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谷超えのショートホール | 目に見えない影響と罠

穏やかな快晴のゴルフ日和。
ゴルフのお誘いを受けました。

友人がメンバーとなっているホームコースでは、PAR3の全てが谷超えとなっており、少し珍しいゴルフ場です。その谷というのも、かなり深い谷となっており、ショットを終えたら、ティーグランドからグリーンまでは、カートが谷を越えるための橋を渡ります。

グリーンエッジまでの距離はそれほどありません。140ヤード程度です。グリーンの左右にはバンカーがあります。谷を越すことが出来なければ、OBとなり前進4打となってしまいます。PAR3で前進4打はけっこう痛いですし、致命的なダメージを受けてしまいます。

そして、ティーグランドには親切にグリーンエッジまでの距離ではなくて、ピンまでの距離が明記されています。 ピンまで134ヤードと小さな表記看板。

グリーンエッジまでが140ヤード、ピンまでが134ヤード。状況としてはティーグランドから谷を超えた向こう岸までは打ち下ろしでもなく、水平となっている状況であれば、通常であれば8番アイアンか7番アイアンで打つだろうと思います。谷の幅は100ヤードくらいです。通常というのが、何を基準にして通常なのかが難しいところですが、一般的な男性の身体能力であれば、8番アイアンか7番アイアンであれば、十分に谷を超えられると思いますし、ミスショットをしたり、当たりが悪くても谷を越えるくらいは飛んでくれるはずです。

ですが、それが、なかなか谷を越すことが難しいのです。

 

7番アイアンで打った私は、距離が足らずにボールは谷底へ落ちてしまいまいした。7番アイアンで打って、谷に落ちてしまうということは、7番アイアンの飛距離が足らなかったということになりますし、7番アイアンで120ヤードも飛んでいないかもしれません。谷越えですので、少し大きくても良いかなと思って7番アイアンで打ったのですが、ボールは谷に落ちてしまい巻いた。どんなにミスショットをしても、ダフったとしても7番アイアンであれば100ヤード以上は飛ぶはずです。でも100ヤード以上飛んでいないからボールは谷底へ落ちたわけです。

おかしい・・・。

自分の飛距離が落ちたのか、それほど悪いショットではなかったのに、おかしいと思っていました。同伴者である、このゴルフ場のメンバーの友人が一言、谷の上には風が巻いているかもしれないとのこと。そして、彼は6番アイアンでショットをしていました。概ねグリーンセンターにボールを載せていました。6番アイアンで130ヤードを打つ・・・ゴルフとは深いですね。

結局、私は前進4打で、寄せて1パットのダブルボギー 5点。

種明かしとしては、谷間には風が巻いているということでした。

谷超えのPAR3、ティーグランドからピンまで134ヤード、それだけの情報を鵜呑みにしていたというのは、なんとも愚かなことだと後から思いました。風があるのか無いのかを確認していませんでした。ですが、グリーンに立てられたフラッグは揺れていませんでした。しかも快晴だったから天気が良いということが頭にインプットされてしまっていたということもあります。

日本のゴルフ場は山間に作られていることが多いです。風の通り道となっているのが山と山の間だったり、谷だったりしますし、山の斜面にぶつかった風が渦を巻いていることもありますし、風が無いように見えても谷間では空気が圧縮されて風になることもあるらしい。そんなこと、全く考えていませんでした。

ティーグランドに立って、谷を超えること、そしてピンまでの距離のみを考えて、クラブ選択をしていました。もっと周りの木々を見て、枝が揺れていないなどを確認するべきだっただろうし、谷を少し除けば谷の壁に生えている草木は風に吹かれて揺れている。谷の上には風が吹いていることが、一目瞭然。

距離はそれほどないPAR3、短めのクラブを振れば、谷を超えるだろうという安易な考えを持ってしまうというトラップがあったということです。

自分の目で見て確認をしたことよりも、自分の目には見えないけど、ゴルフショットに影響をすることを感じるとるということの大切さを痛感しました。そして、ゴルフ場というのは、当たり前の事なのですが自然の中にあります。ゴルフは自然との戦い、自然との調和とも言います。そういったことを全く考えていなかったことが、自分のゴルフスコアを大きく悪化させる要因になったのかもしれませんね。

自分の目には見えない、ゴルフに影響をすること・・・これを探して解決するということも必要なのだということが勉強できたラウンドとなりました。

日々、精進
がんばります

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ゴルフは哲学だと捉えて、様々な考え方、理論を学びながらゴルフ上達を目指しています。
読むゴルフを目指してブログを書いています。