スリクソン 昔のドライバー | Z-TX、ZR800、WR
2022/12/25更新
SRIXON スリクソン Z-TX ドライバー初代
捉まり抑えてフェードが打てるモデル

写真:GDOギアカタログ
松山秀樹選手がSRIXONスリクソンの昔のドライバーZR-30を使っていたことは誰もが知っていることだと思います。ですが、私がSRIXONスリクソンのZ-TXドライバーを使っていることは、誰も知りません。当たり前ですね。
やはり、SRIXONスリクソンのドライバーは好きですね。自分に合っているような感じがします。構えたときにはフェイスがスクエアとなります。そのまま打つと大半は右へ少し曲がっていきます。しっかりとフェイスを返すということが出来なければスライスとなってしまいます。
ですので、アドレスをするときにフェイス面を少し左に向けて構えると、捕まった弾道を打つことができます。構えた時に自分でフェイス面をフックフェイスにして打っています。ちょっとした操作ができるだけでも、使いこなしている感があり、自己満足に浸ることができます。もちろん、飛距離は最近の新しいドライバーの方が飛ぶでしょうが、打感、打音、振りやすさは最高です。フェイスのどの辺りにボールがヒットしたかが判りやすいです。


また、打音も心地よい金属音がします。練習中に撮った写真で申し訳ないです。わたしが使っているのはSRIXONスリクソンZ-TX初代です。Z-TXドライバーは2種類ありますので注意してください。Z-TXドライバー初代は2009年モデルです。Z-TXドライバーNEWは2010年モデルでソールにはウェイトが配置されています。Z-TXドライバー初代は、なんとなく、なんとなくですが、構えるとゼクシオの雰囲気が漂っています。
今までは、ZR-600、ZR-800、ZR-30という頭文字にZRでしたが、ZT-Xに変わったというときでした。今では、Zが引き継がれて新しいモデルも発表されていますね。最新モデルのドライバーばかりではなく、ちょっと古くて格安になりつつあるドライバーでも、すばらしいドライバーはありますので、ぜひ自分にぴったりなドライバーが見つかるとよいですね。
シャフトは、SV-3020J T-65、SV-3020J T-55 2種類あります。私はSV-3020J T-55 フレックスRです。最近の新しいモデルのドライバーに比べると、純正シャフトといえども、かなりハードな感じとなっているのがスリクソンらしさを感じます。
- ヘッド体積:460cm3
- ロフト角:8.5、9.5、10.5
- 純正シャフト:SV-3020J T-65、SV-3020J T-55
- 長さ:45.25インチ
SV-3020J T-65 スペック
フレックス | トルク | シャフト重さ |
X | 3.0 | 67 |
S | 3.0 | 66 |
SR | 3.1 | 64 |
SV-3020J T-55 スペック
ヘッドスピードが速くない人、一般的なパワーの人は、こちらのシャフトを選んで間違いありません。私のヘッドスピード42m/sくらいで、フレックスRを使ってます。
フレックス | トルク | シャフト重さ |
S | 3.7 | 57 |
SR | 3.8 | 55 |
Z-TX ドライバー 購入
古いモデルですが中古ならば、まだ在庫があります。
SRIXON スリクソン ZR-800
ZRシリーズの中でも優しいモデル

写真:GDOギアカタログ
松山英樹選手が、スリクソンのZR-30という昔のドライバーを使っていたということは誰もが知っています。私が、スリクソンのZR-800という昔のドライバーを使っていることは誰も知りません。当たり前ですけどね。ヘッドカバーがカッコいいんですよ。8年近くも前のドライバーとは思えない斬新さがあります。結局ドライバーは、ヘッド体積は460CC、シャフトの長さも決まっているということで、ルールが改定されてからは、もう飛距離に関しては限界なのかもしれませんね。ちなみにSRIXONスリクソンのZR-30というドライバーは、当時は低スピンなドライバーでした。昨今、もてはやされている低スピンのドライバーを既に8年ほど前に作り出していたということです。それは、かなりすばらしいことです。
ZR-800ドライバーのソールはガンダムのようだと言われていました。立体的なソールが印象的ですね。しかし、古いドライバーの方が打感は良いし、打音も良いし、なんとなくフェイスのどこにボールがヒットしたのか感覚が分かりやすいですねー。基本的にSRIXONスリクソンのドライバーはフェイス面がスクエアになっていますので、普通に構えると少し開いているように見えます。左にひっかけるのを防ぐためかもしれませんね。スクエアに構えて、そのまま打つと少しスライスします。
その人のスイングによって異なるかもしれませんが、アウトサイドから入ればフェード気味の弾道になります。ですので、私はアドレスをするときには、フェイス面を少しフックフェイス気味にして、フェイスの真ん中ではなく先の方にボールがヒットするようなイメージで打っています。

自分でフェイス面を左に向けて、フックにして打つという、自分で操作をしている感じがSRIXONらしいという感じがしますね。芯で捕らえられたときのフェイスにボールが食いつくような打感は最高ですね。最近のドライバーは最初からフックフェイスになっていますので、自分でフェイス面を左に向ける動作は必要ないです。そして、ZR-800は最近のドライバーと比べてスピン量が多いからなのか、フェイスを左に向けて、フックフェイスにして打つとドローが打ちやすいですし、ボールを上げ易いです。色々と操作がしやすいドライバーだと思います。結果的には飛距離が伸びます。
が、SRIXONスリクソンは、ぶっ飛び系のドライバーではありませんので、誤解のないように。SRIXONスリクソンZR-800ドライバーは昔のモデルですが、名器ですので中古でも品数が少ないので、欲しいと思ったら購入したほうが良いです。シャフトは後から差し替えれば良いですからね。
- ヘッド体積:460cm3
- ロフト角:8.5、9.5、10.5
- 純正シャフト:SV-3012J T-65、SV-3012J T-55
- 長さ:45インチ
SV-3012J T-65 スペック
フレックス | トルク | シャフト重さ |
X | 3.0 | 67 |
S | 3.1 | 65 |
SR | 3.2 | 63 |
SV-3012J T-55
フレックス | トルク | シャフト重さ |
S | 3.7 | 57 |
SR | 3.8 | 55 |
ZR-800 ドライバー購入
SRIXON スリクソン WRドライバー
シャフトが短くて振りやすいモデル

写真:GDOギアカタログ
ドライバーが不調になったときに使うのが、WRドライバーです。シャフトが短くて構えやすくて、振りやすいので、ドライバーショットのチェックに向いてます。
スリクソンのWRドライバーは、シャフトが短くて打ちやすいのです。シャフトが短い分、飛距離は少し落ちますが、まずまずの弾道で飛んでくれます。少し古いドライバーなので、最近のドライバーと比べるとスピン量が多いです。スライスが、かかると直角に曲がってしまうほどです。ですが、スピン量が多いのでボールの高さも出ますし、気持ちよく打つことが出来ます。ぶっ飛び系のドライバーではないので、最近の新しいモデルのドライバーには飛距離は負けてしまいますが、自分が想い描いた弾道を打ちやすいです。SRIXONWRドライバーはクラブの長さが44.75インチ。構えてみるともっと短く感じます。ヘッド体積は実測454ccです。見た目的には、もうすこし小ぶりな感じがします。

シャフトはオリジナルのままSV-3011Jです。私が使っているスリクソンWRドライバーはロフト10.5°シャフトのフレックスはRです。リアルロフトは12°くらいはあるんじゃないかと思います。かなり高い弾道が出ますからね。スリクソンWRドライバーは古いドライバーなので、中古でしか購入が出来ません。当たり前ですが。中古で購入する場合には、ポイントとしてはヘッドのキズ有無、シャフトのキズ有無を確認した方が良いです。そして、グリップは出来る限りオリジナルのグリップが装着されているものを選ぶと良いです。グリップが取り替えられている場合は、それなりの理由があるとは思うのです。グリップが磨耗してしまったとか、またはバランスを変えたりということを考えてグリップを変更していることもあります。
ですが、グリップ変更をした経緯なんて中古クラブを購入する時には知る余地もありません。私は、以前にグリップが変更されているドライバーを購入して失敗したなと思ったことがありましたから、グリップは出来る限りオリジナルのグリップが装着されているものを選ぶようにしています。そして、グリップが磨耗していたりしたら、自分でグリップを交換するようにしています。自分の考えでグリップを交換したほうがクラブの全体的なバランスも自分に合わせることが出来ますからね。たまには、練習場でドライバーだけを振りまくるということもしないと、身体がなまってきてしまいますね。振り続けることで、気づきが得られることもありますから。
- ヘッド体積:460cm3
- ロフト角:9.5、10.5、11.5
- 純正シャフト:SV-3011J
- 長さ:44.75インチ
SV-3011J スペック
フレックス | トルク | シャフト重さ |
S | 4.7 | 58 |
R | 4.9 | 56 |
スリクソンの古いモデルのドライバー
スリクソンのドライバーは、名器が多いです。古いモデルも中古市場には多くあります。上で紹介したドライバーは、概ね5,000円前後で購入できます。価格安くて、古いけど、飛び性能が衰える訳ではありません。ただ、シャフトは劣化している可能性は十分にありますので、注意が必要です。
古くても良いドライバーはあります。とくにスリクソンは名器が多いので、中古で格安なモデルを見つけてゲットしてみるのも良いと思います。昔のドライバーを振り返ってみると、最近の新しいモデルよりも個性があるな~と思います。また、難しいモデルが多かったイメージがあります。わざと難しいクラブを使う意味なんて無いんですけどね。なんとも不毛なことをしてたなと思います。
日々、精進
がんばります