもフェースの弾きが良いですし、純正シャフトとヘッドの相性がめちゃくちゃ良くて、フレックスSでもかなり振りやすいです。
短尺ドライバーを組み立てる
M2 D-TYPE ドライバーを含めて、テーラーメイドのスリーブは共通で使えます。なので、スリーブ付きの短尺用シャフトを装着
すれば、短尺ドライバーが完成します。実際に、M6 D-TYPE ドライバーを短尺化しましたので、その時の内容は、自分で組み立てる短尺ドライバー | M6 D-TYPE ドライバー 短尺モデル という記事で書いてます。
ドライバーを変えると打ち方が変わりますし、気持ちも変わりますし、飛距離アップの可能性が高まります。飛ばせるドライバーを見つけられればスコアアップも目指せるはずです。
日々、精進
がんばります