スリクソン ZX5 Mk II ドライバー 試打
スリクソン ZX5 Mk II ドライバー 試打
スリクソンの最新ドライバーを打たせてもらいましたので、感想を書きます。

- ロフト角:9.5度
- 装着シャフト:Diamana ZX-II 50(S)
1発打ってみて感じたのは、思いのほかボールスピードが出るということです。
大きな撓みと高い剛性で反発性能が向上した REBOUND FRAME MkII の影響だからでしょうか、ボールスピードはけっこう出てる感じがしました。ヘッド後方にウェイトが取り付けられていることから、重心深度は深くて、慣性モーメント高めです。なので、ややバックスピンが入りやすいですが、ヘッド後方からボールを打つエネルギーが強くなりますので、ヘッドがスクエアに戻りやすい感覚がありました。

ボールの捕まりはシャフトとの相性もありますが、ドローバイアスが入ってる感じではありません。ストレートボールに近いフェードボールが打てます。曲がらないフェードボールと表現しても良いかもしれません。やはりアスリート向けのドライバーですから、フック系のミスを減らすための工夫が取り入れられてる感じがしました。

ヘッドはマットな黒色で陽の光の反射が抑えられるし、とても構えやすいです。落ち着いた雰囲気がありますし、黒色なので引き締まって見えるのでヘッドが小さく見えて、コントロールのし易さを感じます。

打感と打音
ヘッドクラウンの撓みは、そんなに感じませんでしたが、ボールが食いついてる感じがしましたの。それが撓みの効果なのかもしれません。本当はボールが食いつくことはあり得ないと思いますし、弾いてるはずなんですが、打感は食いつき感があり心地よさがあります。
ヘッドはフルチタンで作られてるとのことで、心地よい打音がしました。
弾道の高さ
インパクト瞬間から、直ぐに高めの弾道が打てますので、ロフト角は9.5度の方が良いかもしれません。
いきなり高弾道が打てるというのは、ゼクシオに似てます。
打感、打音もどちらかというとゼクシオに近いイメージがありました。
シャフトとの相性
Diamana ZX-II 50 スペックフレックス | S | SR | R |
シャフト重さ | 49 | 47 | 45.5 |
トルク | 5.8 | 5.9 | 6.0 |
スリクソン ZX5 Mk II ドライバー 総括
ぶっちゃけ、ぶっ飛び系のドライバーではありませんが、安定した弾道高さ、安定したスピン量、安定したストレートボールが打てるドライバーであると感じました。
スリクソン ZX5 Mk II ドライバーが向いてる人
- 優しく高弾道が打ちたい人
- 曲がらないフェードボールを打ちたい人
- 今までスリクソンを使ってきた人
スリクソン ZX5 Mk II ドライバー 購入