
マスターズ王者 セルヒオ・ガルシアのセッティング
2017年マスターズで優勝した、セルヒオ・ガルシアのセッティングが紹介されていましたのでシェアします。最終日でスコアを縮めてきて、プレーオフにもつれこみましたが、見事に優勝しました。
テーラーメイド所属ですから、基本的にはテーラーメイドのゴルフクラブ、パター、ボールとなっています。ドライバーのシャフト Kage Silver Dual Core TiNi は、海外では人気があるようですね。日本国内ではKUROKAGE XT、KUROKAGE XM が主流です。KUROKAGE SILVER の TiNi というのは、チタンニッケルを使用しており、剛性をアップさせているとのことです。USモデルのドライバーには、標準装着できる場合もあるとのことで、わざわざリシャフトしなくても良い? みたいですね。
The @TaylorMadeGolf gear Sergio Garcia used to win the Masters, including details on his Spider Tour Red mallet. https://t.co/bmJFaytCAm pic.twitter.com/nem05dnYmB
— Jonathan Wall (@jonathanrwall) 2017年4月10日
使用しているクラブを分解すると
ガルシアが使用しているクラブをパーツごとに分けると下の写真のようになります。たくさんのパーツがあります。ゴルフクラブという道具は、いくつかのパーツから成り立っていることを再認識させてくれます。
テーラーメイド M2 ドライバー 2017年モデル
2016年モデルと大差無さそうな2017年モデルですが、カーボン素材を多く使用して、ヘッドを軽くして更に低重心化が進んでいるようです。そして、M2ドライバーは重心が深くなっていますので、スイートエリアが拡大されて、ミスヒットに強い寛容性のあるドライバーとなっているようです。
スパイダー ツアー レッド パター
これは、ジェイソン・デイと同じモデルのようですね。ダスティン・ジョンソンは、このモデルの黒色を使用しているようです。イッツィ ビッツィ スパイダーのツアーモデルでしょうね。ヘッドの大きさからして慣性モーメントが高そうで、良いストロークができそうなイメージがします。
セルヒオ・ガルシアの飛距離・ミート率など
すごく飛ぶという感じではないイメージがあったのですが、平均で304ヤード飛ばしてきています。2017年マスターズでは、非常にコントロールされたティーショットをしていました。
- DRIVING DISTANCE : 304.2
- CLUB HEAD SPEED : 121.01
- SMASHFACTOR : 1.451
マイル表記をメートル毎秒に変換すると以下の通りとなります。
- ドライビングディスタンス平均 : 304.2
- ヘッドスピード : 54.09m/s
- ミート率平均 : 1.451
- ボーススピード : 78.48m/s
セルヒオ・ガルシアがマスターズ優勝、2位はジャスティン・ローズでした。二人ともテーラーメイドの選手ですから、これからテーラーメイドが注目されるかもしれませんね。タイガー・ウッズもテーラーメイドになりましたから、話題性は十分ですね。